ベッドのきしみ音を改善する方法とは?フレームか床か原因を探ろう

ベッドのきしむ音は安眠を妨げ、大きなストレスとなります。

ベッドのきしみ音を感じたらすぐに対処しないと、毎日きしみ音と付き合っていかなければならなくなります。

そこで、ベッドのきしみ音が生じてしまう原因別に、どのようにしたらきしみ音を改善することができるのかという対処法をご紹介します。

マットレスの寿命や傷みが原因であれば、マットレスを買い替える

マットレスが古くなったり傷んだりすると、ベットのきしみ音が生じてしまうことがよくあります。

この場合は、マットレスを新しいものに買い替える必要があります。

マットレスの平均寿命は、短くて7~8年、通常だと10年程度であると言われています。

そのため、マットレスを買ってからそのくらいの年月が経ってしまっていた場合、買い替えるべき時期であると思っていた方が良いでしょう。

強度の弱いマットレスに、体重の重い人が寝続けてしまった場合、マットレスの傷みが早くなることがあります。

これも、マットレスを買いかえるべきケースです更に、マットレスに必要以上の衝撃を与えた場合も同様です。

例えば、小さい子どもがいて、マットレスの上で跳んだり跳ねたりといった遊びを繰り返している家庭も、早い段階でベッドのきしみ音が生じます。

この場合も、マットレスが劣化しているので、買い替えが必要です。

ねじが緩むときしみ音が生じるので、定期的にねじを締める

ベッドのねじが緩んでくると、きしみ音が出始めます。

ベッドのねじは、何年かベッドを使用しているとどうしても緩んできます。

どんなに寝相良く、静かに寝ている人であっても、毎日ベッドを使うことによる摩擦でねじは緩みます。

そのため、定期的にベッドのねじを締め直すことをオススメします。

ねじの緩みが原因で生じるきしみ音は、ねじを定期的に締め直すことで、大分改善されます。

そして、締め直したねじは、できるだけ固く固定するようにしてください。

何度ねじを締め直してもきしみ音がする場合は、ねじの間にゴムを挟んで応急処置をする

ベッドのきしみ音対策として定期的にねじを締め直しても、またすぐにねじが緩んでしまって、きしみ音が繰り返されるということもあります。

そのような時は応急処置を行い、ベッドの骨格の緩みを改善しましょう。

ねじの間にゴムを挟み込んでねじをきつくし、緩まないようにすると、きしみ音がなくなります。

平たいタイプのゴムをねじと同じくらいの大きさに切り、ねじを締める際、ゴムを挟んだ状態で締めるようにします。

そうすると、ねじが強く締まるようになります。

もしゴムを切るのが面倒であれば、ホームセンターに専用のゴムが販売されています。

ゴムの代わりに、小さめのスポンジを代用するという方法もあります。

定期的にマットレスの位置を元に戻すようにする

マットレスが正しい位置に配置されていないと、きしみ音が生じることがあります。

マットレスの位置がずれていると、ベッド全体が歪んでしまい、バランスが崩れるためにきしみ音が生じるのです。

そのため、マットレスは常に正しい位置に配置しておく必要があります。

ベッドを見てみると、マットレスの下に台があるのがわかります。

この台の上にマットレスが正しく載っていないと、きしみ音がするので、定期的にマットレスの位置を確認し、直すようにしましょう。

毎日寝ていると、マットレスの位置がどうしてもずれてきてしまうので、数か月に1回くらいはマットレスの位置を直すようにしたいものです。

ベッドと床の隙間をなくす

ベッドのきしみ音は、ベッドだけが原因ではないという場合もあります。

長年同じ位置にベッドを配置することで、その下の床が歪み、ベッドと床の間に隙間が生じてしまいます。

このズレが原因できしみ音が生じることも考えられます。

本当は、定期的にベッドの位置を替え、床を歪ませないようにするのが1番良いのですが、それができない場合は「ベッドと床の隙間をなくす」という方法を取りましょう。

ベッドの下に、コルクマットなどの滑らない素材のマットを敷き、床との隙間をなくすと、きしみ音もなくなります。

今は、防音専用のマットも販売されているので、それを使っても良いでしょう。

ベッドの下が滑りやすい床である場合も、きしみ音が生じる場合があります。

この場合もマットを敷いて滑らないようにすると、きしみ音がなくなります。

ベッドのきしみの原因を確認しよう

ベッドのきしみ音は、ベッドのマットレスが原因である場合・フレームが原因である場合と、ベッドの下の床が原因である場合があります。

まずはベッドを確認し対策をして、しばらく様子を見ましょう。

それでも解決しない場合は、床が原因であることが考えられるため、ベッドと床の隙間をなくしてみてください。

ベッドやマットレスを買い替えるのは、余程長く使っていない限り、最後の手段として考えても良いでしょう。

 

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