以前は都会で暮らすことを謳歌していたのに「都会に飽きた」と言い始める人もいますよね。
都会に魅了されているとなかなかそういう人の気持ちは分からないものです。
そんな都会に飽きたという人の理由をご紹介します。
都会生まれだから
都会生まれだから、都会に飽きてしまった、という人は結構いるものです。
最初は「自分は都会生まれだから、都会でしか暮らせない」と思っていることも多いのですが、何十年も都会にいると、都会にいることの良さが分からなくなってしまうこともあります。
小さい頃から水族館や遊園地にいき、学生になれば好きな映画を観たり、人気の服を買いに行ったり、そんな都会の生活が何年も続くのです。
田舎暮らしを長くしていた人にとっては、便利でうらやましい、楽しそう、と思えるかもしれませんが、慣れてしまうと結構すぐに飽きてしまうものです。
都会で描いていた夢が叶ったから
都会に飽きたという人の中には、都会で描いていた夢が叶ってしまい、飽きてしまった、という人もいます。
たいていの場合夢を叶えるために地元から都会に出てくるのです。
例えば、東京のキャンパスライフに憧れていたり、高層マンションに住むことを夢見ていたりしたとします。
都会に出て、それらの夢を達成してしまうと、もう気持ちが満足してしまい、急に都会に飽きてきてしまいます。
ふと「地元に帰りたい」「田舎で暮らしたい」などと思う人もいるでしょう。
もしも都会でやりたいことや叶えたいことをすべて達成してしまったら、都会から出てみるのもいいかもしれませんね。
また新たな刺激に出会えるはずです。
人間関係が複雑になってしまったから
都会に飽きたという人の中には、人間関係が複雑になってしまい、なんだか面倒くさくなり、飽きてしまったという人もいるでしょう。
小さな町では、家族、近所の人、古くからの友達など単純な人間関係が繰り広げられています。
新しく誰かと知り合うことは滅多になく、人間関係はいたってシンプルです。
それに比べ都会では、多くの人と出会い、友人関係や近所付き合い、ママ友、パートナーの友人などありとあらゆる人と繋がることになります。
最初は知り合いが増えてワクワクするかもしれませんが、だんだんと連絡を取り合ったり、会い続けたりするのがだるくなってしまい、都会で生きていくことがつまらなくなってしまいます。
人間関係は浅い大人数との付き合いよりも深い付き合いを少人数と続けるようにすると良いかもしれませんね。
田舎の良さを感じる瞬間があったから
都会に飽きたという人の中には、田舎の良さを感じ、それをきっかけに都会に飽きてしまった、という場合もあります。
これは都会生まれでも、そうではなくても、田舎の良さを強く感じると芽生える感情です。
田舎に旅行で行ったときに、フレンドリーな人にたくさん出会った、自然に癒された、など良さを感じるポイントは人それぞれですが、都会にはない良さが田舎にあることに気づく瞬間があるものです。
また都会のビルや人に囲まれた生活とは違い、ゆっくり穏やかな時間の流れが感じられる田舎もありますよね。
都会の生活を捨て、田舎で暮らすのも、自分の人生の転機となり、新しい幸せを掴むチャンスになるかもしれませんね。
お金を使わないと時間が潰れないから
都会に飽きたという人は、都会はお金を使わないと時間が潰れない、という理由で飽きてしまうこともあります。
都会では移動にはほとんどの場合、交通機関を利用必要があるし、無料でゆっくりできる施設はほとんどありません。
公園でさえもお金を支払わなければ入れない場合だってあります。
また都会には空いているベンチはほとんどなく、休憩するためにはカフェでお金を払うしかありません。
いつ何時もお金を使い、過ごすその生き方は確かに何年も続けていると飽きてしまう人はいるでしょう。
また商業的な空間が多すぎて、疲れてしまうのも確かです。
そのような人は都会から離れ、お金を使わなくても楽しむことができれば、気持ちが落ち着くかもしれませんね。
風景がどこも似ているから
都会に飽きたという人の中には、都会は風景がどこも似ている、という理由で飽きてしまった場合もあります。
都会からは山は見えず、たいてい見えるのは高層ビルですよね。
そのビルも灰色のコンクリートでどこも似ています。
そしてお店の数々も人気店やチェーン店でどの駅に立ち寄っても駅ビルがあり、たくさんの人がいます。
都会の風景はどこも似ていて、確かに毎日利用していると飽きてしまうかもしれません。
それに比べて田舎などは古い建築様式の建物があったり、山並みがあったりと、その村や町ならではの風景が広がっていることが多いですよね。
都会の風景に飽きた、と感じたら旅行に出て、別の風景を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
都会に飽きた人の気持ちを知ろう
都会に飽きたという人は、都会が嫌いになったというよりも、長くいすぎたために人間関係が複雑になってしまったり、都会の風景に見慣れてしまったりしたために飽きてしまった場合が多いです。
田舎や小さな町に旅行に行ったり、引っ越したりするとまた気分が変わっていいかもしれませんね。
そして都会に飽きてしまう理由は都会で暮らしたからこそ理解できるのかもしれませんね。
「都会に飽きた人の理由。都会には全部あって何もないという心理」への感想コメント一覧
繁華街とかは、たまに行くから楽しいんだよね。
たまにだから軍資金があるが、お金がないと都会=冷たい。
ど田舎まで行かなくても、郊外のマイナー駅・バス便でも寂れている。
そこだと都会は近いし、転職する必要が無い・・・
どこにすんでも、健康にきをつけて、人生の時間をすごしてください。
人生は、有限ですから。