社会人にとって職場で過ごす時間は長く、できれば快適に過ごしたいものです。
そうすれば、仕事もしやすくなり、モチベーションも上がるでしょう。
しかし、もしその職場に「生理的に無理」という人がいたら、あなたはどうしますか?そんな「生理的に無理な人」が職場にいる時の対処法をご紹介します。
できるだけ関わらないようにする
生理的に無理な人が職場にいると、仕事がやりにくかったり、会社に行くのも嫌になってしまいます。
人間の心とは難しいもので「あ~、あの人無理」と思ってしまうと、なかなかその気持ちを変えることができないものです。
それを無理やり相手とうまく接しようとすると、ストレスが溜まってしまい、仕事にも影響が出てしまうことがあるでしょう。
そういう「生理的に無理な人」が職場にいる時の対処法は、何よりもまず「できるだけ関わらないようにする」ということです。
例えば、一緒にランチに行かないようにしたり、休憩時間をずらしたりして、共に過ごす時間を減らします。
生理的に無理と感じる人がそばにいれば、いやでも目に入って気になります。
そうすると、どうしてもストレスが溜まるので、できるだけ一緒にいないようにしましょう。
生理的に無理と感じたら、相手に誘われてもきちんと断るようにしましょう。
「いやだな」と思いながら一緒にいるのは、あなた自身にとっても負担になりますし、そういう気持ちは相手にも伝わります。
そうすると、結果的に職場の人間関係を悪くしてしまいかねません。
ちゃんと断って、距離を置くようにしましょう。
ただし、断る時は相手に不快な思いをさせないよう、言い方には気を付けて、感じ悪くならないように断りましょう。
それも社会人としてのマナーです。
相手の問題点を改善してもらう
もし生理的に無理と思う人が職場にいたら、どうしてその人に対して「生理的に無理」と感じるのか、それを考えてみましょう。
もしかしたら、不衛生で身の回りをかまっていないなど、そういう点が「生理的に無理」と感じる原因だったりしませんか。
そういう場合の対処法は、相手にさりげなく伝えて、生理的に無理と感じる部分を改善してもらうのも一つの対処法です。
あなたが感じていることは、もしかしたら周りの人も同じように感じているかもしれません。
そうなると、その問題点は本人だけではなく、その職場全体の問題になってしまうかもしれません。
「いつ取り換えたのかわからないようなシャツを毎日着てきて、髪の毛もべたついている」とか「汗っかきで冬でも汗がダラダラ流れて臭う」なんて言う場合、社会人として失格ともいえます。
しかし、意外と本人は気が付いていなかったり、悪気はなかったりもします。
そういう時には、優しく、でもはっきりと「もう少し見た目をクリーンにしたほうがいいのではないかな」と伝えましょう。
言われた時、本人は恥ずかしい思いをしますが、ずっとそのままでいるよりはよっぽどましです。
また、相手の性格を考えて、直接いうのは適切でないと思えるなら、上司に相談してみるのも良いですね。
衛生面など、比較的改善しやすいものが問題で生理的に無理と感じるなら、思い切ってそれを指摘してみましょう。
それによって「生理的に無理」ではなくなるかもしれませんよ。
用件はメールなどで伝える
生理的に無理な人が職場にいる場合の対処法として、用件を伝える時にも、メールなどを使うようにするというものがあります。
さすがに席が隣の場合など、何でもかんでもメールで伝達は難しいですが、極力接点を避けて、会話をしないようにしましょう。
「性格がネガティブで、いつも人の悪口を言う」ような人なら、あなたが生理的に無理と感じても仕方がありませんし、それを改善してほしいというのも難しいでしょう。
そういう人に対しては打つ手がありません。
そういう時は、メールなどを利用して連絡するというのも一つの手です。
また、連絡事項や用件をメールで伝えることは、そのメッセージが残ることになりますから、仕事上「伝えた・伝えてない」いうトラブルを防ぐこともできます。
生理的に無理な人を上手に避けるのが目的ですが、仕事上メリットもあるといえるでしょう。
メールや伝言、紙のメモで相手に伝える時には、伝達ミスをしないように気を付けることがポイントです。
その上で「お忙しそうですから、メールでお伝えします」「長い案件なので、メールでお送りしておきます」といった一言を添えるようにすれば、相手は避けられているとは思わず、むしろあなたのメッセージを、気配りをしてくれていると感じるかもしれませんね。
配置転換を願い出る
生理的に無理な人がいる場合、どうしても無理と思うこともあるでしょう。
本当に無理と思った時は事情を上司に話して配置転換をしてもらうというのも対処法の一つです。
その時にポイントとなるのが、相手のことを貶めるような言い方をしないようにすることです。
こういう時、どうしても自分の気持ちを分かってほしいという風に色いろいろ話してしまいがちですが、それでは上司から見ても好ましい態度とは言えません。
「精いっぱい努力してうまくやろうとしたが無理だった。
仕事に影響が出たら申し訳ないので配置転換をしてほしい」と伝えてみましょう。
そして移動するのは、基本的に自分自身です。
相手を別のポジションに移動させてほしいという希望は、わがままを言っていると思われてしまいますので、控えましょう。
その上で上司が判断して、よりふさわしいほうを移動させることもあるでしょう。
また配置転換を願い出ても、その希望が叶わないこともあります。
しかしそんな場合でも、せめて席を離してもらえたり、同じプロジェクトに入って仕事を組むということは避けることができる可能性が高まります。
一人で考えすぎずに、ダメもとで上司に相談してみるのも、大切な対処法といえるでしょう。
生理的に無理な人と距離をとろう
生理的に無理な人が職場にいる時の対処法をご紹介しました。
生理的に無理と感じたら、上手に距離をとったりして、自分自身の負担を減らすようにしましょう。
そしてそれと合わせて、いくら生理的に無理であっても、相手に対する配慮は忘れないように心がけましょう。
「職場に生理的に無理な人がいる時の対処法。適度な距離を置こう」への感想コメント一覧
学生の頃であれば、「生理的に無理な人とは付き合わない」で済む話も、社会人になると難しいですよね。「相手に配慮しつつ、自分を守る」というスタンスがいいのではないかな、と思いました。
職場に生理的に苦手な人がいます。
お互い様なのか、業務について質問などしてもかなりそっけないし、わたしもあまりいい顔をしていないと思います。
メールでの相談、質問はこれからぜひ活用したいです!
「長い案件ですので~」などの気遣い風な言葉も忘れず、もしかしたらメールでよい関係を築き上げられたら、苦手意識もなくなるかも!
周囲にいます、該当する人。
私の場合、やはり関わらないようにしています。
仕事の業務でも出来るだけ絡みたくないので、
その人がいなくても業務が完結する仕組みをしいています。
世の中自分と合わない人は必ずいます。
それと同時に、自分のことをそう思っている人も必ずいると思います。
仕方のないことです。
でも今の場合は職場だから全く関わらないわけにはいかないと思うので、最小限度に。
最近、書店であほとは関わるなみたいな本が出ていたので参考にするといいと思います。