恋人同士になったのなら、誰もが長続きさせたい気持ちになるでしょう。
しかし、現実はそう甘くはありません。
長続きさせるためには、時に努力や苦労をする事があります。
恋人と言っても価値観の違う1人の人間同士が歩み寄っている訳ですから、ケンカになってしまうのは自然な事ともいえます。
けれど出来れば避けたいですよね。
そこで今回は、ケンカを避けて長続きさせるためにはどうしたらいいのかをご紹介していきます。
我慢は日本人の美学だと考える
これは、相手に対して不満が出てきてしまった時の対処法とも言えるでしょう。
我慢を覚えることで、ケンカを避ける事ができます。
よく映画などでは自分のリーダーを一人の男が体を張り犠牲になって拷問を受け守るシーンがあります。
しかし、体がボロボロになって仲間の元に返ってきた時に仲間に「何があった?」と聞かれますが、その男は血だらけなのにも関わらず「何もなかった」と答えます。
もしここでこの男がこの事実を口にしてしまい自分はこんなに耐えた、こんなに頑張ったと自慢したらどうでしょうか。
すぐにケンカになってしまうでしょう。
これをカップルに置き換えてみましょう。
不満があっても耐え、衝動的に感情に流されぬよう我慢をします。
しかし、ここで大切なのは我慢するだけではないという事です。
その不満に対し相手が自分で気づき、改善できるように促してあげる事が重要です。
これをするには、自分の気持ちが相手より何倍も大人で、余裕がなくてはできません。
しかし、これができたら人としても成長できるはずです。
どこかで二人の折り合いをつける
男性と女性の脳はそもそも造りが違うので、本当の意味で分かり合うのは不可能だという考え方があります。
分かり合えない事もあるという事を理解していれば、どこかで折り合いをつける事ができるでしょう。
簡単に言えば、諦めも肝心という事です。
2人の考え方や価値観を全て同じにする必要はないですし、どちらかに合わせる必要もありません。
人にはこれだけは譲れないという物があるでしょう。
それがぶつかってしまった時に、ケンカをして対立をするのではなくそれぞれがその考え方を尊重すればいいのです。
日本人はどちらかというと、この尊重し合うということが苦手な人も少なくないでしょう。
どちらかが、どちらかに合わせることを意識しましょう。
昔であれば女性は男性に合わせて当然でした。
しかし今は違います。立場は平等です。
これが出来ないと、長続きは難しいでしょう。
定期的に二人で本音を話せる時間を作る
付き合い始めの頃はお互いに会いたいという気持ちも強く、特別時間を作る等しなくても問題無く会えたり、話したりできるでしょう。
ところがお互いの事が解ってきて、距離も縮まると安心感もプラスされます。
するとその先は相手に対する要望を出しやすくなります。
例えばもう少し会いたい、逆に仕事が忙しいから少しの間会えない、もっと優しくして欲しい等要望は様々です。
そこでその慣れた時期にケンカになりやすく、同時にお互いの事が解り始めているので、話さなくても解ってくれるだろうと無意識に考えてしまう事が多いのです。
時には良かれと思ってやった事が相手の負担だったりと、会話が少なくなり始めたこの時期は心のすれ違いもしやすいのです。
そこで効果的なのが定期的に話せる時間を作るという事です。
週末はほとんど会っているから問題無しと思う方もいるかもしれません。
しかしデートとは別の楽しいイベントとして提案する事が効果的です。
男女どちらかの提案でも良いのですが、ずっと仲良く付き合っていきたいから、お互いの勘違いが無い様にトーク曜日を作りたい、という感じで提案をします。
その時の話す事も二人で決めておきます。
近況報告は普段からしていると思いますから特別な事を話します。
お互いに対して不安に思った事と最近落ち込んだ事、この二つを題にしておくだけでケンカとなる前にお互いの心の隙間を埋める事が出来るでしょう。
相手の本音はどこにあるのか探る
カップルになると相手に心配させたくなくて、心とは裏腹な事を言ってしまう事も多いのではないでしょうか。
