社会人になると自社の社長または取引先の社長などお立場のある方とのお食事会など多くあります。
その時のマナーや注意点など詳細はご存知ですか?
知らないと恥ずかしいと思われ、仕事の評価にもつながるのできちんとしたマナーを身につけたいものですよね。
そこで今回は取引先や社内の上司や社長と飲み会や食事会があった時のマナーをご紹介します。
身だしなみ:服、メイク、靴、バック
お食事会やパーティーなど友達同士の飲み会ではないので、それなりにきちんとしたビジネスライクのアピアランスを心がけます。
まず、服装について男性であればジャケットは必須です。
最近ではオシャレなパンツにジャケットを合わせるなど上手に着こなしている方もいます。
派手にならず、そして地味になりすぎないことが大事です。
服装も自己主張の一つですから、男性であればネクタイを少し明るめの色、チーフを入れるなどして普段使いにワンポントを入れるとオシャレです。
女性もできる限り、ジャケットが着用できれば可です。
パンツスタイルでも問題ありませんが、カジュアルにならないようにします。
また靴については、ヒール男性は皮靴にしましょう。
間違ってもスニーカーは避けます。
服装の色についても白、ベージュ、黒、グレーでなければならないということはありません。
常識の範囲内での色遣いであれば敬遠されません。
バカンスにいくようなロングスカート、ゴールドの派手で大き目なアクセサリーなども避けます。
メイクについては、ナチュラルメイクを心がけます。
注意した点は、チークやアイメイクが濃すぎないようにします。
口紅も濃い赤やパープル、オレンジなど品格に欠けると一般的に思われるものは避けましょう。
見本にするといいのが、航空会社の客室乗務員のメイク、髪型です。
座る席、立食時のマナー
お食事会となると席順が決まっているものもあれば、そうでないものもあります。
席順が決まっていれば大変楽なのですが、フリーの席でお好きなところへどうぞというお食事会であれば、上座、下座があります。
基本的に出口に一番近い手前側の席、こちらが最も役職が低い人間が座る位置となり、その対角線上に座る人が、最も目上の人が座る位置になります。
間違って、一番最初に食事会場に入って、一番奥に座るなどということがないようにしましょう。
自分自身が役職があったとしても、一度は謙遜し「わたしは、こちらの席で結構ですよ」など一言入れるだけでも印象が大変変わります。
立食時は、着席するときよりも難しく、手荷物の問題など発生しますので、その場合は会場やお店の方に協力してもらいましょう。
クロークに預けるなどして身軽にします。
社長にまずお飲み物をどうするのか、ごあいさつを先にするのか等きくようにしましょう。
どうしたらいいかわからないときは、どうされますか?と素直に伺うのが一番です。
これを恥ずかしいと思ってしまって勝手な自己判断が一番危険です。
気の使いすぎ、過剰な敬語はNG
社長だからといって、全てを「はい」「そうですね」「おっしゃる通りでございます」などで返事をしていると「この人は本当に人の話を聞いているのか?」「気持ちのない返事だな」と思われてしまうことが多々あります。
おもしろいなと思ったときには、笑い、私はこう思いますなど意見を述べるのもいいでしょう。
なぜならば、社長がいるようなお食事会は、絶好の社内営業の場です。
会社に不満がある方は、こうしたらどうかなど提案を持ちかける場でもあります。
単に楽しく飲んで笑ってというムダな時間を過ごすのはやめましょう。
与えられた時間を有効に使うのです。
また自社の社長もそうですが、取引先の社長であった場合も新たな取引につながるように、そしてあなたの存在を植え付けるようにします。
過剰なもてなしや接待を敬遠される方というのは意外に多くいらっしゃいます。
なぜならば、わざとらしい感じがでてしまうからです。
自分自身も途中から何がなんだかわからなくなるでしょう。
尊敬語、謙譲語の使い方は難しいので、丁寧語をきちんと使っていれば問題ありません。
社長との食事会を楽しもう
社長とのお食事会についてのマナーや注意点として、その会の大きさ、会場にかかわらず、常に清潔感、相手への尊敬の気持ちを忘れないようにしましょう。
また笑顔を忘れずに、りラックスをします。
男性でも女性でも自分がある意味で支えになっている、裏方さんであるが、主人公を支える重要な役割を担っていると思い、役者になります。
そうすると気持ち的にも楽しめることでしょう。
自分だけのことを考えるのではなく、常に相手ありきで物事を考えると、社長とのお食事会も大変身になるものになるでしょう。
素敵な時間をありがとうございますという感謝の気持ちを実際に口に出して伝えることも重要です。
帰る際には、必ずお礼をいいましょう。
お気をつけて、おやすみなさいときちんとしたあいさつができると尚、可です。
背伸びをした対応をしなくとも、自分らしさを忘れずに、目上の方とのお食事会を楽しんでください。
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