恋人と夫婦の違いって何?形式以外の違いも知ろう

最終更新日:2017年1月26日

恋人関係になると、次は夫婦関係に憧れを抱く人も多いでしょう。

ただ、恋人と夫婦には違いがあり「一緒にいたい」という簡単な思いだけでは成立しないことも多々あります。

実際に恋人と夫婦との違いは何なのでしょうか。

その違いから、夫婦になることのメリットデメリットを見出してみると良いでしょう。

1.恋人は口約束だけの関係

恋人と夫婦との違いでまず現実的に挙げられる点は、籍を入れているかどうかでしょう。

恋人になるだけであれば「付き合おう」の口約束だけで恋人を名乗ることはできますが、夫婦は籍を入れるという工程が必要です。

「私たちは家族になります」「私たちは籍を共にします」という証として、婚姻届を役所に提出する必要があり、夫婦を解消する場合も籍を抜くという工程が必要になります。

恋人は口約束だけであり、そこに法律が関わってくることが少ないため、仮に恋人に浮気されたという場合であっても、さほど問題にはなりません。

しかし籍を一緒にした夫婦であれば、浮気や不倫は不法行為に繋がり、場合によっては慰謝料が発生するケースも多いです。

籍を入れているということは、法にも関わってくることが多くなり、二人だけの問題で終わらないことも多くなる。

「別れたい」と思ったからといってすぐにサヨナラ出来るわけではなく、籍を抜くといった工程が必要になります。

2.「今」を共にするか「将来」を共にするか

恋人と付き合う際に「人生をかけて」という思いで付き合う人は少ないでしょう。

大抵の人が「今」のことを考えていて「次のクリスマスを一緒に過ごしたい」「明日一緒にデートしたい」といった、今を楽しむことを想定して一緒になります。

夫婦の場合は「今」ではなく「将来」を共にするという感覚です。

そこには、どのように家庭を築いていくか、老後はどう過ごしかといった、人生の最後までを視野に入れた「一緒にいる」という感覚。

同じ「共にする」であっても、重みに違いがあり、今のこと以上に将来に焦点を合わせているのが夫婦です。

夫婦はこれから何十年と一緒に共にする関係であるため、考え方も「今」ではなく「将来的に」という見方をする人たちが多いのです。

3.相手への責任の持ち方の違い

恋人と夫婦とでは、そこにつく「責任」に違いがあります。

夫婦になれば、基本的には生活自体を共にするため、男性であれば「養っていかなくちゃ」という責任が、女性であれば「健康を維持してあげなくちゃ」といった相手への責任を感じるようになります。

そこに子供が生まれれば、子供への責任も加わり、責任から逃れることはできなくなるでしょう。

一方、恋人関係はそこに絶対的な責任は生まれません。

恋人のために「○○しなければならない」という責任は、果たさなくても許されるからです。

恋人の関係だけならば、彼女を養う義務もなければ、彼氏の健康は彼の家庭で維持される。

それぞれの生活が他にあるから、自分が担う責任を持たなくて済むのです。

要は、恋人関係であれば帰る家がそれぞれあるということ。

それぞれに家族がいて、それぞれの生活があり、そこにできた少ない時間を共にするのが恋人です。

夫婦関係のように、生活を守る、健康を守る、維持するといった責任はまだ生まれないのです。

4.夫婦は、主張ばかりでは成り立たない

恋人でお互いに意見が食い違い、ケンカになってしまった時は「ちょっと距離を置こう」「一回別れよう」と、離れて頭を冷やしたり、時にそのまま別れることを選択できます。

ただ夫婦の場合は、同じ家に基本住んでいる為、距離を置くことも話をしないことも、そう簡単にはいかなくなります。

自分の主張ばかりしていれば、相手は黙っていられなくなり、我慢の限界がきた時に爆発、ケンカに発展してしまいます。

もちろん離婚という別れる選択肢もありますが、そこに子供がいたり、親が関わってくることを考えると、すぐには答えが出せないものです。

夫婦でいる以上は、妥協すること、理解すること、話し合うことが日々必要になります。

恋人のように「考えが合わないから別れよう」とその日を境に他人になることはできません。

また、自分たちだけの結婚ではなく、両親や親戚といった所まで気を遣ったり報告しなければならない問題。

だからこそ、ケンカや主張の際には「折れる」という理解する気持ちが必要になり、夫婦関係を維持する為には必要不可欠なものになります。

恋人と夫婦の違いを知ろう

好きな人と付き合い恋人となり「早く結婚したいね」「結婚して幸せになりたいね」と口にするかもしれません。

ただ、恋人でいる今と、夫婦になった今後は、同じ感覚でいられる訳ではなく、その違いを常に受け入れていく必要があります。

夫婦になる前に、恋人とはどう違うのかを把握すると、その覚悟ができてくるかもしれません。

恋人とは夢心地でいることが多くても、夫婦になれば現実世界が待っていることも多いのです。