どんなに自分の内面を隠そうとしていても、その人の本当の性格は顔に全て表れてしまうと言われています。
そのため、たとえ容姿が優れた人であっても、性格が悪ければ、顔の表情を見ただけでそのことがばれてしまいます。
では、なぜ性格は顔に出てしまうのでしょうか。
その理由についてまとめました。
目元を見ると、心から笑っているかどうかがわかるから
その人の性格を最も表すパーツが、目であると言われています。
特にそれがわかるのが「その人が笑っている時」です。
心の底から目の前のことを楽しみ、喜んでいる人は、笑う時、目が細くなったり目尻が下がったりします。
そのような笑顔でいる時、人は「喜びの真っ只中」にいます。
つまり、他の嫌なことなど考えたり、自分の表情を取り繕ったりする余地もなく、ただひたすら今の喜びに没頭しています。
その心の余裕が、笑顔に表れています。
このような笑顔を見せる人は、人生のあらゆることを素直に楽しむことができる、前向きで明るい性格であると言えます。
しかし、どんなに笑顔を絶やさないように意識していても、目元が笑っていない人は「何かに対して、心から喜ぶことができない人」だと言えます。
心からの喜びを感じていれば、笑っている時に表情が崩れるので、目元が固くなったり引きつったりすることはありません。
そのため、このような笑い方をする人は、どちらかというとネガティブな傾向があると言えます。
口角を見ると、その人の口癖や考え方の癖がわかるから
口角も、その人の性格が表れてしまいやすいパーツの1つです。
口角が上がっている下がっているかで、その人の普段の口癖がわかり、更には、考え方の癖までわかってしまうからです。
口角が上がっている人は、いつもポジティブな言葉を口に出している人であると言われています。
ポジティブな言葉は、発する時に口角が上に挙がる響きのものが多いと言われています。
ポジティブな言葉を発することによって、自分の心もその言葉の暗示にかかり、更に口角が自然と上がってしまいます。
そのため、いつもポジティブな言葉を使って話している人、人生を前向きに楽しもうという思考で過ごしている人は、口角が上がっています。
逆に、愚痴や悪口など、ネガティブな言葉ばかり口に出している人は、口角が下がり、不機嫌そうな表情になります。
ネガティブな言葉を発する時、人は無意識的に口を「への字」に曲げることが多いと言われています。
そのため、そのような言葉ばかり口に出している人は「への字型の口」が癖になってしまいます。
常に口角が下がっている人は、ネガティブな性格、そして、何かにつけて粗探しばかりしている性格であるということがばれてしまうでしょう。
口元に締まりがあるかどうかで「いざという時に頑張れる人かどうか」がわかってしまうから
人の口元を見ると、その人が「緊張感を維持できる正確かどうか」がわかると言われています。
口元に締まりがある人は、ある程度、緊張感を維持することができる人です。
そのため、いざという時に一気に緊張感を高め、実力を発揮することができる人であると言えます。
口元に締まりがあるということは「口というパーツに対して、意識や神経をピンポイントで向けることができている」ということを意味します。
そのため、集中力を1点に集めることができるとも言えます。
このことから考えると「やるべき時に、自分の持つ全ての実力や集中力を発揮できる」という性格であるということがわかります。
しかし、口元に締まりがない人は、ぽーっとしていて、口というパーツに意識や神経を向けることができていない状態であると言えます。
そのため、意識や神経が分散されやすく、集中力に欠けるということが読み取れます。
このことから考えると、口元に締まりのない人は「いざという場面においても、自分の実力や集中力を発揮することができない性格」であると考えられます。
性格によって、人を見つめる時の目線が違うから
目の前の相手を見つめる時の目線も、その人の性格を表してしまうと言われています。
性格が穏やかで愛情深い人は、あまり目を見開くことなく、自然に目を開いて人を見つめます。
その人が愛情深ければ愛情深いほど、目尻も一緒に下がる稀有工があると言われています。
このような性格の人は「相手に威圧感を与えないように」と常に肺書しているため、無意識的にそのような目線になります。
しかし、人に対して敵対心を抱きがちな人や、人を探る癖がある性格の人は、人を見つめる時の目力が必要以上に強いのが特徴です。
彼らは、人に対する警戒心があまりにも強過ぎるため、常に「相手の心の裏を読み取らなければ」という気持ちで人と接しています。
これが目線の強さに出てしまい、相手を射抜くような鋭い目線で人を見つめるようになってしまいます。
性格が顔に出る
どんなに元々の容姿が魅力的であっても、そして、どんなに表情を完璧に作り上げて表向きの姿を取り繕っても、顔の細かいパーツを見ると、その人の性格がばれてしまいます。
その人が持っている本来の性格は、そのような細部にこそ表れてしまいます。
本当の意味での「性格が良い人」になるためにはやはり「感じ良く見える表情」を作ったりするよりも、色々な経験をして心を動かし、内面を磨き上げることの方が大切です。
内面が磨かれた人の表情は、どんな人でも真似することのできない魅力に溢れているものです。
「性格は顔に出ると言われる理由」への感想コメント一覧
よく性格は顔に出ると聞くけれど、どうしてかなんて考えたこともありませんでした。一つ一つ理由を聞くと納得です。一生懸命、笑顔の練習を意識してするよりも、いつもポジティブを心がけていたほうが自然ないい顔になれそうですね。私も常に心がけたいです。
よく性格に顔に出る、顔の作りが可愛いとかではなく可愛い人って性格もいいって聞いてました。
なんで顔に出るか、なんて気にしたこともなく迷信でしょって思ってましたがこんな風にまとめられている記事を見ると納得出来ますし面白いですね。
私はよくキツイ顔をしてると言われるので気をつけなきゃなって思いました。
人の粗探し、嫌味に嫌がらせ。正に姑がへの字の口で、目が常に笑っていない作り笑い。大嫌いです。