愛情とエゴとの違いとは

最終更新日:2017年6月8日

愛情とエゴ、それを取り違えてしまうと、人は不幸になってしまいかねません。

この二つは一見似ているように見えることもあるので、間違えたりしないように、ポイントを見落とさないようにしましょう。

愛情とエゴの違いとは何かご紹介します。

1.「愛情」は精神的な成熟さから生まれて「エゴ」は未熟さから生まれる

愛情とエゴの違い、それはその人の精神的な面が深く関わってきます。

「愛情」とは精神的な成熟さが必要で、そこから本当の愛が生まれてきます。

しかし「エゴ」は、未熟な精神から生まれるものです。

誰かを愛するということは、精神的なレベルの高さが必要となります。

人を好きになって真摯な愛を注いでいる時は、自分を犠牲にしたり、本当に相手のことを思って色々と行動することがあります。

ただ、せっかく相手のためを思ってやったとしても、必ずしも喜んでもらえるとは限りません。

むしろ嫌がられたりすることもあるでしょう。

愛情を注ぐということは、自分の保身や見返りを考えずに、相手のためを思って行動する精神的な強さや成熟さが必要となります。

そしてエゴというのは、自分の欲求を満たしたいという気持ちが心の底にあります。

人のためよりも、自分の事ばかり優先してしまいます。

そういうことをしてしまうのは、まだ精神的に未熟だからです。

どうすれば一番良いのかが分かっていても、自分の欲求を選んでしまいます。

愛情とエゴとの間には、精神的に大きな開きがあります。

エゴを捨てて本当の愛情を掴むためには、もっと心を鍛えてメンタル面を高める必要があります。

2.「愛情」は相手中心で「エゴ」は自分中心である

愛情とエゴの違いは、いったい誰が中心となっているかが変わってきます。

「愛情」を持っている人は相手が中心であり「エゴ」に囚われている人は自分中心になってしまいます。

誰かを愛している人は、何かする時につい相手のことばかり考えてしまいます。

一緒に食事をする時にも「あの人は何が食べたいか」ということが気になって、あれこれ調べてしまいます。

イタリアンが食べたいなら、頑張っておいしいレストランを探そうとするのですが、それもすべて「相手に喜んでほしい」という気持ちがあるからです。

逆にエゴというのは、自分が中心となってしまいます。

相手は何が食べたいかよりも、自分が食べたいものを優先しようとしてしまいます。

もし「生ものはちょっと苦手で」と相手が断ろうとしても、自分がお寿司を食べたいと思ったら「お寿司以外にも色々あるみたいよ」とうまく言いくるめて、自分がいきたいレストランをチョイスしてしまいます。

愛情とエゴとの違いは、誰が中心か、誰に喜んでもらいたいのか、それが異なっているのです。

愛情は相手中心ですが、エゴは自分のことばかり考えてしまいます。

3.「愛情」は与えるもので「エゴ」は何かを求めている

愛情とエゴの違いは様々です。

「愛情」は人に与えるもので「エゴ」は何かを求める気持ちから生まれてきているのです。

愛情は「誰かに何かしてあげたい」という思いがあります。

困っていたら助けてあげたいし、辛い時には寄り添ってあげたいでしょう。

自分ができることなら、何でもしてあげたくなります。

その想いの根底には、相手が大切な存在であるというものがあります。

人によっては命よりも、その人の存在が大切です。

そんな存在だからこそ、色々とサポートしてあげたい気持ちが湧き上がってくるのでしょう。

エゴというのは、相手に何かしてあげたいとは全く思っていません。

むしろその逆で「自分が何かをしてほしい」というのが本音です。

「自分に優しくしてほしい」とか「自分を優先してほしい」という欲望があって、それを何とか叶えようとしている気持ちが「エゴ」です。

愛情は与えるもの、そしてエゴは求める気持ち、この違いは、とても大きいものです。

エゴには自分が大切という気持ちしかないので、決して「かわいい我がまま」という程度ではすまないでしょう。

4.「愛情」は精神面が重要で「エゴ」は物質的な要求が強い

愛情とエゴの違いで目に付くのは「愛情」は精神面が重要ということです。

そして「エゴ」は物質的な要求が強く、相手をうんざりさせてしまうでしょう。

愛があれば「後は何もいらない」という気持ちになることがあります。

相手がそこにいるだけで、気持ちが満たされて、幸せを感じることができるでしょう。

お金がなくても、何かをプレゼントしてくれなくても、ただ愛する人が笑っているだけで、心がじんわりと温かくなるはずです。

逆にエゴに囚われていると、物質的な要求が強くなります。

例えば本当に好きな人なら、誕生日やクリスマスプレゼントとして何をもらっても嬉しく感じます。

しかし、エゴが心を占めていると「高価なアクセサリー」や「素敵なクリスマスデート」が欲しくなってしまいます。

高価なアクセサリーをもらうことで、自分が価値のある人間だと感じることができて、ようやく満足感を得ることができます。

そこには、プレゼントを贈ってくれた相手の気持ちを慮るなんてことはありません。

自分が「素敵なプレゼントをもらえるか」とか「価値のある人間と思われるか」という事ばかり重要であります。

高価なプレゼントのような物質的なものは、エゴに満ちた心を満足させやすいので、そういうものを求めてしまうのでしょう。

愛情があれば、何もなくても幸せを感じることができます。

しかし、心にエゴが生まれてしまうと、物質的に満足しないと幸福感を感じることができなくなります。

愛情とエゴの違いを知ろう

愛情とエゴ、その違いを知っておけば、大切な人との関係をとても良い状態でキープすることができます。

もし心がエゴに負けそうになったとしても、うまく気持ちを立て直すことができるでしょう。

誰でもネガティブになったり自己中心になることがありますが、本当に大切な愛を失わないためには、上手にエゴを心の中から追い出すようにしましょう。

そうすれば、いつも穏やかで満ち足りた気持ちで過ごすことができるでしょう。