眠っている間の夢の内容で、驚いて飛び起きる事がありますよね。
しかもそれが事故等のアクシデントの夢であればなおさらです。
正夢でなければいいのですが、一体どんな意味があるのか気になるところです。
ここでは交通事故を起こす夢を見たときに、それが指す意味や深層心理についてご紹介します。
不可抗力に悩まされているかも
交通事故と言っても原因は様々です。
その中でもブレーキが利かずに止まれない等の原因で交通事故を起こす夢を見た場合には、自分で現状をコントロールできていない状態の表れである可能性があります。
例えば職場でどんなに頑張っても減らない仕事量や、何をやっても注意してくる上司がいるけれど一体どうしたらいいか分からない等の不可抗力によって現状が回り切っていない事を意味している可能性があるのです。
又仕事以外でも体調不良の不安や、生活習慣の不安等日々不安に感じている事が潜在意識として残っている場合、それが結果として自分の今の生活を脅かすのではという不安の表れであるかもしれません。
そもそも夢を見ると言う事は、一日脳で考えていた事や得た情報を処理している事から起こると言われています。
つまり自分では意識していなくても脳のどこかで不安を感じていたり、このままでは悪化するのではないか、どこか体に悪い所があるのではないかという不安が、別の形で夢に現れている可能性があると言う事です。
特に、ブレーキが利かない等の自分ではどうしようもない突然のアクシデントに関しては、いつか自分の身に降りかかるのではとどこかで不安を感じている要素の表れである可能性があります。
こう言った夢をみた場合には、自分でも気がつかない内にやっている習慣や感じている不安の原因となっている事を考え直す機会にしましょう。
自分以外の人が車に乗っている夢はストレスである可能性も
もし事故を起こす夢を見た時に、同乗者がいる場合や運転しているのが自分ではない場合には気がつかない内に人に振り回されていると言う不安やストレスを感じている可能性があります。
例えば同僚や会社の上司が一緒に乗車している夢で、暴走している車が事故を起こした夢の場合は、同僚や上司からの圧力やストレスによっていつか耐えきれずに暴力をふるってしまうのではないかという不安や彼らのせいで自分がいつかおかしくなってしまうのではないかと言う不安の表れである可能性があります。
もちろん誰も乗っていなくても夢の中で「このままでは会社に間に合わない」「クライアントを待たせてしまう」等、仕事の最中だと分かるシーンである場合も同様です。
または車に家族をのせている、恋人と乗っている車である場合もあるでしょう。
恋人や家族が運転している車の中で、あまりの暴走に不安になっていたり結果事故を起こしてしまった夢は、自分が相手をコントロールできずに相手の暴走に付き合っている状況の表れかも知れません。
そう言ったストレスが交通事故と言う形で最悪の状態を示していると言う事は、軽く捉えずに注意が必要です。
普段自分の言いたい事が言えていない、コミュニケーションが取れていない、相手に言われっぱなしで何も言い返せない等、結果としてストレスがたまっている状態でないか思い返してみましょう。
夢の中で表れると言う事は、意識していなくても不安やストレスがたまっている状況であると言えるでしょう。
車が傷つけられる夢はあなたの心の状態かも
交通事故の夢の中でも、誰かにぶつけられたり傷つけられたという夢であるならば、それはあなたの心が傷ついている状態かも知れません。
人は脳で感じている事や考えている事の中で、自分で意識している部分はたった10%であると言われています。
つまり後の90%は自分の事なのに、自分では気が付いていないのです。
誰か人にひどい言葉をかけられたり、言われた事に深く傷つくこともありますが、時に人はそんな状況だからこそ忘れようとする事があります。
何度も言われたシーンをフラッシュバックしてしまう人もいますが、逆にもう二度と思い出したくないとわざと考えない様にする人もいるでしょう。
しかしそれは頭の中の10%の出来事にしかすぎず、忘れたと思っていても実は残りの90%の部分にしっかり刻まれている可能性があるのです。
そうなると頭の中のその情報を整理しようと、交通事故で自分や自分が乗っている車が傷つけられるという形で表れてしまっているのかもしれません。
こう言った夢を見た人は、辛くても一旦何か深く傷ついた事が最近無かったかを思い出してみましょう。
そこで本当に自分が言われて傷つくことなのか、悪いのは言われた自分なのか、相手に単に悪意があり言っているだけなのか等自分が納得するまで消化する事も大切です。
よくよく考えて見れば、実は相手の嫉妬だったり悪いのは大人げなくそんな言葉をかける相手だったりとそれほど傷つくことではないという事もあるでしょう。
傷ついた状態を長引かせるのではなく、納得する事も大切です。
夢の中で交通事故にあっても不吉だとは思わないことが大切
夢の中で交通事故にあった時の意味や潜在意識をご紹介しました。
単に不吉な夢だという風にとらえずに、生活や意識を見直す機会にすることも大切です。
「交通事故の夢の意味とは?同乗者がいたり、車体が傷つく夢の意味など」への感想コメント一覧
この夢、大変よく見ます。大体私が一人で車を猛スピードで運転していてブレーキがゴムのように伸び切っていて、どこまで踏み込んでもまるできかず、何かにぶつかって目が覚めるパターンばかりなのです。確かに心がざわついている時が多いですね。調子のいい時の夢でないことは確かです。
夢占いにはもともと興味があり、交通事故の夢も見たことがあったのでギグっとしました。
精神的なストレスや追い込まれていると見やすいというのは、とても当たっている気がします。
根本的な問題を解決していこうと思うきっかけになりました。
納得のいく解説でした。正確な内容は忘れてしまいましたが、新入社員当時に交通事故や仕事でミスする夢をよく見ていました。心にゆとりがない状態だったのでしょう。
ブレーキを踏んでも効かない状況になる夢を見たことがありました。
「自分で現状をコントロールできていない状態の表れ」その通りだと思いました。
日常を見つめ直す機会にすればいいんですね。参考になりました。