つきあっている彼氏との関係に疲れたり、気持ちが冷めたり、あるいは何かトラブルが起きたときなど、「別れたい」と思うことがあるでしょう。
それがその場限りの感情で、すぐに消えてしまうようであれば問題ありませんが、「別れようかどうしようか」と思い悩む場合は、それなりの対処が必要になります。
ここでは、別れを悩んでいるときにすべきことをご紹介します。
すぐに結論を出さない
彼氏との別れに悩んでいるということは、自分の心の中に二種類の感情があるわけです。
つまり、「別れたい」という感情と、「別れたくない」という感情です。
言わずもがなのようですが、この二つの感情が存在しているということをしっかり認識するところから、スタートしなければなりません。
とくに注目すべきなのが「別れたくない」という感情。
悩みのもとはここにあります。
「別れたい」と思いながら、それにブレーキをかけている感情が自分の中にあることを、しっかう認識しましょう。
その感情が存在している限り、軽々に「別れ」を決断すべきではありません。
拙速に結論を出してしまうと、後悔することになるでしょう。
ですから、別れに悩んだとき、まず心がけるべきなのは、「すぐに結論を出さない」ということです。
そして、時間をかけて自分の気持ちを確かめましょう。
その際、効果的なのは「別れたあとの自分」を想像してみることです。
その想像が自分にとって楽しいものか、つらいものかによって、「本当は別れたいのか、別れたくないのか」を判断できます。
ただし、一度だけでなく、日をおいて数回試してみる必要があるでしょう。
その時の気分で、想像が変わってくることが多いからです。
友人に相談する
一般的な対処法ですが、人に相談するという方法も有効です。
親しい友人など、できれば彼氏のこともよく知っている人がベストです。
今の気持ち、これまでのいきさつなど、できるだけ具体的に、細かく話をしましょう。
自分の気持ちを細かく説明するのは、なかなかむずかしいことでしょう。
「うまく説明できないからこそ、悩んでいる」ということもできるわけです。
そのむずかしい説明を、なんとかしてみることが、自己分析の役に立つのです。
友人に話をすることで、自分の気持ちがわかってくるということが少なくありません。
また、話をして気持ちがすっきりするというケースもよくあります。
いずれにしても、一人悶々と悩んでいるよりは、誰かに話しアドバイスしてもらうことによって、一歩でも前に進むことができるはずです。
これでまでの振り返りをしてみる
彼氏との出会いから、これまでの道のりを、一度振り返ってみましょう。
楽しいこともあれば、そうでないこともあるでしょう。
それを、時系列で、できるだけ細かく思い出してみるのです。
ただ、頭の中で振り返るより、紙に書いたほうが効果的です。
「あのときはこうだった、このときにはこんな時があった。あんなことを話した。こんなことを言われた」と、思い出せる限り、具体的に書いていきましょう。
その作業自体が「楽しい、おもしろい」と感じられる限り、別れを決断すべきではありません。
その作業が苦痛に感じられるようになってからその結論を選んでも、遅くはないのです。
自分のほんとうの気持ちを確かめるための、一種の「自己テスト」と言っていいでしょう。
初デートなどの思い出の地に行ってみる
それをさらに進めて、そうして振り返りをしたときの「二人の思い出の地」に、行ってみるという方法もあります。
初デートで入ったカフェや、よくいっしょに行ったショッピングセンター、交際半年記念でディナーを楽しんだイタリアンなどを再訪するのです。
「つらくてとてもそんな気になれない」というなら、友人を誘ってもかまいません。
彼氏抜きでその場所に行ったとき、自分がどんな気持ちになるかを知ることが目的なのですから。
また、楽しい思い出に限定する必要もありません。
初めてケンカした飲食店など、マイナスの思い出のスポットでもいいのです。
そこに訪れ、「現在の彼氏の不在」を認識したとき、自分がどんな気持ちになるか、しっかりと見極めましょう。
それによって、別れるべきかそうでないかの判断をするといいでしょう。
彼氏と話し合う
ここまで紹介してきた4つの対処法を実践しても、なお結論が出ないということもありえます。
「その悩みを抱えていることがつらくてたまらない」と感じたならば、直接彼氏と話し合ってみるという方法もあります。
明確に「別れ」を口にすることは避け、「気持ちが不安定で、悩んでいる」と、あくまでも自分の気持ちの問題として、彼氏に相談するのです。
彼氏と直接話をすることで、気持ちの整理ができることもあるでしょう。
彼氏に気持ちが伝われば、彼氏がそれに対応してくれる可能性も生まれます。
話し合いで結論を出す必要はありません。
彼氏と話をすること自体に意味があると考えましょう。
急いで結論を出さず本当の自分の気持ちを確かめよう
ポイントは、急いで結論を出さないことと、正しい判断をするために、自分の本当の気持ちを見極めることです。
上記に紹介したのは、すべてそのための対処法ということになります。
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