髪の毛を明るく染めている人が多い今日も、場合によって髪の色を黒くしないといけないときがあります。
しかし、1度黒く染めると明るい色が入らないなどの問題も出てきます。
そこで今回は、髪の毛を黒染めしなくてはならない時の対処法をご紹介します。
直ぐに元に戻すなら美容院で黒染めする
短期間黒染めして、直ぐに元の色に戻すつもりなら美容院で染めるのがオススメです。
黒染めには種類があり、黒い色素を髪の毛に入れるものと、髪の毛の上からコーティングするものです。
黒い色素を髪の毛に入れるタイプは長い期間色が落ちにくく、ずっと髪の毛を黒くしていたい時にはオススメです。
しかし、短期間だけ黒く染めて直ぐに元の色に戻す場合は、落ちやすい黒染めを使用しましょう。
しかし、自分でやるのは慣れやセンスが必要になります。
黒染めについて理解しないでやってしまうと、思ったよりも真っ黒になったり、むやみに髪の毛を痛めたりします。
下手にいじってしまった結果、しばらくヘアカラーが決まらないなどの弊害もあります。
やはり戻した後にも出来るだけキレイな髪の毛と色を維持したいという場合は、美容院で相談しましょう。
短期間の黒染めをしたら、そのあと直ぐに元の色に戻したいと相談すれば的確にやってくれるはずですよ。
美容院もなるべく通っているところでお願いし、自分の髪の毛の状態や癖を理解してくれる美容師にやってもらうのが一番です。
黒髪を維持するならセルフカラーで黒染めする
染めた後も黒髪を維持したいのなら、セルフカラーで黒染めするのもオススメです。
セルフカラーの黒染めは非常に発色が良いので、明るくカラーリングするよりも簡単に真っ黒に染めることが出来ますよ。
ただ発色が良いぶん、髪の毛の痛みはあります。
キレイな髪の毛のために、アフターケアを怠らないように気を付けましょう。
またあまり真っ黒くしたくないという場合は、カラーチャートをよく確認して、真っ黒ではなく焦げ茶などのダークカラーに染めるというのも一つです。
ダークトーンの濃いヘアカラーは発色も良くて色が抜けにくいので、明るいカラーをしていた人は仕上がりや感覚に戸惑うかもしれません。
セルフカラーは素人でも数時間あれば黒く染められるので、手軽でお金がかからないというメリットがありますね。
しかし、慣れないと薬剤を均一につけられなかったりして色むらになったり、思ったような発色にならない可能性はあります。
仕上がりにこだわりがある人や自分でやるのは怖いなという人は素直に美容院で相談しましょう。
短時間ならカラースプレーを使う
イベントや学校の入学式など1日だけ髪の毛を黒くしたいのなら、カラースプレーを使うのもオススメです。
カラースプレーは髪の毛の中に黒い色素を入れるのではなく、外側に黒い色素をコーティングするだけです。
コーティングの内側の元々の色には変化がないので、シャンプーしたり時間がたつと元の色に戻ります。
使い方も簡単で、髪の毛にスプレーをかけるだけなので時間もかかりませんね。
しかし、落ちやすいというのはメリットだけでなくデメリットもあります。
まず、水分に濡れたりすると落ち始めるので汗などでも色素が落ちます。
そうすると髪の毛の色が落ちるだけではなく、落ちた色素が肌や服につくなどのトラブルに見舞われることがあります。
また、スプレーするときに肌や部屋に飛び散るって汚れると、なかなか落ちないので気を付けましょう。
汚れを防止するには、ケープを装着して手には手袋をし、肌にクリームをつけましょう。
部屋に飛び散って汚れそうなところにチラシやビニールを敷いて予防してください。
スプレーは手の届かない部分に吹きかけるのが難しいのでいろ色むらにもなりやすいです。
キレイにスプレーをかけられるように合わせ鏡にしたり、誰かにスプレーしてもらうのがオススメです。
カラースプレーは手軽ですが、色素が落ちやすかったり汚れてしまうデメリットもあります。
当日も白い服を避けたり髪をまとめて服や肌に付かないようにするなど、予防策をしっかり取りましょう。
しかし、とても簡単なので短期間だけの使用ならカラースプレーもオススメですよ。
時間があればトリートメントタイプのヘアマニキュア
黒くしなければいけない日までに時間があるなら、トリートメントのように使用するヘアマニキュアもオススメです。
使い方はシャンプーの後にクリームタイプのヘアマニキュアを塗り、少し放置して流すだけです。
使い続けるうちに明るい髪の毛に少しずつ黒い色素でコーティングしてくれますよ。
髪の毛が痛みにくく少しずつ変化していくので、あからさまに黒染めをしたくない人にもオススメです。
デメリットはカラースプレーほどではありませんが、肌や服に色素が落ちることです。
使用するときは首や顔にクリームをぬったり、手袋をつけてからにしましょう。
また、枕や服にも色素が落ちる場合がありますから、枕にタオルを敷いたり髪の毛は束ねて付かないようにするなど予防策をとってください。
目的と条件から自分に合った黒染めをしよう
今回は黒染めをしなくてはならない時の対処法をご紹介しました。
こだわった髪の毛の色を黒く染めるのは気が進みませんし、オシャレで黒くしたい人も仕上がりが良くないと意味がないですよね。
しかし一言に黒染めと言っても一人一人事情が違いますし、自分に合った方法をとることでキレイなカラーにしたり負担も少なくすみますよ。
目的と条件から自分に合った方法を選び、上手な黒染めをしましょう。
「髪を黒染めしなくてはいけなくなった時の対処法。美容院やスプレーで黒染めをしよう」への感想コメント一覧
黒染めといってもいろいろ方法があるのですね。いつ、どのような目的で、どのくらいの期間黒くするのかによって、髪の毛の健康を考えて一番良い方法を選ぶようにしたいです。