晩婚化が進んでいる現代日本では結婚する年齢も結婚式の挙げ方も多種多様であり、いくつになっても結婚式に招かれる機会があります。
花嫁にとって人生で最も幸せなその1日は夫婦の一生の思い出になります。
中には何ヶ月もかけて苦労をして準備してきた人もいるかもしれません。
その晴れ舞台となる日に子連れで参加をする場合は気を遣わなければならないことがたくさんあります。
今回は子連れで結婚式へ参加する際の注意点をご紹介します。
会場に託児所があるか確認をする
小さな子供がいる場合、兄弟や親戚の結婚式でないのなら、預けられる場合は預けた方が無難です。
特に挙式では、静粛の中で儀式は進んでいきます。
その雰囲気の中で、赤ちゃんが泣き出しだら牧師の声も聞こえなくなり、誓いの言葉すらかき消されてしまう可能性があります。
どうしても預けられない場合、会場に託児所があるかを事前に確認しておきましょう。
会場によっては託児所があったり子供用の控え室や授乳室などがあったりもします。
やんちゃなお子さんの場合は会場を走り回ったり新郎新婦や他のゲストの衣装を汚してしまったりというトラブルが勃発したという話もあります。
参加する親としても、子供を預けられたほうが余計な気を揉まずに済みます。
どうしても連れて行かなければならない場合は事前に子連れになってしまう旨を必ず新郎新婦に伝えましょう。
子供が泣き出したら外へ連れ出す
子供を預けられる親や親族が近くにおらず、また会場に託児所なども無い場合は常に子供から目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんでもなく、小学生までには行かない年齢の子供は色々なことに興味を持ち、フラフラとどこへでも行ってしまう可能性があります。
新郎新婦に目を夢中になっている間にどこかへ行ってしまい怪我をしてしまう可能性も無くはありません。
また、子供がぐずったり走り回ったりする場合はすぐに外へ連れ出すようにしましょう。
飾られているウエディングケーキやキャンドルなどを倒してしまう可能性もあります。
そうなってしまうとお子さんが怪我をしてしまう可能性があるだけでなくセレモニーのぶち壊しになってしまいます。
とはいえ何もわからない子供を叱るのは可哀相ですから、そっと会場の外へ連れ出すのが無難でしょう。
落ち着いたらまた戻れば良いでしょう。
飽きないようにオモチャやゲームを持っていく
そもそも、数時間もの間じっと座っていなければならないのは小さな子供には酷な話です。
プロフィールムービーなどが流れていても子供には全く面白くないので飽きてしまうのは当然のことでしょう。
そんなときのために子供が好きなオモチャやゲームを持っていくようにしましょう。
同じ年頃の子供が他にもいれば子供同士で遊んでくれることもあります。
披露宴中に遊んでしまっても大丈夫?と思うかもしれませんが、泣いて騒がれるより目の届くところで大人しく遊んでくれていたほうが親も新郎新婦も安心です。
好き嫌いなどが多い場合はおやつや飲み物なども持参していくと良いでしょう。
主役は花嫁であることを忘れない
結婚して子供がいる人は自分の子供が一番でしょう。
中には自分の子供をみんなに見てもらいたいという人もいるかもしれません。
結婚式において子供のゲストは子孫繁栄、幸せの象徴でもありますが決して主役ではありません。
そのことを忘れないようにしましょう。
あなたが結婚したときのことを思い出してください。
結婚式は楽しみな反面、何かトラブルが起きやしないかと不安な気持ちもあったはずです。
そんな不安要素は取り除きたいですよね。
小さい子供は遠慮してほしいという新郎新婦も中にはいます。
親からしてみれば子供NGを出されると良い気持ちはしないかもしれませんが、結婚式における主役は花嫁であることを忘れないようにしましょう。
このときだけは、新郎新婦の意向に添うことがマナーです。
子連れNGを出されながらも預けられない場合は披露宴には出席せず、お祝いだけを贈ることもできます。
お互いにより良い方法をとることが今後も良い付き合いを続けていくポイントです。
子供にも礼装、子供の分のご祝儀も
子供がいると、結婚式でリングボーイやフラワーガールなどの大役を頼まれる場合もあります。
可愛い子供の演出はゲストもなごみ、素敵な結婚式に華を添えてくれます。
そんな大役が無かったとしても、子供でも礼装をさせるのがマナーです。
子供だから何でもいいか、という考えはNGです。
たまに「うちの子供はまだ食べられないから子供の食事は要りません」といって子供の分のご祝儀は無しと考える人がいますが、そうはいわれても何も用意しないわけにはいきません。
新郎新婦は会場に特注の子供料理をオーダーすることになります。
子供が1人ではない場合はなおさら気を遣います。
子供が喜ぶイベントやお土産などを準備してくれている場合もあります。
大人の頭数と同じくご祝儀を用意することはありませんが、きちんと子連れで参加するという自覚を持って出席するようにしましょう。
子連れでの結婚式は十分に注意をしよう
今回は子連れで結婚式へ参加する際の注意点をご紹介しました。
結婚式というのは呼ぶほうも呼ばれるほうも気を遣うものです。
これを機に疎遠になってしまうことすらあります。
親しい仲にも礼儀ありというように、一生に一度の晴れ舞台を心からお祝いしてあげられるよう、準備をしていくことが大切です。
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