至近距離で話してくる人の心理や理由。なぜいつも距離感が近いのか

色々な人と話すことになる際に気になることは、相手との距離感です。

初対面でも近いほうがいいと思う人もいれば、仲良くなるまでは程々の距離感を保って欲しいと感じる人もいるでしょう。

このような中でも気になるのは、妙に距離感が近いな、と感じる人のことです。

話す時に距離が近い人は、どうして距離を近づけて話そうとしているのでしょうか。

今回は、至近距離で話してくる人の心理や理由をご紹介します。

相手との距離感がわかっていない

至近距離で話してくる人に多いのは、相手との距離感がわかっていないことです。

日本人は初対面の人と話す時に遠慮する人が多く、どちらかといえば少し離れて話そうとする人が多いことでしょう。

しかし、誰もがそのような距離感をもっているかといえばそうではなく、欧米人のように初対面でも馴れ馴れしい人はよくいます。

このような人に多いのは、相手との距離感がいまいちわかっていないことです。

初対面でもなかよくできる人は相手との距離感を気にすることがなく、最初から友人のように振る舞ってしまいます。

これは悪気があるわけではなく、自分たちはもう仲良しである、仲良くしていきたい、といった気持ちの現われだといえます。

しかし、日本人は初対面だと遠慮しがちであり、距離を少し置こうとする人も多いでしょう。

ですが、至近距離で話してくる人はこのあたりの感覚が異なっており、相手との距離感がうまく掴むことができずに、至近距離で話してしまいます。

仲が良いと思っている

至近距離で話してくる人の心理としては、すでに仲が良いと考えています。

友人などと話す時は自然と集まって話すように、人間は仲のいい人ほど近くにいたいと思う傾向にあります。

そのため、至近距離で話してくる人はすでに仲良くなっていると思っており、近くで話すことでより仲良くなろうとしています。

このような場合は至近距離で話すことは悪いことではなく、むしろ好意的だといえます。

嫌われている、遠慮されている場合は自然と距離は遠くなっていくので、近ければ近いほど相手から好かれていると考えるといいでしょう。

もし、至近距離すぎて困るのであれば素直に相手に伝えると、相手は悪気は持っていないので、程々の距離間に修正してくれることは多いといえます。

耳が遠い

至近距離で話してくる人の心理としては、耳が遠いことがあげられます。

耳が遠い、耳が悪い人は結構多く、相手の話している事が聞こえない場合もよくあります。

耳が遠い人は相手の言葉をしっかりときこうとするので、自然と距離感が近くなってしまいます。

また、耳が遠い人はこれまでに相手の話が聞こえずに困らせてしまった経験をしています。

そうすることで相手に迷惑をかけてしまう、何度も話させてしまうことは負担をかける、と過去の経験から感じているのです。

このような理由から、耳が遠い人はあらかじめ至近距離で相手と話すようにし、何度も話してもらわないように、相手に迷惑をかけないように配慮しています。

声が小さい

至近距離で話してくる人の理由としては、声が小さいことがあげられます。

大きな声で話すのが苦手な人は多く、はっきりと話すことが怖いと感じている人もいるのです。

このような人は大きな声が出せないと自分でわかっているので、至近距離で話すことが自然と多くなっているのです。

また、至近距離で話す人は、声が細い場合もあります。

このような場合は周囲の物音や話し声などで声がかき消されてしまうので、あまり遠い距離で会話することができません。

このように、声が小さかったり、声が細い人は遠くから喋ることを苦手としており、至近距離で話すことで、会話をしやすくしています。

滑舌が悪い

至近距離で話してくる理由としては、滑舌が悪いことがあげられます。

滑舌が悪い人は何を話しているか伝わらないことが多く、困ることがよくあります。

特に遠距離だと口元をみて解読しようと試みる人も多くいますが、口の動きだけで判断するのはなかなか難しいといえます。

このように、滑舌が悪い人は会話に苦労することが多く、遠距離で話すことを避けています。

一方で、至近距離で話すことができるのであれば、言い直しなどを簡単にできるメリットがあります。

また、話しにくい言葉は一文字ずつわけて話すことなども、至近距離の方が簡単にできることでしょう。

このように、滑舌が悪い人は至近距離で話をすることが多く、相手により言葉が伝わるように配慮してくれているのです。

至近距離で話してくる理由を知ろう

至近距離で話す理由は大きく分けて2つあり、距離感か声の質のどちらかといえます。

距離感の場合は親しくなりたい、既に親しいと考えている場合が多く、仲の良さを距離感によって示そうとしています。

一方で、声の質で問題があると感じている人は、相手に迷惑をかけないように、至近距離で話そうとする傾向があります。

至近距離で話そうとしている場合は悪気のない場合も多いので、馴れ馴れしいなどといって邪険にしないように気をつけることも必要かもしれません。

 

    「至近距離で話してくる人の心理や理由。なぜいつも距離感が近いのか」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/29(火) 10:13

    至近距離で話しかけて来る人は、相手との距離感が上手く掴めない人だと勝手に解釈していました。しかし耳が遠かったり、声が小さかったりする事から、話し相手との距離が近くなる人もいる事に気付けて良かったです。