皆さんは「ゼクハラ」という言葉をご存知ですか。
ちょっとまだ聞きなれない言葉ですよね。
今回はそのゼクハラとは何か、ということについて具体例をあげてご紹介します。
ゼクハラとは
ゼクハラとはゼクシィハラスメントの略称です。
ゼクシィといえば「プロポーズされたらゼクシィ」というフレーズのCMでもおなじみですが有名な結婚情報誌です。
結婚式場の情報や、結婚式前後の段取りやその他結婚に関するマナーについてなどが主要なコンテンツなっており、結婚が決まり、結婚式を挙げる前提の人向けの情報誌です。
そのゼクシィとハラスメントを掛け合わせたゼクシィハラスメント(ゼクハラ)とは「結婚願望が強すぎるあまり、あの手この手で相手に結婚を迫ったり、圧力をかける」ことを指します。
今ではその由来となったゼクシィを直接利用しなくともゼクハラという言葉が成り立つようです。
それでは相手にゼクハラ認定されてしまうその行動例をいくつか見ていきましょう。
婚約などもしていないのにゼクシィを購入して圧力をかけてくる
ゼクハラという言葉通り、具体的な結婚話などが一切出ていないのにゼクシィなどを購入し、部屋の見えるところにわざとゼクシィを置いたり積み上げたりします。
それにより相手に無言の圧力を掛ける「ここの式場良いと思うんだ」「私はこういう結婚式をしたいと思っているんだ」などとしつこく話題にすることなどが該当します。
これが言葉の由来どおり、一番わかりやすいゼクハラの形と言えるでしょう。
最近はCM効果などで男性でもゼクシィという雑誌が何の雑誌であるかを理解している人が多くいます。
それ故に、これをやられると男性はかなりの精神的負担を受けるようです。
3.周囲の結婚を理由に圧力をかけてくる
成人すると次第に周囲から結婚式に招かれるという機会も増えてきますし「友達の結婚式とっても良かったよ」と付き合っている彼氏に報告するのはごく自然のことでしょう。
しかしその報告もいき過ぎるとゼクハラと彼氏に認識されてしまうかもしれません。
例えば、大量にとった写真をしつこく見せつけたり「私のときはこうしたい」と自分の希望をつらつらと話したり。
友人の結婚式に参加した直後などは、次こそは自分の番と特に気持ちが熱くなってしまいがちです。
気持ちがたかぶるのは仕方ありませんが、友人の結婚式の報告を彼氏にするときは一度冷静になってからにしましょう。
親に無理やり合わせようとしてくる
「気軽な気持ちで良いから、うちの実家に遊びにきてよ」などと言い親に会わせようとすることもゼクハラと思われてしまうことの1つのようです。
お付き合いをしていると、お互いの家へのいき来がある中でふとした瞬間に彼氏と両親がばったり出会うこともあるでしょう。
しかし、ふとした瞬間に出会って挨拶を交わすのと、実家にわざわざお邪魔して親に会う、話しをするというのは精神的なハードルが違いすぎますよね。
付き合い始めて日が浅いと、より相手には負担となってしまうようです。
本当に下心がなくとも、親とフランクな関係にある人はやってしまいがちなこの行為。
心当たりがある人は注意するようにしましょう。
5.結婚してくれないなら別れるなどと脅す
お互い好意をもってお付き合いをはじめ、その後晴れて結婚、というのは自然の流れでしょう。
しかし結婚願望の強い女性は付き合った期間に限らず「お付き合い=結婚」と捉えてとにかく相手を急かしてしまいがち。
あまりに結婚を急かされると男性は「この人は結婚だけが目的で相手は誰でも良いんじゃないか」と不安に思い、結果ゼクハラを受けていると感じてしまうようです。
しかし一方でお付き合いしている期間が長い上に、彼氏が煮え切らない態度だと、うんざりしてついつい勢いで迫ってしまうという気持ちも女性なら理解できますよね。
ですがゼクハラもセクハラと同じで「相手がどう感じるか」が基準となるので、自分ではゼクハラしているという認識がなくても知らず知らずのうちに加害者になっている可能性があります。
結婚について相手がどう思っているか聞きたいときなどは、タイミングや相手の性格をよく考慮してから切り出すと良いでしょう。
どこからがゼクハラ?曖昧なアピールをするより相手としっかり話し合う場をもとう
結婚したいと思っている女性にとって、相手の煮え切らない態度は大変辛いものです。
ですが、結婚したいというアピールがいき過ぎてゼクハラと思われるのも悲しいですよね。
セクハラなどと同じく「どこからがゼクハラなのか?」というのはこれまた線引きが難しいところ。
いずれにせよ、結婚は双方の想いが一致して初めて叶うものです。
曖昧なアピールをして彼氏に嫌がられるより、きちんとした話し合いの場をもって、気持ちを確認しあう方がお互いにとって良い結果をもたらすのではないでしょうか。
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