愛情に飢えている人は、常に心が満たされない状態のままで人と付き合います。
そのため、どこか偏った付き合い方やものの考え方をしてしまい、それが原因で人とトラブルになることがあります。
では、愛情に飢えている人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
人を試すような行為をしてくる
愛情に飢えている人は、人からの愛情を受け取った経験が乏しいので、自分に好意を寄せてくる相手や優しくしてくれる相手の心を、素直に受け取ることができません。
どんなに人から良くしてもらっても「何か下心があるのではないか」と疑ったり「今は良くしてくれても、いつかは自分から離れてしまうかもしれない」と心配したりします。
彼らは「優しさや愛情には、必ず条件が付きまとう」と思い込んでおり「見返りなく優しさや愛情を与えてくれる人などいない」と考えてしまいます。
そのため、自分に良くしてくれる相手に対して、わざと冷たくしたり、駆け引きのような行為をしたりして、相手を試す行為をすることがよくあります。
あえてそのような行為をして「ここまでひどいことをされても、本当に自分に対して優しさや愛情を与えてくれるのだろうか」ということを見極めようとします。
しかし、人を試すような彼らの行為に嫌気がさし、最初は彼らに良くしてくれた人も、本当に愛想をつかして離れてしまう結果になることも多くなります。
感情を暴走させやすい
愛情に飢えている人は、冷静な自分を保つことが苦手で、何かあるとすぐに感情を暴走させやすい傾向があります。
今までの人生において十分な愛情を受け取ってきた人は「人から愛情を受け取ることによる安心感」というものを体感してきています。
そのため、心を穏やかに保つことができます。
しかし、愛情に飢えている人は、その安心感をあまり経験していないため、常に孤独や不安と隣り合わせの人生を送ってきています。
そのため、心が満たされない状態であることが多く、冷静な精神状態を保つことが難しくなってしまいます。
その結果、つらい出来事や困難な状況に遭遇すると、途端に自分の精神をコントロールできなくなり、感情を暴走させてしまうようになります。
心を冷静な状態に保つことのできる大人になるためには「人からの愛情を受け取る経験」というものがとても大切であると言えるでしょう。
自分が気に入った相手に依存しやすい
愛情に飢えてる人は、友達でも恋人でも、自分が1度気に入った相手にとことんまで依存してしまう傾向が高いようです。
今まで人からの愛情を受け取った言葉ない場合、そのような自分に初めて本当の愛情を与えてくれる人が現れると、彼らはその相手に対して「この人なら、自分の全てを受け入れてくれるだろう」と安心してしまいます。
そしていつしか「自分に愛情を与えてくれるこの人なしでは生きていくことができない」という気持ちになってしまいます。
この段階にまで達してしまうと、その相手に完全に依存し「この人を絶対に離したくない」と相手に対する強い執着心が生まれてしまうようになります。
その結果、相手を束縛するような行為をしたり、暇さえあれば相手を追いかけまわしたりするような行為に走ってしまいます。
極度に自己主張が強い傾向がある
愛情に飢えている人は、心の中に常に「誰かに自分のことをわかってもらいたい」という思いが存在しています。
そのため、人と話をすると、自分をわかってもらいたいあまり、ついつい自己主張が強くなってしまうということが大きな特徴です。
彼らの激しい自己主張に嫌気がさしてしまうという人も少なくありませんが、彼らは決して、その相手とケンカをしたいわけではないのです。
「ただ自分のことをわかってもらいたいだけなのに、どうやったらそれが相手にきちんと伝わるかどうかがわからない」という状態に彼ら自身も苦しんでおり、そのやり場のない思いが、激しい自己主張や物言いに繋がってしまっていると言えます。
しかし、そんな彼らの気持ちを深く理解し、粘り強く寄り添って彼らを理解しようとしてくれる人が現れると、彼らの自己主張の強さも徐々に落ち着いてくるようです。
自分が1番にならないと気が済まないという傾向がある
愛情に飢えている人は「身近な特定の人から、1番大切にされる」という経験が少ないため、その欠乏感を埋めるために、あらゆる場所で「自分が1番になること」を求めます。
「人から、1番大切にされる」という経験が豊富にある人は「1番になること」に対してそれほど執着を見せませんが、愛情に飢えている人は、どんな場においても、自分が1番でなければイライラして気が済まないのです。
