ちょっとした失敗をズルズル引きづったり、ストレスを感じやすかったり、現代では、打たれ弱い人が増えています。
自分にも心当たりがありますという人もいるのではないでしょうか。
心がナイーブで、打たれ弱い人の特徴をご紹介します。
神経質
日本人に多いのですが、神経質な性格の人は、人の何倍も細かい事に気が付きます。
その為、繊細で高い質の仕事を自分にも相手にも求めます。
設定する目標自体が高く、知らず知らずのうちに、自分の実力以上の目標を設定してしまい、結局出来ずに「自分はダメだ」と悲観してしまいます。
神経の細かさが、自分で自分の首を締めてしまう事もあります。
自分の限界をある程度把握していないと、ある日突然、緊張の糸が切れた時に心が壊れてしまいます。
自己評価が低い
「自分には取り柄がない」「何をやってもダメだ」など、マイナス思考で自分への評価が低い人は、打たれ弱く、異常なまでに諦めが早いのが特徴です。
失敗して怒られた時は「やっぱりね…」と妙に納得して、頑張って見返そうという気持ちは起こらないのです。
やっても出来ないし、どうせまた怒られるなら、もう辞めた。
と簡単に諦めてしまう思考回路が出来上がってしまっているので、成長は見込めません。
まずは自分の良さを発見して、自己評価を高める事が、マイナス思考を脱却する鍵となります。
言い訳がましい
打たれ弱い人は、失敗を誰かのせいにして逃れようとする癖があります。
失敗を人に責められる事を極端に怖がるので、何かと言い訳を用意して置かないと安心出来ないのでしょう。
自分の力で解決する事も出来ない、失敗の責任を取るなんて面倒な事も出来ない、責任感のない人です。
ミスを認めてしまえば、人に指摘されたり、責任を問われる事も否めないので、打たれ弱い人は言い訳をしてミスを認めない事を選びます。
言い訳をするほど、人からの信頼が失われるということには気が付けないまま、自分だけを庇い続けるのです。
甘やかされて育った
親にあまり怒られた事がないという若者が増えてきています。
何も分からないまま産まれてきて、間違わずに良い行いだけ出来る子供はいません。
怒られた事が無いと言う人は、もしかしたら、甘やかされて育っただけなのかも知れません。
「悪い事は悪い」と、子供の頃に親から怒られなかった子供は、社会に出て怒られ時に、心がポキっと折れてしまいます。
周囲からの愛のムチの一言が、ただネガティブに突き刺さり、いつまで経っても引きずってしまいます。
人の評価を気にする
「自分」を強く持っていない人は、人の評価ばかりを気にして生きようとします。
誰かが自分の事を良いと言ってくれている時は、自分に自信を持っていられるので、心が穏やかですが、周りからの評価が低いと分かると、途端に自信を失くしてしまいます。
そうやって、人の評価に一喜一憂しては、心にダメージを食らっているうちに、ストレスがどんどん溜まっていきます。
「人は人、自分は自分」と割り切って考えられないところが、打たれ弱い人の弱点です。
日本人に多いのですが、自分の意見がハッキリ言えずに、人に合わせてばかりいて苦しいと悩む人はたくさんいます。
打たれ弱い人は、人に嫌われたくないという心理が強く働いているのです。
保守的
打たれ弱い人は、自分が打たれ弱く、傷つきやすいこと大抵の場合、自覚しているので、自分を守ろうとする防御のセンサーが人よりも敏感に働きます。
いつも辺りを警戒して、保守的な行動ばかり取ってしまい、自分でも退屈で面白味に欠けると感じているはずです。
それでも、新しい事を始める一歩がなかなか踏み出せず、まずは周りの様子を伺ってからでないと、前に進めないのです。
その性格が災いして、チャンスを逃したり、一歩出遅れる事もあるでしょう。
打たれ弱い人は、チャレンジや冒険から得る成長を自ら放棄する位、怖がりな性格です。
プライドが高い
自分は優秀で、その辺の人とは違うと思い込んでいるプライドの高い人は、まさか自分が振られるなんて、まさか自分が失敗するなんて思ってもいないません。
そのまさかの展開になった時、心がグチャグチャに掻き乱されます。
自分のプライドを傷つけられた事を、怒りにも似た歪んだ感情を持って晴らそうとしたり、いつまでも忘れられずに、ネチネチした態度を取ったり、まるで別人の様な行動を取る事もあります。
打たれ弱くプライドの高い人は、下手に関わると、1番厄介なタイプでしょう。
打たれ弱い人の特徴を知ろう
幸せをたぐり寄せるのは、心の持ちようです。
打たれ弱い人は、ちょっとしたところで色々と損をして、生きづらさを感じているでしょう。
負ける事や失敗は一概にダメな事ではないと意識する事が大切です。
打たれても立ち上がる力を身に付けると、今よりも確実に心が軽くなります。
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