特に気を付けて頂きたい言葉は「大丈夫だよ」という言葉です。
この言葉の裏には色んな本音が隠されている事が多いのです。
それは相手に嘘をついているのでは無く、気遣いであったりほっといて欲しい場合も使われます。
特にカップルの場合によくあるこの大丈夫の裏の気持ちは、大丈夫と言っているしかし本当はそれでも自分を気にして欲しいという本音があったりします。
それが言葉良く言えばとても素直な方は見抜けず、だって大丈夫だって言ってたじゃい?という感じでケンカへと発展する事も少なくありません。
相手がこの様に自分からのサインを見抜けない幼稚さがある場合には、その部分だけは相手の高さになる事が、ケンカにならないカギとなります。
しかしながら、この何でもない一言を見抜けるかどうかというのは実はとても深い事で、お互いの価値観の差があるかどうかも感じてしまう事もあります。
もし、自分は素直で見抜けなくて心配だという場合には、その素直な所は長所な訳ですから、正面から不安を言葉にして伝えるという事が、とても大切です。
大好きな人が自分を心配していると知り、更に絆は深まる可能性もあります。
お互いの程よい距離感を見つけるとケンカになりにくい
カップルになると、より相手との距離を縮めたいと思う事はとても自然な事です。
しかしながらその縮めたい距離の差が出てしまうとケンカの原因となってしまいます。
例えば自分は1日置きに会いたいが、相手は週末だけ会いたい等という事も距離感の差がある一つです。
ただ、カップルになる位ですからこのどれ位の距離を保つかという価値観が近い場合が多くあります。
ですからこの距離感の問題でケンカへと発展してしまいそうでしたら、すぐ様修正すれば又歩み寄れるのです。
しかしどちらかが相手に依存してしまい、いつも相手が何をしているのか把握していないと気が済まない、または連絡も年中して欲しいし会える日はいつでも会いたいと、相手との距離が少しでも離れると不安になる場合には相手が負担に思ってしまう事があります。
すると相手は更に距離を置こうとし、ケンカへと発展してしまうでしょう。
この場合には自分の大好きな事を見つける事が近道です。
好きな事、やりたい事が見つからないという方は単発のワークショップ等を探すと良いでしょう。
その趣味が合うかどうかは行ってみないと解りませんが、依存してしまった心をまず違う世界へと数時間でも向けるだけで自分の表情も変わります。
すると相手へ安心感も与え、ケンカせずに距離を保つ事ができるでしょう。
できるだけ笑顔でいることを心がける
人間は笑う事で幸せを感じます。
ストレスの解消にもつながります。
無理に笑顔を作るのではなく、2人が笑えることをしましょう。
もちろん、くだらない事でもOKです。
大切なのは2人で笑うという事です。
おいしいものを食べたり、キレイな景色を見たり、一緒にお笑い番組を見たりサプライズをするというのも良いでしょう。
若さがあれば、くすぐり合いなんかでもいいんです。
いきなり「スベらない話して」っと振ってみるのもありです。
2人の中に鉄板のパターンだったり、お決まりのお笑いノリなんかができれば、安泰ですね。
笑顔の時間が長ければ長い程、絆が深まり、2人を繋ぎ合わせてくれます。
ケンカせず長続きする秘訣は笑顔
好きな人とは、トラブル無くずっと一緒にいたいですよね。
お互いを思い過ぎてわがままを言って相手を試したくなる事もあります。
しかし大切なのは好きで一緒にいるわけですから、お互いが笑顔でいられる様にしていきましょう。
そしてお互いの距離を大切にすることが重要です。
相手の発信している言葉の意味を愛情もって時には考えてみるというポイントを押さえれば仲良く過ごせる日は一日、一日と長くなっていくはずです。
「ケンカせずに長続きするカップルの秘訣6つ。笑顔と距離感が長く続くカップルのポイント」への感想コメント一覧
人を促して何かをしてもらうのって難しいですよね。諭すように言っても、気がつかれなかったり、スルーされたり。
促すほうの人生経験、頭の良さも関係してくるのかな。私の苦手分野です。