恋愛と結婚が違う理由とは。似ているけど全然違う

最終更新日:2017年9月6日

恋愛も結婚も、好きな人と一緒にいることには変わりがありません。

しかし、この二つには大きな違いがあって、それを理解していないと、二人の関係もうまくいかなくなってしまいます。

恋愛と結婚は違う理由とは何か、それをしっかりと受け止めることが、素敵な人生を歩むために必要です。

1.恋愛は当人同士の問題で結婚は家族を巻き込む

恋愛と結婚は違う理由とは、当人同士ですむかどうかの違いです。

恋愛は、付き合っている二人が幸せならそれで十分なのですが、結婚の場合は二人だけでなくお互いの家族を巻き込んでしまうからです。

付き合っている時に、わざわざ家族に「この人と付き合おうと思っている」と報告し、了承を得るという人はあまりいません。

恋愛の場合は、法律の上では他人であるので、家族にとっても無関係でいられるからです。

しかし結婚となると、話は大きく変わってきます。

大抵のカップルは、結婚前に双方の両親や家族と会って「結婚の報告と許可」を求めます。

実際には親や家族の了承はなくても結婚はできるのですが、結婚するとなると、何かと関わってくることも多いので、あらかじめ「この人と結婚する」と伝えて許可をとるようにするのでしょう。

結婚相手によって、その人の生活スタイルや仕事、そして生き方まで変わってしまうこともあります。

そしてその影響は、お互いの家族に及ぶこともあります。

そこが恋愛と結婚の一番異なっている部分と言えるでしょう。

恋愛は、正直に言ってお互いさえ幸せならそれでもいいのですが、結婚の場合はそうはいかないことがほとんどです。

無関係でいたいと思っても、お互いの家族に関わりができてしまうので、何かと巻き込まれてしまうこともあります。

2.恋愛は法的な拘束は生じないが結婚は生じる

恋愛と結婚は違う理由にあるのが「法的な拘束力」です。

恋愛の場合には、法的な拘束が生じることはありません。

しかし結婚してしまうと、何かと法的な拘束力が生じてしまいます。

恋愛の場合は、いくら長く付き合っていても、経済面で助け合うことなどはあまりありません。

付き合っている人が失業していたりしたら、善意で生活費などをフォローすることはありますが、それはあくまで「親切」であって、義務ではないのです。

しかし結婚した後は、夫婦はお互いに「扶養する義務」が生じます。

お互い協力して生計を立てて、助け合うことが「義務」となります。

他にも、苗字を一つにする「氏の共有」や「同居義務」といった様々な義務が生じ、それらは法的拘束力を持っているのです。

恋愛中は、いくらお互い好きあっていても、結局は「他人」です。

そのため、手助けすることはあってもそれは「義務」ではなく、法的拘束力を持つこともありません。

しかし結婚した後は、様々な義務が法的拘束力を伴って押し寄せてきて、夫婦となった以上は守る必要があります。

3.恋愛は社会的に認められないが結婚は認められる

恋愛と結婚は違うと言いますが、それは「社会的に認められるかどうか」という部分が違っています。

愛情の大きさは関係ありません。

恋人と配偶者だと、社会的認知度は一気に違ってくるのです。

恋愛中、恋人が事故にあって入院した時など、病院でお手伝いをしたいと思ったりします。

しかし、恋人というのはあくまで「他人」なので、手伝いたくても手伝えないということも沢山あります。

医師から説明を聞く際にも「家族ではないから」ということで、立ち会うことが許されない場合もあります。

また様々な事務手続きも、他人である恋人は代行することができません。

その点結婚している「配偶者」は、すべてに立ち会うことができますし、もろもろの書類に代理で記入することもできます。

結婚相手というのは、社会的に「家族」としてその立場を認められているので、本人の代わりに様々なことを代理で行うことができます。

他にも、どこかへ挨拶へいくような時も「妻です」「夫です」というだけで、本人と同行を許される場合も沢山あります。

それほど立場が強く守られているのが、結婚して配偶者となったということです。

恋愛中は楽しいですが、世間から社会的に認められることはありません。

そして結婚というのはお互いの結婚相手は「配偶者」として認められているのです。

4.恋愛は嫌になったらやめられるが結婚はそう簡単に別れられない

恋愛と結婚は違う理由として、嫌になった時にやめられるかどうか、というのがあげられます。

恋愛は、嫌になったらいつでもやめられますが、結婚の場合はそう簡単に別れることができないからです。

恋人と付き合っていて、残念ながらどちらかが嫌になったら「もう別れる」と一言伝えて、それで関係を清算することができます。

いくら相手が泣いてすがっても、もう気持ちがなくなったら、二人の関係を終わらすことができます。

しかし、結婚の場合は「別れたいから別れる」ということはできません。

結婚を継続しがたい、何か重大な理由がない限り、離婚が認められないでしょう。

自分が離婚したいと思っても、相手が「うん」と言わなければ、離婚届を出すことができません。

裁判所に訴えても、単に嫌いになったというくらいでは、離婚を認めてくれることはありません。

結婚とはそれほど重要な「契約」であると言えるのです。

もし離婚することが認められても、場合によっては「慰謝料」や、子供がいる場合は「養育費」そして子供との「面会権」などの取り決めをしなくてはならないのです。

それだけで膨大な労力を消費してしまい、お互い疲れ果ててしまうことでしょう。

恋愛中は、もう嫌だと思ったら、ある意味簡単に別れることができます。

しかし結婚してしまうと、別れたくても許されないということがあります。

結婚と恋愛の違いを知ろう

恋愛している時も結婚した後も、愛する人と一緒に素晴らしい時間を過ごしたいと思うはずです。

しかし、恋愛と結婚は似ているようで、まったく別ものと考えておいた方が無難です。

それなのに同じつもりでいると、後から「しまった」ということが沢山起きてしまい、後悔してしまうこともあるでしょう。

この二つがどう違っているかをしっかり理解しておくことが、二人の関係を盤石なものにしていく一歩となります。