ナシ婚のメリット・デメリット

結婚式も披露宴もナシ、婚姻届だけで済ます、「ナシ婚」。

最近はこのナシ婚の割合が増えている傾向にあります。

このナシ婚、メリットがあるならもちろんデメリットもあるのです。

今回は、ナシ婚のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

メリット(1)お金がかからない

まずはメリットの紹介からしていきましょう。

ナシ婚を選択する理由の第一位が、お金がかからないということ。

結婚式をして、披露宴をして……では、数百万単位のお金が一晩で消えてしまいます。

この不況の折、そんなお金があるなら、生活費や新居の費用に回したい。と思うカップルが増えても、何も不思議ではありません。

また、現在では、授かり婚もそれほど珍しい時代では無くなりました。

授かり婚の場合、結婚式や披露宴だけでなく、婚約や結納、新婚旅行など、お金がかかる行事全てを省く場合が多いようです。

自分たちのお披露目にお金をかけるよりも、これから生まれてくる子供にお金をかけてあげたいという親心の表れとも言えるでしょう。

メリット(2)面倒事が少ない

かつては、結婚は家同士がするものという考えが強く、結婚式や披露宴は、親族に対する、「結婚しました」というお披露目の席でもありました。

ですが、核家族化が進み、親族間の繋がりも昔に比べて希薄になりました。

そんな中、会ったこともない親戚に招待状を出し、挨拶し……となると、結婚式だけのために親戚付き合いの面倒事を強いられることになってしまいます。

よく知らない人に祝ってもらっても別に嬉しくない、という考えもあって、わざわざ披露宴をしないカップルもいるようです。

現在では、親世代が離婚して、かつ再婚している家庭も増えてきましたし、誰を呼ぶ・呼ばないで、揉め事に発展することだってあります。

また、上司を呼んだり、友人を呼んだりと、人間関係を崩さないような調整も必要になり、より面倒なことが増えてしまいます。

それならいっそ結婚式や披露宴を省略しよう。ということになってしまうのも、わかる気がします。

デメリット(1)ご祝儀がもらえない

それでは、デメリットについてです。

結婚式や披露宴をしないということは、周囲に自分たちの結婚を知らせる機会が無いとも考えられます。

ですから、ナシ婚だと、ご祝儀を下さる方が結婚式や披露宴をした場合よりも、格段に少なくなります。

披露宴を豪華にすれば、ご祝儀なんて手元に一円も残らない。というのが現実ですが、やはり、ご祝儀は祝福の表れですから、少ないと淋しいですよね。

しかも、自分はもらっていないからと言って、他の人の披露宴に呼ばれた際、こちらがご祝儀を出さないわけにはいかないものです。

そういった部分で、損をした気になることもあるようです。

デメリット(2)思い出が残らない

結婚式や披露宴で、素敵なドレスやタキシードを着てみんなに祝福され、写真を撮影したり、参列者と一緒に笑顔一杯で祝福される風景を動画で撮ったりなどすると、二人のスタートの記念として、一生心の中と映像に残ります。

そして、毎年の結婚記念日には、結婚式の思い出話などを、夫婦で語り合う楽しみも生まれます。

それが無いとなると、結婚記念日は役所に行った日でしかなく、何ともあっさりとした思い出しか残りません。

また、入籍だけだと、結婚して時間が経つと記憶が薄れ、どこまでが交際で、どこからが夫婦なのか、境目がわからなくなってしまう可能性があります。

特に、同棲しているカップルだと、生活自体はあまり変わらないので、結婚したという実感が沸きにくいです。

ナシ婚だと、このように、思い出が得られないというデメリットがあるのです。

デメリット(3)離婚の歯止めが効かない

最後のデメリットは、一番深刻なものです。

ナシ婚の場合は、ケンカなどをした時、小さなことでも離婚に踏み切ってしまうという傾向があるようです。

結婚を書類だけで済ませたのですから、離婚だって書類だけ、という感覚になってしまうのも想像がつきます。

また、結婚にコストがかかっていないため、それを無かったことにするのに抵抗が薄いのも、あるでしょう。

もしも、結婚式と披露宴をしていたら、「あんなにお金をかけたんだから、もう少し我慢しなきゃ。」と思って踏み止まれることでも、ナシ婚だと、我慢する理由が存在しないのです。

そして、親族にお披露目をしていないことで、一度は縁が組まれた親戚関係も、あっさりと解消できてしまうのです。

自分たちを祝うために直接足を運んでもらっていないので、罪悪感も少なくなり、簡単に離婚を考えられるのでしょう。

このように、ナシ婚は、メリットが裏を返せばデメリットになるという危険も孕んでいるのです。

ナシ婚のメリットとデメリットを知ってどちらにするか決めよう

ナシ婚のメリットとデメリットについて、ご説明しました。

こう見ると、デメリットの方が多いように思えますが、ナシ婚の全てがいけないわけではありません。

もちろんお金は大切ですし、昔と違って、親族付き合いに重点を置く必要もない時代です。
ですが、この通り大きなデメリットもあるので、ナシ婚を考えているカップルの皆さんは、ちゃんとデメリットも理解した上で、実行して下さいね。

 

    「ナシ婚のメリット・デメリット」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/10(木) 18:45

    私たち夫婦はナシ婚でした。理由は私の持病が悪化してしまいそうだったからです。書類上の手続きをしただけですが、結婚して10年、穏やかな夫婦生活が続いています。無理して結婚式をしなくて良かったと思っています。