お見合いの基本的な流れ5ステップ。お見合い写真・釣書からお見合い後の返答方法まで

お見合いで和服を着る女性

親戚や知り合いの方からの紹介による「お見合い」も、最近では重要な婚活の一つになっています。

お見合いで結婚するというのも、草食系男子が多くなった現代社会では建設的な一つの選択肢です。

では、そんなお見合いの基本的な流れについてご紹介します。

お見合い写真を撮る

お見合いでは相手がどんな人かを知るために、まず写真と釣書の交換をします。

第一印象を良くするために写真は重要ですので、できるだけいい写真を用意すると第一印象でリードできます。

腕に自信がない場合は専門の写真屋さんで撮ってもらうと安心です。

また、かしこまった写真よりも自然体なスナップ写真を見たいという人もいますので、もっと気軽なスナップ写真も準備しておくといいですね。

ただ自然体といっても、食事中で目線がカメラから外れていたり、友達と大口をあけて笑っているような第三者から見て撮影意図がわからないようなものは避ける方がベターです。

ただ、無表情よりは、できるだけ笑顔で明るい印象を持たれるような写真を選ぶようにしてください。

もちろん美人に撮れたりかわいく写っている写真であれば尚更いいですが、いざ相手と会った時に全然顔が違うようでは意味がありません。

ソフトなどで写真加工ができる人だと美白にしたりその時できていたニキビを消したり、きりいに見せるための工夫は多少仕方ないことです。

ただ、加工しすぎでプリクラのような雰囲気にならないように注意するのがマナーです。

釣書を書く

釣書とはお見合い相手に提出する自分の経歴書です。

これは就職活動でいえば履歴書のようなものです。

簡単に自分のプロフィールを書き出します。

名前、職業、年齢、出身高校や大学などの学歴、勤務先、職歴などを書きます。

趣味も書きますが、これはあまり特殊なものでなく無難なものにしておいた方がいいでしょう。

趣味によって相手がどんな人であるか判断の材料になることが多いようなので、例えば料理とかお菓子作りなどが趣味なら、ポイントは高くなります。

結婚後の家庭像や雰囲気を想像しやすくなります。

また、スポーツも健康さをアピールできて良いでしょう。

特に二人でできるスポーツなどは共通の趣味として仲の良さにつながります。

趣味があわないより合っていた相手のほうがそれだけ好感度があります。

一方インドア派だと読書などは無難ですが、あまり印象には残らないかもしれません。

読書は多くの人が書きやすいものであるため、実際読書家だとしてもインパクトに欠けます。

むしろどんな本が好きかなど細かく書いてあげるとイメージがつきやすくなります。

ただ嘘は書かずに、素直に好きなことを書いておいた方が後々ストレスなく会話が弾みやすくなります。

人に説明しにくいマイナーな趣味を持っている人もいます。

ですがそれを隠すためにまったく興味がないことを記載しては、釣書の意味がなくなります。

見栄を張るのもいいですが、結果的にそれで幸せになりないので、正直に書いておく方が無難です。

写真と釣書を交換する

間に入る紹介の人を通じて、写真と釣書の交換をします。

それを見て会ってみるかどうかを決めます。

いわば就職活動でいうところの「書類選考」にあたります。

釣書を見て相手の職業だとか学歴といった条件面が詳細に分かります。

あとは写真を見ての印象が大事になってきますが、写真を見てタイプだったり良い感じの笑顔の人だと思えば実際に会ってみても良いでしょう。

職業や出身大学、趣味などを見て良さそうだと思ったら、あとは写真を見ると体格や容姿が大体分かりますのでその人とお見合いをするかどうか決めてください。

書類選考する相手が一人だけではなく、複数いて写真や釣書がいくつか用意されている場合は、なかなか条件面にぴったり合う人がいないと絞ることは難しいケースもでてきます。

そういった時は何も一人だけに限定せずに、日にちをおいてお見合いをしていくのもありです。

まだ交際が決まった段階ではないため、複数の相手と同時に見合いをしていくことはいけないことではありません。

むしろ候補がいるのなら実際に会って、雰囲気や人柄で最終判断することが大事です。

書類だけではわからない魅力に気づきやすくなります。

お見合いをする

写真と釣書で会ってみたいと思った人と、実際に会ってみるのがお見合いです。

二人だけで会うお見合いと向こうとこちらの両親と一緒に会うお見合い、間に入る人も来るようなお見合いもあります。

実際に会ってみると写真のイメージとはよくも悪くもずいぶん違っている場合もよくありますので、ともかく本人に会ってみるのは大切です。

両親が一緒のお見合いでも後で二人だけになる時間があります。

普通にデートをしてみて、いろいろ話をしてみてどういう人か合う人であるかどうか判断をしてください。

また、相手によってはお見合いが初めてだという人もいれば、何回もしているという人もいます。

そのため一回のお見合いに対する意気込みは、人によっては高かったり、また駄目なのではとネガティブになり初っぱなから低かったりもします。

なので相手の意気込みだけで自分に関心があるかどうか決めずに、お見合いをする背景などを聞いてみるとより客観的に相手を推察できます。

一見聞きにくいようなことでも腹を割って最初から気さくに話せるかどうかも、つきあっていく上で外見や学歴と同じくらい大切になります。

話しやすいか、一緒にいても負担じゃないかどうか実際に探れるところがメリットです。

お見合い後、付き合うかどうかの判断をして返事をする

お見合いをしてみて合いそうな人だと思い、好感を持ったらおつきあいをしてみたいと紹介者に返事をします。

ちょっと合わない人で、付き合いたくないと思ったら断りの返事をします。

お断りする時には、相手を傷つけないような言い方をするように気をつけるようにしてください。

おつきあいが始まれば、その後は普通の恋愛と同じになります。

ただお見合いの場合には結婚をするかどうか、早めに判断を迫られますので、早めにそのあたりの判断を下すことができるようにしてください。

仕事やプライベートの事情などで、すぐに結婚は考えていない場合は最初に相手に伝えておかないと不一致となり、相手の気分を損ねてしまいます。

もちろん、付き合ってみたとしても、その後ちょっと無理だと思ったら断っても構いません。

その時もうまく相手をたてた断り方をするのがマナーで、決してタイプじゃなかったという答えや思っていた雰囲気と違うというような本音を口に出してはいけません。

あくまでもお見合いという儀式を尊重して、相手とやりとりしていくのがベストです。

断り方がスムーズにいかないと、今後お見合いをしていく上で風評が悪化したり、不利に働くことが考えられます。

もちろん付き合いがうまくいってそのまま結婚にゴールインできたら、お見合いは成功ということになります。

お見合いは、普段なら交際が始まらないような意外な人と接点を持つことができます。

だからこそよく相手を見て、また知ってもらうことで、互いに同じゴールに向かって交際が長続きしやすくなり、順序立てて結婚まで進みやすくなります。

 

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