「正直」が口癖の人の心理や性格とは

話の初めや終わりに「正直」と口癖で言ってしまう人がいますが、なぜわざわざ「正直」と付け加えるのでしょう。

普段から正直に話している人ならば、わざわざ付け加える必要はありませんよね。

そこで「正直」が口癖の人の心理についてご紹介します。

言いにくいことを話すきっかけ

誰にでも言いにくいことはありますが、言おうとしてもなかなか話しにくいですよね。

「正直」が口癖の人の心理としては、言いにくいことを言う時のきっかけとして「正直」と付け加えてしまいます。

自分では言いにくいことがあっても「正直」と付け加えることによって、自分が意を決して相手に話しているのだという気持ちを伝えたいのです。

心理としては自分では本当は言いたくないのだが、あえて話をしているということを相手に分かってもらいたいのです。

わざわざ「正直」と付けることによって、自分は腹を割って話をしたという誠意を相手に見せているのです。

そのため話しにくいことでも腹を割って話すことで自分に正直に、また自分を守るために「正直」と付けて話をします。

自分の言葉に重みを持たせたい

普段から自分が話をする時に真剣になって自分の意見に耳を傾けてくれない人が多かったら、話をしたくないですよね。

人の意見をしっかり聞くか聞かないかは、普段からの行いや行動によって自然と判断されることが多いものです。

普段から自分の意見をしっかり聞いてくれていないと感じている人が、どうしても自分の意見を聞いてもらいたい時に「正直」と付け加えて自分の言葉に重みを持たせるのです。

「正直」と言われれば普段の言葉とは違って重みがあるので、周りの人も耳を傾けようとするはずです。

「正直」が口癖になっている人は普段から自分の意見が聞いてもらえないので、自分の言葉に重みを持たせたいという心理があります。

本音を言いたい

「正直」が口癖の人は自分の本音を言う時に、相手に本当の自分の気持だということを伝えようとします。

普段から本音で話をしている人は、わざわざ「正直」と付け加えることはないでしょう。

「正直」が口癖の人は普段から自分の本音を隠しながら生活をしている人が多いです。

本音を言わないようにする人は、争い事が嫌いな人が多いです。

本音を言ってしまうと相手との関係が悪くなってしまうので、自分の気持にウソをついてでも良好な関係を築こうとします。

しかしどうしても自分の本音を言いたいと思った時に、普段から本音を書くじている人は本当に相手に伝わるか不安に思います。

そこで「正直」と付け加えることで、これが自分の本音だと言うことをアピールしたいという心理が働くのです。

自分の本気度を相手に伝えたい

自分が本気で相手に伝えたい時に、普段通りに話をしてもしっかりと受け止めてくれるか不安に思いますよね。

いつも本音で話をしていたり、信用されている人は普段通りに話をしてもしっかりと受け取ってくれるでしょう。

しかし普段から自分の気持にウソをついたり、本音を隠している人にとっては相手に自分の本気度が伝わるのかが不安に思います。

そこで自分の本気度を相手に伝えたい時に「正直」が口癖となってしまいます。

「正直」と言えば自分の本当の気持ちを伝えると前置きできるので、自分が本気で相手に伝えたいという気持ちを分かってもらえると思えます。

自分が本気で相手に伝えたいと思うほど、つい「正直」と付け加えてしまうことが、いつの間にか本気で伝える時の口癖となってしまいます。

本気度を分かってもらい人が「正直」が口癖になると、周りの人もしっかりと話を聞いてくれるようになるので、もっと伝えたいという気持ちが強くなり「正直」の口癖も増えていきます。

自分への自己暗示

「正直」が口癖の人の心理として、自分自身に正直に話せ自己暗示をかけているのです。

普段から自分の気持に偽っていたり、本音を隠したまま生活をしている人も多いでしょう。

自分の言った言葉がすべて本音とは限りませんが、いつでも正直でいたいと思う人も多いはずです。

しかし本音で話をしていると、トラブルに巻き込まれることが多いので、自分を守るために本音を隠すことも多々あります。

特に人間関係においては本音を言ったがために、相手との関係が悪くなることもあるでしょう。

しかし本来は本音で話をしたいと思っている人にとって、なかなか本音を話すことができなくなっていきます。

そこで自分の気持に正直でいたいという心理が働くことで「正直」がそのまま口癖となって言葉に出てしまいます。

「正直」を付け加えることによって、自分に正直に話せという自己暗示をかけているのです。

「正直」と言えば正直なことを話さなければいけないという心理が働くので、言いたくないことでも話しやすくなります。

「正直」が口癖の人は普段から本音を言わない人

「正直」が口癖の人は普段から本音を隠している人なのかもしれません。

だからこそ「正直」という言葉が付け加えられれば、本音で話をしていると分かります。

普段から本音を言わない人も多いですが「正直」を付け加えると話しやすくなります。

一度試してみるとそのままクセになってしまうかもしれませんが、本音で話をすることは大切なことです。

 

    「「正直」が口癖の人の心理や性格とは」への感想コメント一覧

  1. 1. シャンシャン大好き2018/05/05(土) 09:12

    彼氏がこの「正直」を付ける人です。最初はあまり気にしていなかったのですがなんだか最近ウザく感じるようになって気になったので知ることができてよかったです。確かに自分の気持ちはストレートに出せない人ですね。でも懸命に本音を伝えようとしているんですね。温かく見守ろうと思いました。

  2. 2. リコリス2018/05/11(金) 17:38

    身近に「正直」が口癖の人がいるので興味深く読ませていただきました。正直が口癖の人の心理って色々とあるんですね。大事な話をする時によく使っていたので、自分の言葉に重みを持たせたいという所にとても納得しました。

  3. 3. とくめいきぼう2018/05/26(土) 22:25

    以前から正直という言葉を発する人は何となく信用できないと思っていましたが、彼らの深層心理がよくわかりました。今後そういう人の心情も理解した上で話を聞くことが出来そうです。

  4. 4. 名無しのイケジョさん2018/05/29(火) 10:03

    話し始めに「正直」と言われると「これから何を言ってくるんだろう」と身構えてしまいますね。普段我慢強い人に「正直」と言われた時の緊張感はすごいです。

  5. 5. 名無しのイケジョさん2018/05/29(火) 11:40

    会話の始めに「正直」が付くと、相手の言葉が重たく感じられます。この記事を読んで、無意識だけど自分もこの言葉を使ってないかなと考える様になりました。

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