子供が嫌いだという人の心理とは?なぜ子供嫌いなのか

子供嫌いな人は、子供がそばに来るだけで、嫌な気持ちになることもあります。

「子供が嫌い」と口に出すと、何だか冷たい意地悪なような人に見えてしまうかもしれないので、なかなか正直な気持ちを言いにくいのですが、子供嫌いな人は、様々な気持ちを心の中に抱えているのです。

子供はうるさいので嫌いである

子供嫌いな人の心理にあるのは「子供はうるさい」という気持ちです。

子供というのは、時には大声ではしゃいだり、走り回ったりするので、そういうところが嫌でたまらないのです。

大人だけなら、静化で居心地のいい時間を過ごすことができますが、子供がそばにいると、そういうわけにはいきません。

子供は一人でも大騒ぎすることがありますが、何人か集まると、まるで車の騒音と同じくらいうるさく感じます。

子供に向かって「静かにしてね」と注意を促しても、一応は「はい」と返事をしますが、すぐにまた騒ぎ出して、うんざりする事でしょう。

そのような子供の様子を見るのは、人によってはストレスが溜まります。

できるだけ子供のそばにはいきたくないと、敬遠してしまいます。

子供は、まだ成長の途中ですから、どうしても社会的マナーを守ることができない場合があります。

そういう未成熟なところを見るたび「子供ってうるさい」と感じてしまい、子供を嫌いになってしまいます。

子供に対して感情をコントロールして接するのが面倒である

子供嫌いな人は、心理的に「子供と接するのは面倒」と思っていることがあります。

子供に対しては、どうしても感情を抑えて接したり、話し方を考えてあげなくてはなりません。

いちいちそうやって気を遣うのが面倒くさいと感じていまい、子供が嫌いになってしまいます。

子供がいくら悪いことをしていても、大人である自分が感情的にむきになったり、怒りをぶつけることはできません。

腹が立っても、子供の教育のために「注意する」という形を取らなくてはならないでしょう。

それが大人の対応であると、頭の中では理解しているのですが、正直わずらわしいという気持ちを感じてしまうのは否めません。

大人だけなら、そこまで気を遣うことがないので、楽でいいのにと思うのが、正直な気持ちです。

面倒なことに巻き込まれたりしないように、子供に対してそっと距離を取るだけでなく、子供が嫌いになってしまいます。

会話が成り立たないので苦手と感じてしまう

子供嫌いな人の心理に「子供との会話は成り立たないので苦手である」という気持ちがあります。

子供は好きなことを自分勝手に話しますから、大人はどうしてもそれに合わせてあげなくてはなりません。

そういうことが苦手な人は、心の中で「子供って嫌い」と思ってしまうでしょう。

大人同士の会話なら、お互いスマートで楽しい会話をすることができます。

色々な話で盛り上がって、良い時間を過ごすことができるでしょう。

しかし、子供がその輪に混じると、とたんに会話が面白くなくなることがあります。

子供の好きなテレビやアニメのキャラクターの話題を振ってあげたり、幼稚園や学校の話を聞いてあげなくてはならなくなります。

また、子供は会話をしているようで、一方的に好きなことを話している場合も多いです。

もちろんこちらの話を聞いて、相槌を打ってくれるということもありませんので、話していて楽しくありません。

子供嫌いな人は、子供との会話を「話してあげた」というスタンスでいるので、ますます子供との会話が楽しくなく、苦手と感じてしまうでしょう。

子供嫌いな人は、子供に気を使って話すのは苦手と思っています。

大人とは違って、会話が成り立たなかったり、子供向けの話題を提供しなくてはならないので、うんざりしてしまいます。

子供に対して過去に嫌な思いをしている

子供嫌いな人の中には、複雑な心理を抱えている人がいます。

以前は子供が好きだったけれど、過去に子供相手に嫌な思いをして、トラウマを抱えていることがあるからです。

子供が好きでも、一緒にいると、何かトラブルに巻き込まれたりすることがあります。

かわいがっていた親戚や友人の子供を、うっかり怪我させてしまうなんてこともあります。

そういう時に子供の親から責められたリすると、もう子供と接するのが嫌になることでしょう。

また、相手から文句を言われることがなくても「子供は何をするか分からない」と感じてしまい、子供と接するのが怖くなります。

そうい気持ちがトラウマとなって、子供が嫌いになってしまいます。

もともとは子供が好きだったけれど、何かあって嫌いになったという人はいます。

そういう人は、子供に対してひそかにトラウマを抱えていることがあります。

身近に子供がいないので「未知な生き物」と思ってしまう

子供嫌いな人の心理には、子供に対しての接し方が分からないというものがあります。

未知なるものへの不安が、子供を嫌いという気持ちを生んでしまいます。

身近に子供がいないと、普段なかなか子供に接することはありません。

そうなると、子供に対してどう接していいのか分からなくて、悩んでしまいます。

子供というのは想定外なことをしでかす生き物です。

堂宇やって対応していいのか分からないと、子供のそばにいくのが怖くなってしまいます。

子供嫌いという人の中には、本当は子供とどう接していいのか分からないというだけの人もいます。

そういう人は、たまたま子供と話したり、一緒に過ごす時間が取れたりすれば、意外と子供嫌いが治ったりすることもあるでしょう。

子供が嫌いな人の心理を知っておこう

子供嫌いな人は、子供に対して不安や面倒という気持ちを抱えていることがあります。

そういうネガティブな気持ちが引き金となって、子供が嫌いと感じてしまいます。

人によっては、子供のエネルギーに付き合いきれず、子供から離れようとする人もいます。

「子供嫌い」と呼ばれる人も、人知れず心の負担を感じているので、そっとしておいてあげるのがベターと言えるでしょう。

 

    「子供が嫌いだという人の心理とは?なぜ子供嫌いなのか」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/04/28(土) 01:24

    「子は宝」という感じで「子供が嫌い」と聞くとネガティブな印象を、はたまた批判を受けてしまいそうですが、そう思う背景を知ることはとても大事ですね。

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