大好きな彼氏に自分の病気を告白することは、とても不安なことです。
彼がショックを受けたり2人の関係に影響するような病気の場合、どのように話すのが良いのでしょうか。
受け取る側の彼の気持ちも考えながら、理解しやすく少しでも受け入れやすく話をするための方法をご紹介します。
自分の気持ちが吹っ切れてから彼に話す
彼に病気について告白をする前に、まずは先にあなた自身の気持ちを整えておくことはとても大切な事です。
特に重い病気の場合は、自分の気持ちの整理を付けた後で話すのが良いでしょう。
これには二つの理由があります。
第一に、病気になったあなた本人がそれ以上の負担をなるべく負わないようにするためです。
自分で自分の病気を受け入れられるようになってきたら、その後で今度は彼に話す事への不安を受け止めましょう。
そして、ある程度覚悟ができたら彼に話しましょう。
不安定な気持ちのまま話すと、余計に痛手を負ってしまうかもしれません。
第二に、話した後に彼に余裕がなくなると予想される場合、一度あなたの気持ちの整理がついていればあなた自身がしっかりとしていられるからです。
あなたも彼も余裕がなくなってしまっては、共倒れになりかねません。
そういったことを少しでも避けるために、まずはあなた自身が今目の前にある現実をしっかりと受け入れることが大事です。
じっくりと話せる時間を作る
大切な話をするからには、中途半端な所で話が中断してしまわないようにすることも大切です。
そのために、じっくりと二人きりで話ができるような時間と場所をセッティングしましょう。
深刻な打ち明け話になってしまうのは、抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし大好きな人から病気を打ち明けられた側の気持ちも、考えてあげましょう。
彼がショックを受けた時、ゆっくり受け止める時間や、あなたにさまざまな質問をする時間が必要なはずです。
彼が必要とするだけの時間を持てるよう、話すタイミングや場所をじっくり考えてみましょう。
病気に関する資料を用意しておく
病気というのは多くの健康な人にとっては、未知で不安なものです。
大切な人が病気になったと分かってショックを受けた時、その病気の詳細がわかる事はそのショックを和らげる助けになります。
話をするだけでなく、できれば病気の概要がわかる資料を見せてあげるといいでしょう。
疾患率や治癒率、治療期間や治療にかかる負担など、病気にまつわる情報が数字や視覚的な図などわかりやすい説明などで書かれた資料を用意しておくと良いでしょう。
話をするだけよりも、余程早く正確に相手に伝わります。
ショックが大きい場合は相手も頭の整理をするのに時間がかかりますから、その理解を助けるためにもわかりやすい資料を用意しておくといいでしょう。
そういった資料があれば、あなたが知ってほしい情報を正確に伝える事ができます。
前置きは重めにしてみる
打ち明ける事にためらいがあるような病気の場合は、少し重い前置きをすることが、逆にあなたと彼を楽にしてくれることがあります。
「あなたがショックを受けるかもしれないから、話すタイミングを迷ったんだけど」といった前置きをすると、多くの人は考え得る重大なトラブルやアクシデントなどを思い浮かべます。
きっとその中には「病気」という二文字もあるでしょう。
悪い知らせがある事を聞かされると、最悪の事態を想像するのが人間の習性です。
この習性を少しでも相手のショックを軽減するために使ってみるという方法もあります。
重たい前置きを聞かされると、先に心構えができます。
その心構えがあった方が、実際の内容を聞かされた時のショックが少しは緩和できるということも、おおいにあります。
はじめは病気についての大きな概要を話す
女性の話し方は、男性の話し方とは異なり、まずはじめにディティールを細かく伝えるという形になりがちです。
その結果、結論にいきつくまでに時間がかかります。
しかしこういった場面では、男性の聞きやすい話し方に変えてあげたほうが良いでしょう。
男性は往々にして、結論を早く聞きたがるという傾向にあります。
いつもの話し方を少し変えて、大まかな概要と結論を最初に伝えるという形で話を進めてみましょう。
そうすれば、彼も理解しやすくなってきます。
反対にまずはじめにディディールを細かく伝えたり、結論から言わずに経緯から話してしまうと、彼は一体どういう事なのか、結論を聞きたくて気持ちが焦るはずですし理解もしにくくなります。
彼への配慮として早く結論にたどり着く話し方をしてあげることです。
ゆっくり時間があるのですから、付け加えたい詳細は後から話せばいいわけです。
彼のペースに合わせて病気について話す
あなたから病気を打ち明けられた後、彼の頭の中にはあらゆる感情や質問が浮かんでいるはずです。
まずは彼のペースに合わせてあげましょう。
彼はもしかしたらショックが大きすぎて「一度少し休憩したい」と思っているかもしれません。
その場合には、一度飲み物を買ってきたりお手洗いに立つなどして、彼に心を落ち着かせる時間を与えてあげましょう。
彼が落ち着いたら話を続け、彼が質問をしたいようであればその都度答えてあげましょう。
その際には「先にこれを質問したい」「あのことはあとで聞きたい」などといった、彼なりの優先順位やペースがあるでしょう。
その際もなるべく彼のペースに合わせてあげましょう。
あなたの中にも伝えたいことはたくさんあります。
しかし、まずは彼が落ち着いて話を聞ける状態であなたの伝えたいことを伝えていくことが大切です。
また、先に彼の質問を聞いておくと、してほしくない誤解を解きやすくもなります。
相手が今回の事をどのように受け取ったかを見極めながら、自分の伝えたいことを話していきましょう。
自分の気持ちは包み隠さず素直に話す
病気になってしまったら、不安がたくさん襲ってきます。
病気のせいでできなくなったことなどが出てくると悲しい気持ちにもなります。
彼や自分の家族のことを考えると申し訳ない気持ちになったり「どうして私が病気になったんだ」と病気や運命に対して怒りたい気持ちも出てきますよね。
告白から数日経って、彼が落ち着いてきたら、あなたのその気持ちを彼にも聞いてもらってください。
不安な気持ちも悲しい気持ちも、申し訳なく思う気持ちも、それに怒っている気持ちだって、あなたは話しても良いでしょう。
そんな時にこそ、大好きな彼氏に話を聞いてもらいたいですよね。
心配をかけたくないという気持ちもわかりますが、無理に平気なふりをしたり、カラ元気を装ったりする必要はないんです。
すなおに彼に甘えて「実はこんなことを考えてるんだ」と話を聞いてもらってください。
病気の告白は、彼との関係を大切にするためには避けては通れないこと
病気を告白することは、難しい事です。
しかし彼との関係を大切にしたいのであれば、しっかりと向き合って取り組まないといけない大切な局面でもあります。
「自分の事だけでも大変なのに」と思う事もあるかもしれませんが、なるべく彼のことも思いやりながら伝えていくと良いでしょう。
大変な時こそ思いやりがお互いを救います。
そして無事に彼に病気のことを打ち明ける事が出来たら、その時は自分で自分を褒めてあげてください。
あなたはとってもがんばったのですから。
「彼氏に自分が病気であることを上手に告白する方法。自分の病気を彼に伝えよう」への感想コメント一覧
現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。