風邪でもないのにノドを鳴らす癖がある人がいますよね。
時々であればあまり気にならなくても頻繁にノドをならすことが癖になっている場合、周りとしてもその音が耳に残り不快に感じたり心配になることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、そのようにノドを鳴らす癖がある人にはどのような心理や特徴があるのかをご紹介します。
神経質である
心の中に常に何か不安や心配事があるなど、神経質な性格の人はその不安な気持ちを紛らわせるためにノドを鳴らす傾向があるでしょう。
特に痰が絡んでいるわけでもなくノドに異変があるわけでもないのに、ノドを鳴らさなければ落ち着かないのです。
このようなタイプは、自分の意見がなかなか言えない周りに気を遣う性格だったり、時間や決まり事などをしっかり守ることを人一倍まじめにこころがけているような人に多くなります。
普段から自分の意見が言えない人は、言いたいことがあっても周りの反応を気にするあまり、言葉を飲み込んでしまいグッとこらえることが多いのです。
そのため、ノドに圧迫感を感じやすいのでしょう。
また、神経質なタイプは「待ち合わせ時間に遅れてはならない」と約束の時間よりはるかに速い時間帯から準備をして待っていたりします。
決まりごとに対しても「ルールは絶対だ」といったように常に神経を張り巡らせているため気持ちに焦りがあり、その状態がノドにも影響するのでしょう。
もちろん時間や決まり事を守ることは大切なことではあります。
このような神経質な人はいき過ぎてしまうところもあり、周りからも「もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃない?」と言われてしまうことも少なくないでしょう。
ノドに違和感がある
風邪であればある程度の期間を過ぎれば症状も改善し、咳が出ていたり痰が絡むようなこともなくなります。
これが風邪ではないのに頻繁にノドに違和感を感じている人も少なくません。
例えば、普通の人より痰が絡みやすく、ノドを鳴らし咳払いをするような動作をしないとうまく痰が出せないとか、ノドが乾燥するためにノドを鳴らして少しでも症状を和らげようとするなど、日常生活の中でも悩まされている人も多いのです。
特にノドが乾燥しやすいタイプの人は、乾燥することでノドがくすぐったくなり乾いた咳がたくさん出てしまうこともあります。
そのような症状が出ると周りにも迷惑を掛けてしまうと考え、なるべく咳が出ないように必死でノドを鳴らす人もいるでしょう。
それでも、すぐに飲みものでノドを潤したりアメなどを舐めてノドの違和感を鎮めることが出来れば良いですよね。
しかし授業中や仕事中など何も口にできない状況のときにノドに違和感が出てしまった時には、ノドを鳴らすことくらいしか改善策はありません。
本人も「周りに迷惑を掛けないようにしよう」とか「咳き込んだら恥ずかしい」といったように焦ってしまう人もいます。
そしてなぜかこのようにノドに違和感が出るのは、普段のリラックスしている状態の時よりもみんなが集まる気を張るような場所で起こることが多いのも特徴です。
緊張することで口やノドが乾いて違和感が出やすいことも考えられますし、部屋がエアコンの風で乾燥している可能性も高いでしょう。
合図をしている
言いたいことがあるならばきちんと口で話せばいいものですが、それを口ではなくノドを鳴らして合図を送る人もいるでしょう。
このような合図の送り方にはさまざまな意味があります。
時には人を威嚇するような場面や無下にするような意味で使われたり、口では言いづらいことを慎む意味でノドを鳴らすといった「空気を読め」という意味で使われることもあります。
例えば、性格が横暴で自分本位な人は、自分が歩く進路の周りに邪魔な人がいれば大きくノドを鳴らしたり咳払いのようなしぐさをして相手に対し「どけろ」とノドで合図を送るのです。
特に人混みの多い場所で、このようなノドの鳴らし方をされて気分を悪くした人もいるのではないでしょうか?
また、嫌いな相手や見下している相手に対して、わざとノドを鳴らし威嚇するいわゆるイジメのような行為として使う人もいるでしょう。
ターゲットが側を通ると、意味深にノドを鳴らし、相手に苦痛を味合わせるのが目的なのでしょうが、やられている本人にとってはとても傷つくやり方ですよね。
それから、周りをシラケさせるような失言をしてしまった相手に対し、軽くノドを鳴らし「ここではその発言は控えたほうがいいよ」と心の中で警告する場合にも多く使われるでしょう。
本当ならばハッキリと「それは失言だよ」と言いたいものです。
しかし改まった場所であったり周りの空気をそれ以上悪くしてしまう恐れもあります。
そのように口には出せない場合も多く、せめてノドを鳴らすというように、どちらかというと思いやりで使われることも少なくありません。
ノドを鳴らす癖の心理や特徴を知ろう
近くにいる人が頻繁にノドを鳴らすと、どこか調子が悪いのか気になったり場合によっては嫌味な意味でノドを鳴らしているのかもしれないと心配になることもあるのではないでしょうか。
しかし、普段の相手の行動や性格を知ることで、その人がどのような意味でノドを鳴らしているかはある程度は把握できるでしょう。
また、悪気のないノドの鳴らし方と、威嚇や嫌味でのノドの鳴らし方では、音の出し方や大きさも違うため、耳で判断しやすいといえるでしょう。
「ノドを鳴らす癖をする人の心理とは?なぜ風邪でもないのにノドを鳴らすのか」への感想コメント一覧
私自身、喉が鳴ってしまうので、この記事の「不安がりで心配性」というのを読んでその通りだと思いました。
私の周りも喉が鳴る人が多いので、みんなストレスを溜めてるのかとしんぱいにもなりました。
同じ職場に喉を鳴らす人います。その音聞いてあまり良い気持ちになれません。喉の違和感でするのは仕方が無いとして、他の理由だったら周りの人に気遣って欲しいです。
>>1
私も喉を鳴らしてしまいます。
しかし、頻繁に鳴らしすぎなのか頭痛や心臓の動きが早まり苦しくなるだけでなく、
喉まで痛いです。
まだ最近できた癖なのでどうにかなおしたいです。
小中とトラブルがあり気づいたらこの癖が抜けなくなっていました。理由がわからなかったのですがやっとわかってスッキリしました。ありがとうございます。
色々言ってるけど、喉を鳴らしたり、空咳を頻繁にする人は単にチック症でしょ。
こういうシック症は子供に多く見られて大人になるにつれて、ほとんどが治っていくけど治らずそのまま成長したり、再発したりしているのが殆どで、本人が注意していても抑えるのが非常に難しい症状。
確かに心理的な要因が多いですが根本的に病気で治療し改善していくしかなく、一時的な感情や心理ではない。
職場に10秒に一度ウンって喉鳴らす女いてまじうざい。一生懸命耳鼻咽喉科に通ってるけど、それはチック症だから心療内科行けと言いたい。耳鼻咽喉科でいつも薬出してる医者もわかってて薬出してるのか、わかってないとしたらかなりのヤブ。