皆さんは「地図恐怖症」という症状をご存知でしょうか?その名のとおり、地図が怖いのです。
人によって症状の程度は様々で、見るのが怖いのですぐに目をそらすような方から、気分が悪くなってしまったり動悸がするような方までいます。
ここではパターン別に地図恐怖症の方の心理状態についてご紹介します。
アプリの地図が怖い
今ではお店を探すだけでも利用する便利なネットやアプリを使った地図ですが、これが怖いという方がいます。
こうした地図は、自分が操作を続ければどこまでも進みますよね。
自分が行こうと思っていない場所でも、行ったことがない場所でも、もちろん聞いたこともない場所まで。
その、どこまでも果てしなく続く世界に恐怖感を覚えるのです。
自分がそこに行ってしまったらどうなるんだろうという心理状態に陥り、恐怖を感じる方が多いです。
倍率調整で、拡大していくのが怖いパターン
インターネットの地図なんかは、マウス操作で縮小拡大の倍率調整が簡単にできますね。
この、地図の拡大をしている瞬間が怖いという方もいます。
拡大をすると、パーッと勢いよく建物も地形もすべてが小さくなっていき、日本が小さくなり、大きな海が見えと変化していきますよね。
たいていの人が何とも思わず見ていることだと思いますが、これに恐怖を感じる人がいます。
このときその人の心の中は「自分が急上昇している」感覚に陥っているのです。
何か大きなクレーンでの逆パンジージャンプを想像してみるとわかりやすいでしょうか。
地図を拡大していったときの景色に似ていると思いませんか?目の間にあったものがあっという間に小さくなり、見えなくなる。
これを「自分が急上昇している」と捉えてしまうことにより、大きな恐怖心を抱くのです。
倍率調整で、縮小していくのが怖いパターン
先ほどの、”拡大していくのが怖い”の逆パージョンです。
これは、広い範囲で見えていた地図が、いっきに近くなっていき、鮮明に建物や木々が見えるようになることから、自分が急降下しているような錯覚に陥るのです。
バンジージャンプのそのままのイメージです。
これは実際に起こると誰だって怖いですよね。
それを無意識のうちに、頭の中で考えてしまい、実際にことが起こったかのように錯覚してしまいます。
そのため、動悸がしたりクラクラして気分が悪くなるなど身体的にも影響が出る方もいます。
パソコン上の操作である地図の変化を、自分自身の身体の変化と脳が錯覚するために、こういった恐怖が生まれてしまいます。
縮小、拡大のシーンなど関係なく怖いパターン
地図は大体上空からの構図ですよね。
航空写真もそうですし、図式で表しているものも、上空からのアングルで平面化されています。
これを見て、自分がそこから眺めている感覚に陥ることで恐怖を感じる方がいます。
縮小、拡大は関係なく、地図を見るだけで怖いという方は、このパターンです。
このタイプの人が、どんな心理状態にあるかというと、例えばさっきまで自分の部屋にいたはずなのに、急に高度何百メートルの高所に置き去りにされた。
そんな感覚といったらわかりやすいでしょうか。
しかも高度難百メートルのところに足場があるわけでもない、人為的にぶら下げられているわけでもない、見えない何かにそこに置かれていると考えると、なぜそこにいるのかも、いつ落ちてしまうのかもわからないわけですから、実際に起こったら誰もがパニックになるわけですよね。
この症状で悩んでいる人は、実際に家にいながらその錯覚に陥って苦しんでいるわけです。
様々なパターンと共通して言えること
これら様々なパターンを紹介していますが、共通点があります。
それは、どれも「地図上の操作変化」を「自分の変化」と捉えてしまっていることです。
その錯覚から、その人は恐怖心を抱いてしまいます。
紹介したパターンそれぞれの症状について、実際の自分の身に起こったら誰だって怖いですよね。
だけど、地図を見ただけではそこまでの創造には及ばないのが普通です。
