耳かきのしすぎは危険。耳かきのデメリットとは

最終更新日:2016年3月5日

耳かきをするととても気持ちがいいので綿棒や耳かき棒などで行う人は多いのではないでしょうか。

耳かきでは耳の中にたまったゴミや垢を取り出すことができる清潔な作業だと思っている方も多くなります。

ですが、耳かきはあまりしないほうがいいという意見もあります。

そこで今回は耳かきをしすぎることのデメリットをご紹介します。

1.耳だれや血が出る

耳かきをしすぎることによって耳の中を傷つけてしまうことがあります。

綿棒やシリコンなどの肌に優しい素材で耳かきをしていたとしても何回も擦ってしまうと耳の中が傷ついてしまいます。

耳の中が傷ついてしまうと耳だれが出てしまいますよね。

耳だれが出てしまうとイヤホンやヘッドホンを汚してしまったり、寝ている間に枕などを汚してしまう可能性もあるでしょう。

そうなると、衛生的にも良くありませんし、血が出てしまっている場合も同じくいい状況とは言えないでしょう。

耳だれが外に出てこなくても中で固まってしまうと耳の穴をふさいでしまったり、耳だれに雑菌が繁殖して嫌なにおいを発生させたりすることも。

耳かきのし過ぎには注意をする必要があります。


2.耳垢を押し込んでしまう

太めの綿棒などで耳かきをしている場合、耳垢を取っているようで耳垢を耳の奥に押し込んでしまっている可能性があります。

自分で耳かきをするときというのは耳の中の状況が見えないですよね。

そうなるとどこに耳垢があるのかわからない状態で耳の中を擦ることになりますよね。

特に綿棒の場合は小さな耳の穴と同じくらいのサイズの綿棒が入るので耳垢を押し込めながらからめとることになります。

なので一部の耳垢は綿棒にくっつきますが奥へと押し込まれてしまった耳垢はとることができず、耳かきを繰り返すたびにどんどんと耳の奥に耳垢が溜まってしまいます。

人によっては耳が聞こえにくくなって耳鼻科に受診したところ「耳垢が詰まってしまっている」と言われて、耳の奥から耳垢の塊を取り出したという方もいます。

そもそも、耳垢というのは耳かきをしなくても自動的に耳の外に排出されるもので、耳かきをしなくても不必要な耳垢は勝手に出てくるものです。

そのシステムに反して出てこようとしている耳垢を押し込めてしまうというのは良くない行為なのかもしれません。

耳かきは基本的に耳の穴から1センチ程度で良いと言われています。

頻度と同じく耳の奥まで耳かきをしすぎてしまうのはよくません。


3.外耳炎になる

1でもご紹介したように耳かきをしすぎてしまうと耳の中が傷ついてしまいます。

腕や足などの皮膚も何度も引っかいていれば傷がついてしまいますよね。

それと同じで耳の中も皮膚に傷がついて最悪の場合は化膿などをしてしまいます。

耳かきをする部分は一般的に「外耳道」と呼ばれており、その皮膚が炎症を起こすことを「外耳炎」と言います。

外耳炎になると顎を動かすだけで耳が痛んだり、つばを飲み込むだけでも耳に痛みが走るなど日常生活にも支障をきたしてしまい、耳鼻科での治療と処方される薬が必要になるでしょう。

人によってはかなり痛むので耳かきのし過ぎには注意したいものです。


4.外耳道湿疹になる

外耳炎と同じように外耳道を傷つけることによって「外耳道湿疹」という厄介な症状が出てしまう場合があります。

外耳道湿疹では外耳道に湿疹ができてしまい、耳だれやかゆみが出てしまいます。

なので耳かきをしてしまい外耳炎を併発する危険性もあります。

さらに厄介なのは外耳道湿疹になってしまうと耳の中にかゆみが出てしまうので完治せずに繰り返してしまうことでしょう。

耳だれがずっと出てしまうのも良くありませんし、同じ場所をずっと傷つけてしまうと稀に腫瘍となって皮膚がんができてしまうこともあります。

耳かきのし過ぎは控え、少しでも異常があれば耳鼻科に行って耳の中に腫瘍などの異常がないかどうか検査してもらったほうがよさそうです。


5.鼓膜を傷つけてしまう

耳かきをしていると「もっと奥の耳垢を取りたい」と思ってしまいますよね。

ですが、耳の奥には「鼓膜」という重要な機関がありそれを傷つけてしまう危険があります。

耳が聞こえなくなってしまう原因としてよく「鼓膜が破れた」と聞きますが、まさに鼓膜を破ってしまうと耳が聞こえにくくなってしまいます。

耳かきのしすぎには注意しよう

耳かきをしすぎることによってのデメリットは外耳炎から皮膚がんなど痛くて恐ろしい病気を招いてしまう可能性もあってできるだけ避けたほうがよさそうです。

耳の中が自分では見えないので異常があったなら耳鼻科に受診して耳の中の状況を医師に診断してもらうようにしましょう。