結婚式で、その場を盛り上げたり、思い出作りとして余興を楽しみにする人は多いのではないでしょうか。
ただ、自分の結婚式での余興を友人に頼む場合は、そのタイミングや方法に気を付けておくべきポイントがいくつかあります。
結婚式の余興を友人に頼むタイミングや方法をいくつか挙げてみましょう。
なるべく早い段階で依頼する
余興を友人に頼む時は、招待状の発送をする前の段階でお願いしておいた方が、友人にとっても準備しやすいです。
ある程度前もって招待状は発送、もしくは手渡しするものの、そこから余興の内容を考えたり、準備したりするのに時間を要すこともあります。
場合によっては「時間が足りないから、これでいいか」と妥協されてしまうこともあります。
例えば友人が一人で余興する場合には、個人的な練習や準備で間に合うかもしれませんが、グループでの余興となれば、日程を合わせて練習したり、内容を細かく決めたりと、準備がかなり必要です。
友人の人数が多くなればなるほど、都合をつけることが簡単ではなくなってしまうため、できるだけ早い段階で依頼すると良いでしょう。
結婚式の日取りが決まった、場所が決まったという状態の中でお願いしても、早すぎるということはありません。
それだけ期間を設けることによって、こった余興を期待することもできるでしょう。
言える範囲で詳細を伝える
結婚式に招待する人数、式場、ステージの位置など、言える範囲内で余興をお願いする友人に伝えておいた方が良いかもしれません。
というのも、グループで余興をするとなった場合、激しく動き回るような余興、広さを必要とする余興、人数を把握したい余興というものも考えられるからです。
仮に動き回りながらダンスをする余興を考えていたのに、招待する人が多く、会場がいっぱいになりスペースに余裕がない。
あるいは、その場所がステージのない場所で、皆が集まって披露する場所がないなどの問題点が出てくることがあります。
中には「余興の内容がバレるから、あまり本人には聞きたくない」と、あえて詳細を聞かない友人もいるでしょう。
「動き回れるスペースある?」と確認してしまえば「あ、もしかしてダンス系の余興かな」と、お楽しみに欠けてしまうと思う人も。
だからこそあえて、頼む段階で、言える範囲の詳細を伝えておくと良いでしょう。
どの情報をどのように利用するかは、友人に任せる。
そうすると、余興する側も本人を当日まで期待させて楽しませることができ、また本人も何のヒントもない状態でワクワクして待てるというメリットが。
招待する人に詳細を伝えることで式自体の内容がバレてしまわぬよう、内容以外で教えてあげると良いでしょう。
直接足を運んでお願いするか、連絡を入れる
急に招待状に「当日は余興をお願いします」とだけ書いてあったら、頼まれた方も戸惑ってしまいます。
友人という関係にあり、余興をお願いする仲であるならば、近場の友人には直接会ってお願いする、それが無理であれば電話やLINEを使って直接連絡を入れると良いです。
間接的にお願いされるより、直接本人からお願いされた方が、友人としても嬉しく感じるもの。
それでいて、直接的にお願いされると「断りづらい」という状況も同時に作れます。
晴れの舞台である結婚式での余興を、直々に頼まれて断るということはなかなかしにくいものです。
「どうしてもこの人にお願いしたい」「お願いする人がこの人しかいない」という場合には、直接的にお願いすることがオススメです。
リクエストしても良し
もし「余興でこんなことをやって欲しい」というリクエストがあったら、友人に伝えてみても良いでしょう。
例えばその友人が歌う○○が好き、という細かなリクエストがあれば、そのままお願いしてみる。
友人もかえって、一から自分たちで余興の内容や方法を決めるより、リクエストされた方が「ありがたい」「それならやれそう」と思うことがあります。
「ワイワイと盛り上がるようなものが見たい」と言ってみたり「ステージがないから、VTRでの余興を作って欲しい」など、設定があれば伝えておくと良いです。
それに見合ったものを友人は考え練習し、当日期待通りの余興を見せてくれるでしょう。
ただ「お任せする」という信頼も見せることも大切です。
「こういうのをしてほしい」というお願いばかりになってしまわないよう「具体的なことは任せる」「これだけお願いしたいと思ってる」と限定的に伝えるというのも意識しておきたいところです。
結婚式の余興をお願いしてみよう
たまにとても凝っている、あるいは「相当練習しただろうな」と思えるような余興を目にすることがありますよね。
そう思える余興は、それなりに練習量があり、友人たちが必死になって作り上げた余興です。
準備する時間がなかったり、あまりにも少ない情報量だと、無難な余興でとどまってしまい、期待していた以上のものは見られないかもしれません。
余興を友人にお願いする時は、タイミングや方法をきちんと見極めて伝えると、自分の為にも友人の為にも良いものとなるでしょう。
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