夢を諦める。諦めるべきか迷った時の判断材料

最終更新日:2015年7月14日

「絶対この夢を形にしたい」と意気込んで頑張ってはみたものの、「何かが違う」と感じる時があると思います。

この場合よく考え、場合によっては「その夢を諦める」という選択肢も視野に入れる必要があるかもしれません。

では、自分の夢を諦めるべきか否かを判断するための材料は、どのようなものがあるのでしょうか。

1.取り組んでいる時、モチベーションの高さを保てているかどうか

どんなに叶えたい夢であっても、「倦怠期」というものは必ずやってきます。

「別に、実現しなくてもいいかな」という虚しさを感じる時が、誰にでもあるのです。

その倦怠期が一時的なものであれば、全く問題はありません。

モチベーションには、多少なりとも波があります。

ですので、やる気がまた出たら、もう1度頑張ってみてください。

問題は、「倦怠期が、長く続いたまま終わらない」という状態です。

特に、この倦怠期が半年以上つすくようであれば、モチベーションの高さをこれ以上保つことは、難しいかもしれません。

もしかしたら、今まで自分の夢だと思って頑張っていたことが、「本当にやりたいこと」「本当に自分に向いていること」ではない可能性があるからです。

この場合は、「夢を諦める」という選択肢も、可能性の1つとして考えてみることが必要です。


2.周りの人に必要以上に迷惑をかけていないかどうか

夢を実現させるためには、多少なりとも人に迷惑をかけたり、人から助けてもらったりすることがあります。

これは仕方のないことです。

しかし、必要以上に他の人に迷惑をかけてしまっているようであれば、夢を諦めるべきかもしれません。

特に、金銭面に関して、あまりにも周りの人に負担を強いていたりした場合、周りの人も「この状態があと何年続くのか」と大きなストレスになります。

これが蓄積すると、いずれ人間関係にも亀裂が生じ、取り返しのつかないことになりかねません。

周りの人に協力してもらうことは、決して悪いことではありません。

しかし、協力者の負担があまりにも大きくなり過ぎた場合は、夢を諦めるという選択をせざるを得ない場合があります。


3.着実に結果を出せているかどうか

夢の実現には、準備や下積みが付き物です。

時には、年単位で努力をし続けなくてはならない場合もあるでしょう。

しかし、準備や下積みだけで終わってしまうという人が多いというのもまた、事実です。

こういった場合でも、きっと本人は一生懸命ですのでしょう。

しかし、準備や下積みだけしかできておらず、肝心の夢に向けて、何年も何の結果も出せていないようであれば、夢を諦めることも必要になってきます。

夢というゴールを設定した時、「ゴールまで、具体的に自分はどれだけの結果を形にしたか」をまず冷静に考えてみましょう。

その時、「あれだけ何年も下積みしたのに、結果と呼べるものはほとんど出せていない」という場合は、潔く夢を諦める必要がありそうです。


4.自分の夢が「本当にやりたいこと」なのかどうか

「これは、自分が一生かけてでも取り組みたい夢だ」と最初は張り切っていたとしても、その夢が「本当にやりたいことなのかどうか」を1度考えてみることは大切なことです。

実は意外に多いのですが、「自分の夢」と思い込んで頑張ってきたことが、「実は、自分のやりたいことではなかった」というケースも少なくないのです。

これは、じっくり自分自身と向き合い、自問自答してみなければ、答えは出てきません。

例えば、「自分がやりたいこと」だと思って頑張ってきたけれど、「実は自分の夢ではなく、家族が自分に託してきた夢だった」という場合もあります。

例えば、「自分がやりたいこと」だと思っていたけれど実は、「こういうことに取り組んでいれば、周りからカッコイイと思ってもらえる」という見栄で、無理矢理頑張り続けてきた、という場合もあります。

どちらも「自分が本当にやりたいこと」ではないので、続けることが難しいと言えます。

1度冷静に自分と向き合ってみた時に、「自分が「夢」「目標」だと思って頑張っていることは、果たして本当にやりたいことなのだろうか」と考えてみましょう。

この時に「違う」という答えが出たなら、夢を諦めることも必要です。


5.夢を実現した時のデメリットを受け入れる覚悟があるかどうか

夢は、「実現させたら幸せいっぱいの人生が待っている」というわけではありません。

むしろ、夢を実現させてしまったがために、大きなデメリットを引き受けなければならない場合もあります。

例えば、「人気芸能人になりたい」という夢を叶えたら、「常に人目に晒され続けるというプレッシャー」「プライベートがゼロになるストレス」などが付きまといます。

他にも「会社経営者になりたい」という夢を叶えたら、「経営が立ち行かなくなった場合は、自分が全ての責任や負債を背負い込まなくてはならないリスク」が付きまといます。

このように、「夢が実現してしまった時のリスク」を受け入れる覚悟があるかどうかを考えた時、「自分には、恐くて到底受け入れられない」と判断したら、夢を諦める必要があります。

夢を諦めるべきか考え次のステップを見据えよう

「夢を諦める」という決断を下すには、非常に勇気が要ります。

今まで頑張っていた自分を否定することにもなるため、頑張ることに何か違和感を感じても、なかなか決断できない人が多いのではないでしょうか。

しかし、自分に縁のない夢にしがみついて人生を無駄にする、ということも惜しいことです。

「この夢は、本当に実現させるに値するものなのか」を真剣に考えた時、ネガティブな答えしか思い浮かばないのであれば、思い切って今までの夢を諦めてみるということも必要です。

これは「逃げ」ではなく、次のステップに向けての「前向きな選択」でもあります。