愛が欠落している人は、愛の本質や表現方法がわかりません。
そのため、人を愛することも、人から愛を受け取ることも苦手です。
その結果、どんどん自分の世界を狭くしてしまい、自分の殻の中に閉じこもってしまいます。
では、愛が欠落している人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
他人に対する想像力が欠けている
愛が欠落している人は、他人に対する想像力が欠けているということが大きな特徴です。
わずかであっても心の中に愛を持っている人であれば「人に対して、このようなことをしたりしてはいけない」「このような言葉は、決して親しい間柄の人に対してであっても言ってはいけない」ということがわかります。
相手がどのような気持ちになるかという想像力が働くからです。
しかし、愛が欠落している人は、その想像力が欠けているため、人に対して絶対にしてはいけないことを平気でしてしまったり、絶対に言ってはいけないことを言ってしまったりします。
その結果、相手をひどく傷つけたり、怒らせたりしますが、彼らは自分の何がいけなかったのかがわかりません。
相手の気持ちに対する想像力は、愛の1つです。
愛が欠落している人は、その想像力を持っていないがために、平気で人を不快にさせ、人と良い関係を築くことができません。
考え方や行動の全てが自己中心的
愛が欠落している人は、考え方や行動の全てが自己中心的です。
「他人に対する思いやりや配慮」も愛の1つですが、彼らは「自分さえ良ければそれで良い」という考えで行動しているため、人に対して思いやりや配慮を見せることはありません。
彼らが考えることは「自分1人だけがいかにして良い思いをするか」ということだけです。
そのため、人の迷惑を顧みない行動を平気でしたり、時と場所をわきまえないような行動や言動をしたりして、周囲の人から白い目で見られます。
しかし、彼らは周りの人からどんなに後ろ指を指されても、自分の行動や言動を一向に改めようとしません。
その結果、いく先々で人に嫌われます。
あまり感情を表現しようとしない
愛が欠落している人は、自分の感情をあまり表現しようとしません。
そのため、いつも無表情でいるか、もしくは、意図的に作り上げた人工的で不自然な表情でいるかのどちらかです。
彼らは、人と心を通わせようとせず、いつも「自分だけが良い思いをするためにはどうしたら良いか」という計算ばかりして生きています。
そのため、心から喜んだり、田尾死んだりすることがあまりありません。
そのような内面が表情にも表れてしまっているのです。
彼らは、人工的な作り笑いだけは得意です。
彼らは「周囲からの第一印象や評判が上がれば、何かと有利だろう」という下心を丸出しにして生きています。
そのため「ニコニコしていれば、誰から見ても感じが良いと思われる」という情報のうわべだけを実践しています。
しかし、決して人に対して心を開かないため、いくら彼らが一生懸命作り笑いをしても、周囲の人は「何を考えているかわからない」と彼らのことを警戒します。
幼少期に愛を受け取れなかったという経験を持っている人が多い
愛が欠落している人の多くは、幼少期に十分な愛を受け取ることができなかったという経験を持っているケースが多くなります。
その結果、心に歪みが生じ、愛の受け取り方や与え方がわからなくなってしまいます。
幼少期に親や家族から十分な愛を受け取ることができないと、愛というものがどんなものかがわからなくなります。
「相手を信じて愛を受け取る」という経験をしていないため、常に人を警戒し疑うようになり、人からの愛を素直に受け取ることができなくなります。
そして、自分が受け取ったことのないものを他人に与えることは不可能ですから、当然、愛を与えることも苦手になります。
心を許せる相手が現れると、その相手に対して極端なまでに執着する
愛が欠落している人は、自分が心を許せる相手を見つけると、その相手にのめり込み、極端なまでに執着するということが特徴です。
彼らは、心を許せる相手が現れると「ようやく自分を受け入れてくれる人が現れた」という安心感から「お互いに愛し合っている」と錯覚してしまいます。
しかしこれは、愛とは全くの別物で、寂しさの穴埋めにすぎません。
ところが彼らは、これを愛と勘違いしてしまいます。
そして最終的には「愛し合っているのだから、2人が離れることなどあってはならない」という極端な考えを持つようになり、相手に執着してしまいます。
これが原因で、相手との間に大きなトラブルが生じてしまうケースも少なくありません。
愛が欠落している人の特徴を知ろう
愛が欠落している人は、幼少期のネガティブな経験が原因となり「どのようにして愛を受け取り、愛を与えるのか」ということを学ぶ機会を逃したまま大人になってしまったケースが非常に多くなります。
人の気持ちに対する想像力や配慮に関しても、全く学習できないまま成長してしまったため、平気で人の気分を害するような行動や言動をしてしまいます。
そして、1番問題なのは「誰かに対して1度心を許すと、その相手にとことん執着してしまう」ということです。
これが大きなトラブルを引き起こすことに繋がり、世の中でも問題になっています。
愛が欠落したまま成長してしまうと、他の人たちを次々に傷つけてしまう結果になると言えるでしょう。
「愛が欠落してしまっている人の特徴とは?愛情が欠けている人」への感想コメント一覧
一度心を許してしまうと相手に執着してしまう、己が、好めば相手も好むものと思い込み信じて疑わない。誰よりも己は、優しい人間と人を傷つけたりしないと、感情的になるのは苦手。多数の人には協調出来ないが個人には相手に合わせてしまう。幼少期~思春期にかけて母から疎まれ折檻を受け母に対して恐怖感しかなかった事を思い出してしまいました。愛する事、愛される事を知らずにこれ迄来てしまったのだと痛感させられました。ありがとうございました。
昔向けた母からの体罰でその時から親に対して心は開くことは今でもないです。仲の良い親子のフリをしていますが、きっと心の奥底では嫌いなんでしょう。あとはへのへのもへじさんとほぼ同じです。
やはり片親かつ愛を貰ってこなかった人はIQが低い傾向にあるんだと思いました。もちろんそうでない方もいるでしょうが、僕の場合極端に低いのでこれからの人生にどう向き合うか考えるきっかけにもなりました。