話をしている時に「単純に」と言って話し始めたり、まとめようとする人がいます。
話が難しくなってきた時に言われることが多いですが「単純に」とはどのような意味で言っているのでしょうか。
「単純に」が口癖な人の心理についてご紹介します。
話を端的にまとめたい
話の議論が進んできた時に「単純に」が口癖の人は、話を端的にまとめたいという心理が働いています。
話し合いが進むにつれて議論が進んでくると、話し合い当初の目的について話し合っていても、途中で話がどんどん膨らんでいきます。
議論が進むほど内容も難しくなったり違うことを話し合ったりするので、収拾がつかなくなってくることもあります。
「単純に」が口癖の人は膨らんだ話の内容について、端的にまとめたいという心理が働きます。
「単純に」と言って話し始めれば、今まで求めきれていなかったことについて、自分なりに簡単にまとめて話をすることができます。
膨らみ続けた話の内容を、一旦シンプルにまとめることによって、分かりやすくまとめようとしています。
「単純に」が口癖の人は、話は端的にまとめた方が話しやすいと思って話を切り出します。
内容が難しいからシンプルに考えたい
話をしている時にだんだんと内容が難しくなってくることもあります。
「単純に」が口癖の人は話の内容をシンプルに考えたいという思いから、自ら「単純に」と言って話を簡単に考えさせようと促します。
話が難しくなるのは仕事や恋愛でも同じで、話し合いが続くほどより深く話をすることになります。
恋愛においてはお互いの意見を言い合ったりしますが、話が進むにつれてより具体的な内容に進んでいきます。
するとお互いの意見が食い違ったり合わないこともあるので、より深く話し合って理解しあうことが大切になります。
その過程で話し合いがより複雑になっていくと、考えることや話し合うことがめんどくさいと思うようになってしまいます。
誰でも難しことを考え続けるのは嫌なので、もっとシンプルに考えたいと思って「単純に」と言ってしまいます。
恋愛においては複雑な関係になることもありますが、最終的には好きか嫌いかのシンプルな考えに辿り着きます。
シンプルに考えたいという心理から「単純に」と言って話を簡単に考えようとします。
選択肢を狭めたい
「単純に」が口癖の人の心理としては、基本的にシンプルに考えたいと思っています。
話をしていくうちに内容が濃くなり、選択肢の幅も広がっていくことがあります。
選択肢が広がることは良いことですが、時には選ぶのに迷ってしまうこともあります。
「単純に」が口癖の人は多くの選択肢があるなかで、極力選択を狭めたいと思っています。
同じような選択肢をまとめて考えることによって、単純に自分が考えたい方向性を示すことができます。
選択肢が多くて選べないのは優柔不断な性格の持ち主と言えますが、選択肢を狭めて単純に物事を考えたいという心理が働いています。
シンプルな考え方は自分の意見を単純に相手に示すこともできるので、複雑な選択肢や考え方ではなく、選択肢を狭めて単純に考えたいと思っているのです。
自分の意見を端的に伝えたい
「単純に」が口癖の人が自分の意見を言う時に、できるだけ端的にまとめて相手に伝えたいと思っています。
自分の考えがなかなかまとまらない時に、伝えたいことがたくさんあると何から話していいか分からなくなります。
自分でもなかなか意見がまとめられないのに、相手に分かりやすく伝えるのは難しいですよね。
「単純に」という言葉は相手に分かりやすく伝えるという意思表示と共に、自分に対しても「単純に」分かりやすくまとめろと言い聞かせているのです。
「単純に」と言えばシンプルに物事を考えられるので、意見がまとまらない時に自分が一番大事なことだけを相手に伝えようとします。
そのため「単純に」と言ってから話す時には、自分の意見を端的にまとめて相手に分かりやすく伝えたいという心理が働いているのです。
最終的な結論を早く導き出したい
話が長引くほど内容が難しくなり、まとめるのも大変になっていきます。
「単純に」と言われれば誰もが単純に意見を言おうと考えるので、最終的なまとめに向かうことができます。
「単純に」と言ってから話をすれば、後に続く人もシンプルにまとめてくれると思うからです。
話がまとまらなかったり平行線のままの時には、とりあえずシンプルに考えてまとめるのもひとつの方法です。
「単純に」が口癖の人につられて、周りの人も単純に考えることを促すことができます。
「単純に」が口癖の人は早く端的にまとめて、最終的なまとめを導き出したいという心理が働いています。
「単純に」が口癖の人の心理を知ろう
「単純に」が口癖の人は基本的にはシンプルな考え方が好きで、難しく考えることを嫌います。
シンプルな考え方はどんなに複雑な話をしていても、最終的にはシンプルに考えることが多いです。
そのため「単純に」と言って話をする人は、常にシンプルに考えたいという心理が働いているのでしょう。
「単純に」が口癖の人は言葉通り単純に物事を考えたいと思っているのです。
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