「お金がない」が口癖な人の心理や性格とは

最終更新日:2017年3月29日

事あるごとに「お金がない」という言葉を口にする人が、最近増えています。

これは、現代の厳しい社会情勢だけが原因だというわけではありません。

「お金がない」が口癖になっている人の心の奥には、ある心理が潜んでいると言われています。

では、具体的にどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

1.「お金がない」と言っておけば、人から嫌われることはないと思っている

「お金がない」が口癖になっている人は、人から嫌われたり嫉妬されたりすることを、潜在的に恐れている人です。

現代社会は情勢が厳しく「贅沢をしたくてもできない」という人がたくさんいます。

そんな中「自分はお金を持っている」ということを言動や態度に出してしまえば、当然、他の人たちからは良く思われなくなるでしょう。

彼らは、正にそのことを恐れているのです。

自分が今お金を持っているいないに関わらず、とりあえず「お金がない」と言っておけば、他の人たちから嫉妬されたり、嫌われたりするリスクは下がります。

そのため彼らは、二言目には「お金がない」と口にして、周りの人たちを安心させ、自分が悪く思われてしまうことを何とか避けようとしています。

2.今あるお金に感謝の気持ちが湧かない

常に「お金がない」と口にする人は、今自分が持っているお金に対して、感謝することができない人でもあります。

いくら「お金がない」と言っても、よほどのことがない限り、所持金や貯金がゼロになるということはなかなかありません。

つまり、多い少ないに関わらず、手元にはいくらかお金が「ある」のです。

しかし彼らは「こんな金額では足りない」という気持ちが強過ぎるため、今自分が持っているお金に対して不満ばかりを抱きます。

その気持ちが言動に出てしまい「お金がない」という言葉が口癖になってしまいます。

このタイプの人たちは、たとえたくさんのお金が手に入ったとしても、決して心が満たされることはありません。

彼らは常に「自分が今持っているもの」に素直に感謝することができず「自分が持っていないもの」にばかり目を向け、不満ばかり感じています。

そのため、どんなにお金を手にしても「お金がない」という口癖は直らない可能性が高いと言えます。

3.「同情してほしい」「助けてほしい」という気持ちが強過ぎる

所かまわず「お金がない」という言葉を口にする人は、人に対して依存する気持ちが強いという傾向があります。

つまり彼らは「お金がない」ということを言葉に出すことで「自分は経済的に恵まれていない、可哀想な人間だ」ということを、周囲にアピールしています。

そして、周りの人から同情してもらったり、助けてもらったりしようと考えています。

このタイプの人は、気心の知れた友人に対しては、日常的に「お金がない」と言い続けます。

そうすることによって「飲食代や交通費を相手に負担してもらえるかもしれない」という効果を密かに期待しています。

これがエスカレートすると、友人だけでなく、恋人にも「お金がない」ということをアピールします。

そうすることによって、自分の出費を何とか抑えようとしています。

しかし、これがあまりにも続くと、周囲にもそれがバレてしまい、最終的には人間関係や信頼を失ってしまう結果になります。

4.「お金がない」と口に出してしまうことで、ネガティブ感情を吐き出したいと思っている

「お金がない」という言葉が口癖になっている人の中には、本当に経済的に厳しい状態にあるという人も少なくありません。

経済的な圧迫は、人の心をどんどんネガティブにしていってしまい、その人を追い込んでしまうようになります。

そこで、あえて「お金がない」と口に出すことで、自分の心の中に溜まってしまったネガティブ感情を、外に吐き出しているという人もいるのです。

ネガティブな感情は、自分の内側に押し込めておけばおくほど、益々大きくなってしまうと言われています。

その結果、精神的に八方塞がりになってしまいます。

この状態から何とか抜け出したいと思っている人は、その第一歩として「お金がない」という言葉をあえて口に出します。

そうすることで、溜め込んだ負のエネルギーを、必死で発散させようとしています。

5.会話のきっかけを探そうとしている

「お金がない」が口癖の人の中には、目の前の相手との会話のきっかけが掴もうとして、あえて「お金がない」という言葉で相手の気を引き、会話を引き出そうとしているという人もいます。

現代社会においては、多くの人が厳しい経済状態の中にいます。

そのため、会話の第一声を「お金がない」という言葉にすると、大抵の場合、相手はそれに乗ってきてくれることが多くなります。

このような形で会話を始めると、相手が「この人も経済的に大変なんだ」と思ってくれるようになり、心を開いてくれる場合がよくあるからです。

実際にお金があるないに関わらず「お金がない」という一言から人との会話がスムーズに進むようになったという経験がある人は、人と話す時、ついついこの一言を口にしてしまうのが癖になっています。

「お金がない」が口癖な人の心理を知ろう

「お金がない」が口癖になっている人の中には、本当に経済的に厳しい状態にあるという人もいれば、何か目的があってわざとこの言葉を口にしているという人もいます。

そのため「お金がない」という言葉の裏に潜んだ心理は多種多様です。

しかし「お金がない」という言葉をあまりにも頻繁に言い続けていると、本当に自分からお金が離れていってしまうという現象が起きることもあります。

日常的に言ってしまっている口癖を直すのは大変ですが、余裕を持った生き方をするためにも「お金がない」という口癖は直すように意識する必要があるでしょう。