この地図恐怖症で悩んでいる方は、なんらかの原因で、地図を見ただけもしくは操作しただけでそこまで想像が及び、心身共に影響が出てしまっているのです。
この恐怖症の方がは「地図の視点(カメラ位置)=自分の位置」と捉えてしまうことが多いため、誰かそばにいて、例えば手を繋いでいたりすると、症状が和らぐ場合もあります。
地図恐怖症の心理を知ろう
身近にあふれている地図。
今や待ち合わせや付き合いの飲み会でさえも、自分でインターネットで地図を見て現地集合なんてことも少なくない時代です。
身近すぎて「なぜ地図にそんな不快感を?」と理解しがたいこともあるでしょう。
周りに地図を苦手そうにしている方がいる場合は、こういった恐怖症があることを理解してあげてください。
また、自分自身の心理状態に心当たりがある方は、一人で悩まずに、心療内科への受診等をオススメします。
人に話すだけでも楽になったり、専門家のアドバイスの元、改善に向かうこともありますので是非前向きに治療してみましょう。
「地図恐怖症とは?地図を見ていると気分が悪くなる心理を知ろう」への感想コメント一覧
この様な恐怖症の人がいる事は初めて知りました。理由を呼んでも自分にはピンときませんでしたが、だからと言って、もし周りにその様な人がいたら、理解する努力は必要だと思いました。
私も小さい時から地図見るのが怖かったので変なのかと気になっていましたが、実際に地図恐怖症というものがあると知ってホッとしました。高所恐怖症に似ている感じで、からだがすくむんですよ。
自分がこの状態です。不思議で調べていました。高度は関係なく、地図が日本から離れるととても不安になり動悸や震え、気持ち悪さがあります。地図の視点は自分自身の視点と錯覚を起こしているのかもしれません。
自分がそうです。社会の授業や旅行などで地図見ると、ある一定の箇所でかならず恐怖感にさいなまれ見るのをやめることが時々ありました。
それは海や湖など水色で塗られてる部分が多い箇所や、果てしなく山々が連なり平地が見えないくらいの箇所です。街なんかは全然平気なんです。
特にネットなどで大海に浮かぶ島を指定なんてしようものなら、島じたいは小さいのに上下左右は水色の海が画面いっぱいに広がっていて見てるだけでゾーッとして来ますね。海岸線などの拡大なんてのもけっこうキます。なんでこうなるのか本当に不思議です。
ふと地図を眺めていたら道がみっちり入り組んでてキモいと思ったんで、ひょっとしたら地図恐怖症ってあるんじゃねって検索かけてみたけど、関係なかったわ。
でも勉強になった。
30年以上、私だけ?と思っていましたが、ほかにも同様の方がいて、ホッとしました。私も、前の方が指摘している、「それは海や湖など水色で塗られてる部分が多い箇所や、果てしなく山々が連なり平地が見えないくらいの箇所です」
がまさに恐怖を感じます。
自分の子供もどうやら同じ現象のようで遺伝するのでしょうか。。。
私も地図恐怖症です。ふと、地図が怖いと感じる人は他にいないのかなと思い、調べるとここに辿り着きました。
私は子どもの頃から、紙の地図は大丈夫ですが、ネットの地図は苦手です。(地図上の)海が怖いのかなと思っていました(前の方が仰っている、「水色で塗られている部分が多い箇所」と同じだと思います)。記事内の「拡大縮小」にも当てはまると感じました。
因みに、家族内で地図恐怖症は私だけです。高所恐怖症も私だけです。
ですが、恐怖症は遺伝する場合があるらしいので、もしかすると遺伝するのかもしれません。
私も全く同じ症状なのです!
まわりに地図恐怖症を共感してくれる人がいないのでとても嬉しいです!
イラストみたいな地図なら全然大丈夫。
けど衛星写真とかリアルなCGみたいに地形の凹凸がはっきりしてる地図は怖くて全然見れない。
テレビで予告なく突然映ったりするのが耐えられません。
グーグルアースのアプリの起動時の画面を見てしまった時は冗談抜きで気絶するかと思いました。