彼氏や夫と金銭感覚が合わない時、どう対処したら良いのでしょうか。
金銭に関する価値観は、色々な価値観の中でもかなり重要なポイントとなります。
そこを上手に合わせることができないと、お互い不満が溜まりますし、場合によっては「別れ」につながる、とても大切なことです。
お互いの金銭感覚をよく話し合う
彼氏や夫と金銭感覚が合わない時の対処法として大切なのは、2人の金銭感覚がどのくらい違っているのか、その点をはっきり認識することです。
お金のことは口に出しにくいかもしれませんが、相手と一緒に生きていくためには、避けて通れない話題といえるでしょう。
一緒に買い物をしても食事をしても、金銭感覚が違うと、どうしても違和感を感じてしまいます。
しかし「随分とお金の使い方が荒いな」と思っても、はっきりとそれを相手に言うことは難しいかもしれません。
しかし違和感を感じているのに、それを黙っていると、ストレスが溜まってしまいますし、2人の関係もぎこちなくなってしまいます。
金銭感覚の違いを知ったからといって、全ての問題がクリアになるわけではないのですが「この人はこういうお金の使い方をするんだ」ということが頭で分かっていれば、金銭感覚の違いを感じるたびに、イライラしたりすることが減るはずです。
いきなりお互いの金銭感覚を合わせるのはとても難しいです。
しかしお互いの金銭感覚の「違い」を知ることは、相手を理解するための「最初の一歩」」となることでしょう。
金銭感覚はピッタリ合わせられなくても、お互いに歩み寄ることはできます。
金銭感覚が違う場合は「しまり屋」の方に合わせる
彼氏や夫と金銭感覚が合わない時には、できるだけ「しまり屋」の方に合わせる方がいいのです。
浪費家の方に合わせてしまうと、相手はストレスが溜まるし、お金も残りません。
しまり屋の金銭感覚に合わせれば、もしかしたらストレスは溜まるかもしれませんが「お金も貯まる」のです。
金銭感覚の違いは、お互いにとって大きな違和感となるはずです。
しかし、しまり屋の金銭感覚が2人にとって普通の感覚となれば、一緒に過ごす上で、貯金や節約をしやすいカップルとなるはずです。
もし結婚している2人なら、子供にお金がかかったり、家を買ったり老後の生活費を確保する必要があります。
そういう時期は、できるだけ財布のひもは固くしておいた方が安心です。
カップルや夫婦で金銭感覚が違ったら、ぜひ金銭感覚がシビアな方に合わせるようにしましょう。
それが金銭感覚の違いを感じた二人のベストな対処法となるでしょう。
2人とも「しまり屋」になれば、金銭面では抜群に安定した2人となるでしょう。
お互いの「ここは譲れない」というポイントを認める
彼氏や夫と金銭感覚が違う場合には、お互いに「ここは譲れない」というポイントを認めるようにしましょう。
それが、彼氏や夫と金銭感覚が違っても、上手くやっていくための対処法です。
もし彼氏や夫が「ここのお金は削れない」という時は、その主張を聞くようにして、他の部分で節約したりしましょう。
例えば趣味の「プラモデル」や「釣り」などにお金を費やしていても、それが彼にとっての癒しになっているのかもしれません。
逆にあなたが「記念日にはレストランでディナー」と思うなら、そのために使うお金は、堂々と使うようにしましょう。
誰でも相手の趣味や希望は、自分の好みでないと、つい軽んじてしまいます。
「そんなものにお金をかける必要ないのに」と、密かに思ってしまいます。
しかし、相手がこだわってそこにお金をかけたいと願うなら、その気持ちを大切にしましょう。
それは相手自身を尊重することになります。
さらに「譲れない部分」をはっきりさせることで「譲れる部分」が明確になってきます。
お互いに妥協できる部分は妥協しあうのが、2人の間にある金銭感覚の違いを乗り越えていくための方法です。
金銭感覚が違う場合でも、お互いの金銭感覚や譲れない部分を認め合いましょう。
そうすることで、逆に「譲っていい」と思える部分が見つかるはずです。
2人で使う分以外はそれぞれ管理する
どうしても彼氏や夫と金銭感覚が合わない時は、いっそ金銭面はそれぞれ管理するという対処法があります。
2人で使う分は出し合い、それ以外はそれぞれで管理するようにします。
お互いの金銭感覚が違って、どうしても妥協点が見つからなかったり、金銭感覚の違いからどちらかに強いストレスがかかるなら「自分が良い」と思える使い方をするようにした方がいいでしょう。
2人で使う分はお互いに折半で出し合う必要がありますが、カップルや夫婦だからといって、どうしてもお金を共有したり、価値観を無理やり合わせる必要はないのです。
「必要になったらお互いに出し合う」そういう関係も、ちゃんと自立した大人の関係といえます。
それぞれで金銭管理をしっかり行えば、実は金銭感覚の違いは乗り越えていける問題です。
そしてくれぐれも忘れてはいけないのは、そういう関係のカップルや夫婦なら、相手からお金を借りないように心がけましょう。
彼氏や夫と金銭感覚が合わない時は否定せずに認め合おう
彼氏や夫と金銭感覚が合わないと思っても、よく考えて冷静に対処すれば、乗り越えていける問題です。
相手の金銭感覚をむやみに否定しないようにして、認め合うようにしましょう。
金銭感覚の違いは大きいですが、仮に合わなくても、素敵なカップルや夫婦になることはできます。
「相手を理解しよう」という気持ちが、きっと一番の対処法となるでしょう。
「彼氏や夫と金銭感覚が合わない時の対処法4つ」への感想コメント一覧
彼がお金にルーズな方なので、ついうるさく言ってしまってよく喧嘩になってしまいます。
この記事を彼にも読んでもらって、一緒に考えてみようと思います!
旦那が金づかいが荒い方で(ギャンブル等はしないが飲食にすぐ使ってしまう)いつもケンカになっていましたが、この記事を読んで、旦那にとっては飲食にお金を使うことがストレスの解消になっているのかな、とちょっと責めすぎたかなと考えました。譲れない部分、譲れる部分を冷静に話し合ってみたいと思います。
確かに主人お金にルーズというか、結構わけのわからないことに使います。そしてここ使うとこじゃないの?というとこに使わない・・・時間を見つけて私も話してみます。