自分の料理の腕前に自信がないと遠慮しているあなた、諦めては勿体ありません。
料理の腕は、遺伝でも才能でもなく、やる気と学習と経験でいくらでも上達するものなのです。
そうは言っても、何から始めれば……と思い悩む皆さんのために、料理が上達する近道となる方法をご紹介します。
料理の基礎はしっかりと学んでおこう
まずは、料理の基礎から知ることが、これから料理スキルの身に着ける上での重要課題になります。
初心者向けの料理本や、プロの料理人や食品メーカーが運営するレシピサイトには、料理の基礎から詳しく掲載しているものが多いです。
包丁の持ち方から食材の下処理の仕方、火加減や仕上げ方法など、基本を知れば他の料理に応用できる術を身に着けることができるのです。
そういった媒体を、隅から隅まで読むようにして、掲載されている基本のレシピを実践してみましょう。
書かれている通りに美味しくできたら大成功!この感覚を忘れないように、何度かレシピ通りに作ってみましょう。
一種類を作り続けるのではなく、炒め物、揚げ物、煮物、和え物など、色々なジャンルをそれぞれこなしていくことも忘れずに。
それぞれの基礎をジャンル別に身に着けることも、料理上手の必須条件なのです。
この基本を忘れずに、料理上手へステップアップしていきましょう。
食材を知っておいて損はない
それなりに普段から料理はしているけれど、レシピ通りにしか作れない……という人も、中にはいるでしょう。
でも、料理上手とは、「あるもので適当にパパッと」作っても、食べた人を唸らせるような料理を作れる技術を持つ人を言うのではないでしょうか。
そんな高度なこと、私にはできない!と、投げ出す必要はありません。
実は、簡単な知識を身につけておけば、それなりに様になった「アレンジ料理」を作れるようになります。
それは、食材を知り、何と何が似ているのか、何で代用できるのか?ということを、しっかり把握しておくことなのです。
例えば、野菜の種類で考えてみましょう。
キャベツと白菜は同じアブラナ科の葉野菜です。
レシピの材料からこれらを置き換えても、大きな作業工程の変化や、味付けの変更をしなくても、少し味わいは変わりますが、美味しく仕上がるものです。
ナスとズッキーニも、とても近いナス科の野菜なので、ズッキーニが無いときは代わりにナスで……なんていう応用をきかせる事が出来るようになるのです。
これが身につけば、旬の安い食材で思うように料理ができるようになり、経済的にも大きなメリットができますよ。
簡単料理をマスターしよう
ビーフシチューやソースから煮込んだハンバーグ、お手製の生地から作ったパスタ料理……。
そんな手の込んだ料理が得意な人のことを、料理上手という場合もありますが、よく考えてみて下さい。
忙しく暮らす私たちにとって、それだけ時間やコストのかかる料理を毎日作るのは不可能です。
料理上手の本領を発揮するのは、簡単で美味しくて、お金のかからない料理をいくつ作れるか、という場面ではないでしょうか。
急に人が来たとき、サッと美味しいおつまみやおかずを出せたらかっこいいですよね。
せっかく来てくれたのに、手の込んだ料理しか作った経験が無いために、お客様を待たせてしまうのはスマートじゃありません。
そんな時に大活躍する、手間いらずの料理のレパートリーを日々増やしていくことが、料理上手の称号を手に入れるための近道と言えます。
これは、前項のように有り合わせでパパッと作れる知識も大変重要になってきます。
人に食べてもらって自信をつける
料理の技術やレパートリーを身に着けたら、その成果を人に披露する機会をなるべく持つようにしましょう。
食べてくれた人に「美味しい!」とほめてもらうことで、技術向上へのモチベーションが上がり、料理すること自体が、自分にとって楽しいことに変わってゆきます。
もしも、人に食べてもらったうえで、辛口の評価を貰ってしまっても落ち込まないで下さい。
それは料理の腕前を上げる、絶好のチャンスなのです!
個人の嗜好を押し付けるような批判は気にする必要はありませんが、一般的な意見は、自分の料理を見直すきっかけにつながりますので、心を大きく持って受け止めてみましょう。
ただ、機会が欲しいからといって、「私が、私が」と出しゃばってしまうことの無いように気を付けましょう。
あまり積極的すぎると、料理上手アピールのうるさい女だと思われてしまいます。
これでは料理の上手い下手以前の問題になってしまいますので、ご注意を。
料理はやる気と経験でいくらでも上手くなる
以上の4ステップをこなすことができたら、かなりの料理上手になっているはずです。
一朝一夕ではできないことばかりですが、最初に述べたとおり、料理はやる気と経験です。
ですが、時間をかけて身に着けたその腕前は、歳をとっても、環境が変わっても、いつまでも自分のために役立ちますよ。
料理上手を目指す皆さん、なるべく楽しんで、頑張ってください。
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