舌回し運動の効果とは。小顔効果だけでなく健康維持にも

最終更新日:2015年12月6日

舌は口腔内の2/3を占め、多方面での活躍・機能を維持しています。

生理学的な機能を司る他、疾患の指標、美容へも関わり、時に外見からもその現状が把握できる事が可能な場所でもあります。

舌を回す事によって、その機能を高め役割機能の維持、減退の防止へ繋がってきます。

1.租借・嚥下機能の維持・増進

舌は、歯や歯茎で噛み砕いた飲食物を食道へ送り込む働きをもっています。

この舌の働きで、気管への誤飲を防ぐ役目ももっています。

舌回しを行う事で、舌の機能が増進し役割を発揮する事が可能になります。

よって、誤飲以外に食べこぼし・飲みこぼしも防ぐ事が可能になります。

老化が進んでいる・進んだ方、または何らかの疾患や後遺症等で、飲食物を摂取できにくい・長時間を要する等の症状がある方は、舌回し運動実施後、摂取されてみて下さい。

実施しない場合と比較すると、摂取しやすくなった・時間が縮まったと感じられるでしょう。


2.唾液分泌を促す

唾液は飲食物をスムーズに砕く・溶かす働きをもっています。

また、虫歯菌や口腔内の雑菌の繁殖を抑制する働きをもっています。

舌回し運動によって、舌自体の刺激の他に唾液腺・顎下腺の働きも順調にする効果があり、その効果により唾液分泌を促す事へ繋がります。

同時に、水分の少ない食物が食べられない・裂けたいというのがなくなり、食事の楽しみが増えるというメリットもあります。

この為、食事内容へ偏りが少なくなる事から、栄養バランス面にも効果が持て、噛んで食べられる→唾液分泌が促進する→舌の筋肉が現状維持できるという良いサイクルが保持できる状態になります。

また、唾液がある事によって、口腔内の乾燥を予防し、細菌・ウイルスの侵入・繁殖を予防する、口臭を予防する効果も得られます。


3.味覚低下の予防

下には様々な味覚(しょっぱい、甘い、辛い、酸っぱい、苦い)機能、触覚(柔らかい、固い、熱い、冷たい)機能という感覚を司る働きもあります。

舌の動きや機能が低下・老化により、味覚低下を引き起こします。

舌回し運動を行う事によって、それを予防し飲食物本来の味を認識できる事で、塩分・油分の摂り過ぎ防止を発揮し、味覚低下によって濃い味付けから高血圧や痛風等、二次疾患へ繋がるのを防ぎます。


4.動かす事で脳が刺激を受ける

身体は全て、脳からの指令によって動いています。

舌は筋肉でもあり、上記と重複しますが飲食物を送り込む食事に関する機能の他、味覚機能、感覚機能があり、その全ての動作が脳へ刺激となっています。

舌から見たら、脳からの指令を受けて、その機能・役割を発揮しています。

双方は関連しており、本人の無意識のうちに速やかに行われています。

これにより、記憶力や想像力も刺激にり、前の体験を思い出して思考する、話す等、幅広い刺激となります。

1つの刺激が多方面で活躍する為、脳内のシナプスが興奮して、更に伝達スピードが速くなります。

俗に言われる脳のシワは多い程、回転が速いという事に繋がってきます。

また、認知症の予防、開口縮小の防止にも注目されています。


5.小顔効果

顔面には小さな筋肉が沢山あり、全体の身体の面積の割には多数の筋肉が存在しています。

この為、老化や肥満によて脂肪の付き程度・たるみから、顔が大きく見えるようになってしまします。

同時に顔のリンパ節の流れも滞ってしまう為、加速して老け顔や顔の浮腫みが増強する結果となってしまいます。

舌回し運動によって、筋肉とリンパ節に刺激を与えます。

筋肉に適度な張り・緊張を与える事で、筋肉の萎縮・拘縮を防ぎ、結果としてたるみが予防できます。

また、顔全体にハリが出る為、若く見られる効果が高く期待できます。

リンパ節に刺激を与える事で、リンパ液がスムーズに且つ順調に流れます。

顔の浮腫みが解消され、顔全体が引き締まって小顔効果を発揮します。

同時に、リンパ液の栄養成分が全体に運ばれる事で、艶のある・元気な皮膚色から、表情も明るくなる効果を発揮します。


6.自律神経失調症の指標

自律神経には、副交感神経と交感神経の2つがあり、互いに働く事で生活できる役割を担っています。

ストレス、寝不足、心が疲れきっていて頭では分かっていても身体が動かない等、心身の身体にとってストレス(圧力という意味でのストレス)が過度に生じた時に発症する、誰でも罹患しやすい疾患です。

自分は「自律神経失調症」「軽度の自律神経の乱れ」という疾患の自覚症状が無い為、気づいて受診した時は内服治療や時に有給を使って一時期、休まないといけない状態になってしまいます。

そこで、自分でも簡単に指標できるのは、この舌回し運動が可能かどうか、舌の周囲に異変がないかです。

これには、個体差があって全ての人が当てはまるものではありません。

しかし、多くの方が体調が優れない、疲れが抜けない、眠れない等、自覚症状がある時は舌回し運動が上手にできない傾向があります。

同時に、舌が腫れている、舌の下がうっ血している等、舌に関わる症状が多いのが現状です。

舌回し運動をしていこう

健康で日常生活に支障が無い場合、舌はあまり意識されにくい部分でもあります。

生きるのに欠かせない飲食物の摂取、細菌・ウイルスの侵入・繁殖を予防する事で感染・罹患を防止できる事、刺激が脳へも良い影響・関連がある事、美容効果も得られ、その機能・役割は優れています。