そのため、時には人を蹴落としてでも自分が1番になろうと奮闘することもあります。
しかし、これが周りの反感を買い、最終的に敵が多くなり、彼らを大切に扱ってくれる人がいなくなって結果になります。
愛情に飢えている人の特徴を知ろう
愛情に飢えている人は、心の奥底では「どうにかして人から大切にされる経験をしたい」と強く願っている人です。
しかし、人からの愛情の受け取り方や、自分から相手に心をまっすぐ開く方法を知らないため、どうしても偏った行動に走ってしまいがちです。
そのため、周囲の人を困惑させてしまい、なかなか人と心を通わせることができないということが、彼らの大きな悩みです。
しかし、もし彼らに粘り強く愛情を与え続け、大きな心で寄り添ってくれる人が1人でも現れれば、彼らの心も徐々に落ち着き、素直に人と心を通わせることができるようになるでしょう。
「愛情に飢えている人の特徴とは?愛情を欲しがっている行動を知ろう」への感想コメント一覧
まさに私の彼(のような人?)がそうです。
知り合って10年経ちましたが、変わりません。お互い30代になりました。
これからも愛情を、注ぎ続ける勇気がありません。正直疲れてしまいました。
10年経っても変わらないなら、もう別れるべきでしょうか。彼が私を必要としていることはよくわかります。
私も好きです。
>>1
10年経っても変わらないのであれば今後のことを考えて別れてしまってもいいと思いますよ。愛情に飢えている方に対してそういった決断をすることは勇気がいりますが、自分の未来を優先すべきだと思います。
>>2
ありがとうございます。1の者です。
ただいつ会おうかという話をしていただけなのに、また天邪鬼で私を試すふざけた行動をされたので思わず「疲れた」と突き放してしまいました。本音でした。
別れの言葉ではないけど、彼は別れの言葉と捉えたようです。反論も弁解もせず、無反応のまま去っていきました。
今は、ついに解放されたという気持ちは正直ありますが、逃げた弱い奴、馬鹿にされてる感と、たった一言で崩れてしまった悲しさと、やっぱり好きだから突き放さないで傍にいるだけで良かったのかなと 毎日考えてしまいます。
でも、自分の未来を優先する、それでいいんだと思える様に前を向いていこうと思います!
私も実は、思い当たる節があります。だんだん、年齢が重ねるにつれ、子供たちには、同じ思いさせたくないという気持ちが生まれ、これじゃ、いつまで立っても変わらないという思考になりましたよ。
愛情たっぷりに育った人の方が、自己主張が強く、自分が1番にならないと気が済まない人が多い気がします。
ただ、人を試してしまったり、自分の中で感情を抑えられているものの暴走しているということはあります。
愛情に飢えてる人が自分をコントロールするために出来ることはないんでしょうか。
これを読んで自分が愛に飢えてる事が良く分かりました、 彼氏に構ってもらえないと不安で仕方ないです。感情をコントロール出来ないのも本当にわかります!
後になって後悔してしまいます。どうしたら、不安にならずに済むでしょうか?
勉強になりました。
人格障害について、毒親について、徹底的に勉強しながら、心療内科も併用し通ってください。
1
逃げたわけではありません。
どうかお幸せに。
私の友達は虐めが原因なのか私以外に友達を作ろうとせず私が他の子と遊ぶのを嫌がっています。
頼んでも電話を切ってくれないし虐めが原因なのか愛に飢えているのかいったいどっちでしょうね。
名無しのイケジョさん。
今でも、彼への愛憎で苦しんでいる様に思えます。
辛く、苦しく、悲しい想いで、一杯ではないでしょうか⁉️
彼への執着を感じます。
心の整理をして、前に進み、
今度は、お互いに、愛し愛される男性との出会いを望む事が、良いと思えます。
まさに自分。全部読んで泣いてしまいました。そのせいで恋愛や友人関係、人と関わることがあると全て失敗してきました。誰にも自分のことを認めてもらえず、わかってもらえず、小さい頃からいつも孤独と不安を抱えて生きてきました。
親が特にですね。虐待と人間否定の毎日。私の気持ちや考えは聞く耳を持たず中学に入ると鬱状態になりました。もちろん病院へ連れて行ってくれる人などいないので3年経った今でも体の症状や、心の状態は落ち着いていません。
今年から高校生ですが、人間不信であり、恋愛もトラウマで高校には行きたくない思いがとても強いです。自◯もしようと刃物を首に突きつけましたが勇気が出ませんでした。どうやったら楽に消えれるのか、考える日々も疲れました。
この記事を読んで少しでも愛情を捧げてもらえる方が多くなったらいいなと思います。