ブーツにカビが生えてしまった時の対処法。キレイにお手入れしよう

最終更新日:2016年2月3日

寒い冬の必須アイテムブーツ。

女性の足元のオシャレとして欠かすことができません。

しかしいざ使おうと靴棚から取り出してみるとカビが生えていたという経験をされたことある方は多いのではないでしょうか。

そこで今回はブーツにカビが生えたときの対策をご紹介します。

1.皮革用カビ取りスプレーでカビの広がりを抑える

何はともあれまずは生えてしまったカビをどうにかする必要があります。

まずは皮革用カビ取りスプレーをコットンやなければティッシュ等に染み込ませてカビを拭き取ります。

この時のコツは外側から徐々に拭き取ることです。

そうすることで他の部分に菌が付着することを防ぎます。

そもそもカビというのは以下の4要件が揃うと発生します。

①酸素:カビは菌のため呼吸している
②湿度:湿度が70%以上になると多くのカビが活発に
③温度:20℃~30℃前後がカビの好む気温
④食糧(栄養分):ブーツについた汚れなど

そのためカビ取りの際には4つの要件を取り除くことが必要で、カビ取りスプレーの主成分であるエタノールでカビのみならず湿気と汚れを取り除きます。

またカビがブーツの表面と靴底両方に生えていた場合は拭き取るコットンなどはその都度交換してください。

最初に取り除いて表面が乾いたら再度カビ取りスプレーで拭き取ります。

これによりこれ以上カビが広がるのを防ぐことができます。


2.日光で消毒する

カビを取り除いたら次は日光消毒を行います。

カビというのは一度発生すると同じ場所で繰り返し発生することがあり、これは表面上取り除いても皮革の中には菌が残っているためです。

そこで日光に当てて紫外線によってカビ菌を根本から取り除きます。

場所としては風通しのよく一日を通して日の当たる場所が好ましいです。

目安としては3日程度でも構いませんが可能であれば1週間程度日光に当てたほうが安心です。

ただしその際には夜露や雨を避けるため夜間は室内の風通しの良い場所に置いておきます。


3.靴用シャンプーで靴を洗う

日光で乾燥させるだけでも対処法としては完了ですが、時間に余裕がある場合は靴を洗うことをオススメします。

革靴を洗うのは良くないと考える方もいますが、実際にはそんなことはなく洗うことで清潔にない風合いも良くなります。

ホームセンターもしくは専門店の紳士靴売り場などにある皮革用シャンプーを用意します。

この際に靴の素材がスムースレザー(一般的な革靴)の場合はサドルソープを、起毛しているもの(スエード等)の場合はスエードシャンプーを購入してください。

それ以外の素材、合皮やエキゾチックレザー、などの場合はそれぞれ対処が変わるので専門店で相談してください。

シャンプーの利用法ですが、たっぷりの量のぬるま湯を用意し全体を濡らします。

ショートブーツの場合は中まで濡らしても構いませんが、ロングブーツの場合乾きにくいので濡れないように注意してください。

次に革靴用シャンプーをスポンジに付けて洗います。

スポンジは専用品もありますが、一般的なスポンジでも構いません。

ただしその際スポンジの硬い面で洗うと革が痛むので柔らかな面で力を入れずやさしく洗ってください。

これにより死滅したカビを洗い消毒にもなるので日光消毒と合わせてカビ菌を根元から除去できます。

全体を洗い終えたらすすぎます。

靴用シャンプーには保湿成分が含まれているので泡が取れるくらいにサッとすすぐ程度で構いません。


4.再度乾燥させて革靴に応じたケアを行う

シャンプーが済んだブーツはまずタオルなどで全体の水分を拭き取り、新聞紙などを中に詰めて再度日光消毒を行います。

この際新聞紙はこまめに変えて、ある程度乾いてきたら型崩れを防ぐためにシューキーパーを入れます。

これによりカビ菌をほぼ完全に除去することができます。

完全に乾燥したブーツは革も乾燥してしまっているので革の素材に応じてクリームを塗りケアを行います。

素材が起毛素材の場合はブラッシングを行い毛並みを整えます。

最後に撥水スプレーをかけて完成です。

なお今回紹介している手法はシューケア専門店でもほぼ同様の手法で行っていますが紫外線消毒を省いている場合が多いので気になる方は別個で日光消毒を行ってください。


5.カビを発生させないための予防を行う

ブーツにカビが発生した場合の対処法は先述した方法で終わりですが、最も大切な事はカビを発生させないことです。

せっかくキレイにケアしたブーツやほかの靴にカビを発生させないためにも日ごろから予防を行いましょう。

・同じ靴を連続して履かない
・一度はいたら3日間ほど休ませる
・家に帰ってきたらブラシなどでほこりや汚れを落とす
・靴棚にしまう前に内側の湿気をよく飛ばし、雨などで濡れた場合は十分に乾燥させる
・シーズンが終わって長期間使わない場合はケアしてからしまう
・靴棚の中に乾燥材を置いたり、換気を行ったりすることで湿気をこもらせない

ブーツを上手にお手入れしよう

馴染みのない方からすると面倒に感じたかもしれませんが、一度カビを発生させてしまうと2週間くらい時間がかかるうえ、これくらい対処を行わないと何度も再発し他の靴に移ってしまう事もあります。

それだけに普段の予防が大切になってきます。

大切なブーツを長く履けるように、日々の小さなケアを心がけてみてください。