ぽっちゃりとデブの境界線。体脂肪率などではっきりさせてダイエットに励もう

マシュマロ女子、ミケポチャ(体重3ケタ以上の女子)など、デブを肯定する言葉が溢れ返っている今日この頃。

でも、デブはデブ。周囲からデブの称号を貰わなくて済むよう、デブとぽっちゃりの境界線を知っておきましょう。

体脂肪率が40%以上

体重が重くても、身長が高くて骨量が多いだけの女子や、スポーツや仕事内容のせいで筋肉がつき、がっちりしているだけの女子もいるので、一概に身長と体重だけでデブの境界線を引いてしまうのは気の毒と言うもの。

やはり、一定の割合を過ぎると身体にとって邪魔者でしかない、脂肪の多さが決め手になるところです。

医学的には、健康な女性の体脂肪率は25%程度と言われていますが、スリムな女性が増えている昨今では、20%以下の人も増えています。

逆に、「隠れ肥満」と言って、見た目は細身に見えても、体脂肪率が30%くらいの女性もいます。
つまり、30%くらいなら、見た目で太っているとはわかりにくいものなのです。

ですから、見た目に影響の出始める体脂肪率は、大体35%くらいからでしょうか。

35%~40%未満なら、まだぽっちゃりさんで通用しますが、40%を超えてしまうとおデブと言われても仕方ありません。
身体の4割が脂肪ということは、50キロの人なら、20キロが脂肪ということです。つまり、10キロのお米を2袋ぶら下げて歩いているようなものになります。

流行のファッションを楽しめない

ミニスカ、ショーパン、スキニージーンズなど、スリムな女性に映える、体型を強調したファッション。
でも、今ではそれらは痩せた人の特権ではなくなり、普通体型や、ぽっちゃりさんでも楽しめるサイズ展開や伸縮性のものが数多く発売されています。

これが13号、15号などの大きめサイズのものも、ウエストのファスナーが閉まらなかったり、太ももが通らなくなったりするのでは、もうぽっちゃりさんではありません。
無理に着てしまえば、大きな動きをした瞬間に縫い目が裂けたり、破れたりして恥をかくことになってしまいます。

おしゃれをすることも諦めなければいけない体型という時点で、既にデブなのです。
メンズサイズのTシャツや、ウエストがゴムのものばかりを着用するとなおさら自分の身体を甘やかすことになり、デブ化への危機感は薄れる一方です。

公共の場での一人席がきつい

ぽっちゃりさんは、太目ではあるものの一般的に用意されたあらゆるものに収まる範囲の人ですが、それをオーバーして、2人分のスペースを確保する必要が出てきてしまっては、もうぽっちゃりさんでは通用しません。

バス、電車、映画館。1人分しか料金を払っていないにも関わらず、席一つでは肉が収まりきらず、隣の席まで溢れている状態の人は、周囲に迷惑をかけるレベルの肥満、つまりデブというわけです。

自分では無理やり一人分に収めているつもりでも、隣に座った人は、得も言われぬ圧迫感を感じているはずです。指定席の場合は、「隣はデブか……」と、自分の運の悪さを呪っているかもしれません。

肥満=自分の生活習慣が招いた結果ですから、そのせいで人に迷惑をかけるようでは、ぽっちゃりなんてカワイイ言葉では済まされませんよね。

男性が抱きしめた時腕が回らない

おデブでもぽっちゃりでも、縁さえあれば彼氏は出来るものです。

そんな彼氏とのスキンシップの最中、抱きしめられても、彼の腕では足りないほどの極太ウエストを持っているなら、それはデブの境界線を越えてしまった証拠。
腕を回そうと頑張る彼氏の姿は、体格差のある力士のまわしを取ろうとする姿と重なって見えてしまいます。

これはつまり、女子の夢である「お姫様抱っこ」ができるかできないか、の境目でもあります。

彼女がぽっちゃり程度なら、彼氏のトレーニング次第で、長時間は無理でも、お姫様抱っこの夢は叶う見込みがあります。

何故おデブはこの夢が叶わないかと言うと、ウエストの幅が彼のリーチを上回っているからです。
つまり、いくら筋力を付けても、腕に乗らないものを持ち上げるのは無理と言うもの。

デブだというだけで、男女交際にも制限が出てしまうんですね。

「ぽっちゃり」という言葉に甘えている

今まで挙げた4点全てに共通することですが、ぽっちゃりとデブの境界線は、デブであることに危機感を持つか持たないか、というのも大きい要素です。

同じ体型でも、「デブになってきたから、これ以上太らないように制限しなきゃ」と思ってダイエットに励む女子と、「まだまだ『ぽっちゃり』だから大丈夫だよね♪」と何の努力もしない女子では、半年後の姿に激しく差がついていることでしょう。

つまり、「ぽっちゃり」という言葉に甘えて、自己管理を怠り、見苦しい姿で外を歩き、人に迷惑をかけても平気になってしまったら、それは既に「デブ」なってしまっているということです。

このように、精神的な要素でも、デブとぽっちゃりの境界線と言うものは、存在しているのです。

デブとぽっちゃりとの境界線は明確にできる

デブとぽっちゃりの境界線は、主観、客観含めて、あらゆるところにあるものです。

自分がデブだとは夢にも思っていない人も、このルールに当てはめると、デブにカテゴライズされてしまうかもしれませんよ。
周りにそんな「自称ぽっちゃり」のデブがいたら、そっと気付かせてあげて下さい。

 

    「ぽっちゃりとデブの境界線。体脂肪率などではっきりさせてダイエットに励もう」への感想コメント一覧

     

    現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。

この記事への感想を書く