職場における暗黙のルールとは。明文化されていない規則に気をつけよう

最終更新日:2016年8月26日

職場で、規則として掲げられているものがあっても、そこには存在していない、暗黙のルールというものがある場合が。

定められたルールではないものの、守らないと白い目で見られてしまうようなルール、どのようなものがあるでしょうか。

1.ミスした時は、報告ではなく責任を

ミスをした時、そのミスをカバーするのは会社や上司であることがほとんど。

しかし、そのミスを本人にきっちりと責任を取らせるという会社もあり、ミスを恐れて日々ストレスになっている人もいます。

例えば何かを発注する時に、個数を間違えてしまったという場合に、間違えた分を自腹で責任をとるというケースがあります。

暗黙のルールとなっている為、上司や会社に報告するということよりもまず、責任をとることが求められているのです。

ミスの大きさによっては、働いている意味がなくなってしまうことも。

いくら責任をとるといっても、このようなケースだと自分を犠牲にする羽目になり、恐怖心の中で仕事をこなすようになってしまうでしょう。


2.欠勤する時は、予め人の手配が必要

風邪をひいてしまった、家族が急に入院した、という理由で欠勤しなければならない理由が出来た時、自分の代わりとなってくれる人を探しておかなければならないというルールも存在します。

その日が元々休みの人を調べて、その人に連絡し、自分の欠勤の穴を埋めてくれないか頼まなければならないというもの。

確かに自分が休むことによって、誰かしらがカバーすることになるでしょう。

しかし、会社に連絡した他に、自分の代わりとなる人を探し続けて、本来時間を割かなければならない所に割けないという問題も生じます。

またなかなか見つからず、焦る気持ちが膨れてくると「無理してでも行かないといけないかな」という責任を感じるように。

欠勤した際の自分の代わりは、自身でではなく、会社や仲間たちにお願いしたい所でしょう。


3.社内はあだ名で呼び合う

仲間意識を高めるためだったり、フレンドリーな会社を目指している所では、それぞれあだ名がついていることがあります。

もちろん得意先や取引先といった他社とのやりとりの際にはきちんとした名前で呼ぶ必要があるものの、社内での会話はあだ名で呼び合うこと、というルールが存在しているところも。

中にはあだ名をネームとして胸につけていたり、入社の際にあだ名を決めるように指示されたりと、お遊びに感じてしまう人もいることでしょう。

ただ、仕事を楽しくしたい、関係を良くしたいという思いからこのようなルールがあると意識すれば、意外と良い会社であると言えるかもしれません。


4.新人は誰よりも早くに出勤すること

会社に入る時間が決まっていることがほとんどでしょう。

例えば朝8時からの仕事であれば、大抵30分前くらいから徐々に出勤し始めます。

しかし、暗黙のルールの中では、この出社時間が早まってしまう人たちがいます。

「先輩たちよりも早くに出勤する」という暗黙のルールが存在していると、新人は誰よりも早くに出勤しなくてはならなくなるでしょう。

先輩たちもまた、上司よりも早くに出勤しなければならない。

こうなると徐々に時間が早まってしまい、8時からの仕事なのに1時間も2時間も早くに出勤しなければならなくなってしまいます。

予め決まっている時間通りにはならないのが暗黙の世界です。


5.会社の飲み会は、二次会まで参加

会社の中で、仕事終わりに飲み会に行こうというケースも多くあるでしょう。

明日の仕事のことも考えると、出来れば早めに退散したいところ。

しかし暗黙のルールで「飲み会は、二次会を含めたもの」というのが前提にあると、二次会まで強制参加となることもあります。

何も知らずに一次会で切り上げて帰ろうとすると、周りからは白い目で見られ、まるで空気が読めない人扱いになることも。

飲み会に参加したくない、初めから断りたいという人が増えているのは、こうした暗黙のルールのせいかもしれません。


6.仕事は見て覚えるべし

何も分からずに会社に入ったのに、誰も何も教えてくれないという会社もあります。

そうした会社の暗黙のルールは「仕事は見て覚えなさい」「仕事は盗んで覚えるべき」というもの。

確かに近年では指示されないと動けないという人が多くなっていますが、さすがに一から何も教えられないとなると不安だらけ。

どこを見てればよいのか、どこを盗むことが出来るのかすら知らない状態で、時間だけがただ過ぎていってしまうという過酷な状況もあります。

入社してすぐに試練を与えられ、それを乗り越えた者だけが出世する。

なんとも理不尽に思えるものですが、こうしたルールも存在しています。

暗黙のルールに気をつけよう

規則、ルールという形で分かりやすく定められているものに関しては、教えられなくても守れることでしょう。

しかし暗黙の世界となると、入ってみなければ分からない、教えられないと分からないという状況が出来てしまう為、不安に思う人もいるでしょう。

仕事に慣れてくればくるほど、こうした暗黙のルールが増えていき、仕事がしにくいと感じてしまうこともあります。