これってパワハラと感じていても、それが会社の上司であればなかなか言い出しにくいものです。
上司はその強い責任感から、自分の思い通りにしたいという強い気持ちで、そのような行動にでるのです。
そうした感情でしか表現できない人間がいるということを、知っておくことが必要です。
相手はあなたを気にしている
男性でも女性でも自分の思い通りにしたいと思ったときには、強めにでることがよくある行動パターンです。
仕事として責任を抱え込んだ上司の、わかりやすい行動パターンの一つといえます。
気になっている女性にアピールをする、男性心理を考えてみるとわかるでしょう。
理由としては、全く異質のものであっても、気になっている人には相手にわからせたいという心理から、その行動パターンがあらわれてくるのです。
一緒の行動をとってみるとわかるのですが、常に同じ事を何度も言われたりする状況がでてくるでしょう。
そうした時に、こんなにいってもわからないのかという心理が働き、相手がわかるまで、自分の存在感をアピールし、強調するような態度ででるのです。
あなたに対し一目置いている
強調する態度であなたに接してきたあとは、あなたがどうでてくるかを相手は常に見ています。
そうしてあなたの心理も探っているのかもしれません。
何を言っても大丈夫な相手と判断し、それに耐えうる人間かを判断材料としていることがありえます。
それは逆にいえば、部下として、自分よりも有能であるかどうかを知りたいという気持ちが強いのです。
自分よりも有能であると困るのが上司の気持ちです。
また、自分の立場がなくなってしまうのは危険なことでもあるわけですから、ちょっと気になる部下は、その存在がライバルになりうるのです。
そのような行動に出た場合は、相手がどんなときに、自分に近づいてくるのか行動パターンを把握しておくと、その上司の心理も少しずつわかってくることでしょう。
強い劣等感を持っている
上司という強い責任感の立場でありながら、自分より弱い立場のものには、威圧的な態度でしか接する事が出来ない裏側に、上司としての強い劣等感というものが存在するのは確かです。
思い通りにしたい人間がいるにもかかわらず、その人間関係さえもスムーズにいくことができていないのではないかという、常日頃の不安感がつきまとうのです。
会社の上司として、周りの人間と上手くいっているのか、また仕事は思い通りになされていないという心配から、そのような劣等感は生まれます。
そしてその劣等感をそばにいる者に対して、逆に威圧的な態度でごまかそうとします。
自分が劣等感をもっている上司などと、思われたくはないはずです。
そのようなことから、上司といえども、部下であるあなたと同じに、不安と劣等感にさいなまれているという、弱い心理が働いているということを知っておく必要があります。
さびしがり屋の目立ちたがり屋
周りの友人男性で、いつも自分が目立っていないと気が済まないというタイプがいるはずです。
かと思いきや、急に沈んでみたりと、二重人格のようなわけのわからないタイプです。
そのような男性に共通していえることは、とてもさびしがり屋だということです。
たまにそうした友人男性と話し、観察してみたりして、心理を探るというのも困った上司の心理を探るうえでは特に良いかもしれません。
女性上司にしても割と似ている面があります。
女性の場合も、男性化しなければやっていけないことから、共通して似たパターンをおこすことも多いでしょう。
さびしがり屋ということは、会話にも飢えており、人とのコミュニケーションが下手であるともいえます。
コミュニケーションが下手だったりする上司は意外に多いのです。
そのような事から、怒ったり、当たり散らすなどの、幼児的な行動にでやすいのです。
今の自分の現状に不満を抱いている
怒って当たり散らすという行動パターンのひとつに、ストレスをかかえているというのも理由としてあげられます。
上司の責任感で、自分自身の現状を我慢しなければならないことが多いなど、その今の会社の現状に何らかの不満をかかえているということが大いにありえます。
また、そんなことも部下にあまり知られたくないという気持ちもあり、自分は常に上司として有利でなければならないのです。
あなたよりも上の立場なのですから、その不満を知られたくないのでしょう。
そうしたことから、会社の現状を、自分自身でも客観的に見つめなおしてみても良いでしょう。
周りをみつめなおすことにより、上司のそうした言動の心理が、少しずつかいま見えてくるでしょう。
パワハラ上司の心理を知ろう
パワハラはとてもつらいものです。
それがどんな状況においても、また特に会社の上司からならばつらいことでしょう。
自分がどうしてそのような事をされたのか、相手にはきっと理由があります。
許されない行動ではありますが、相手の心理をつかんだときには、自分自身の社会における、人間としての成長が大いに望めることでしょう。
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