旦那が仕事を辞めたいと言ってきた時の対応策5つ。妻として最善策へ導こう

最終更新日:2014年12月20日

終身雇用制が崩壊しつつある今、生涯一つの企業を勤め上げるというライフスタイルは、過去のものになりつつあります。
特に若年層になるほど、会社をかんたんにやめる傾向が強いといっていいでしょう。

ですから、「旦那が突然、仕事を辞めたいと言い出した」というケースも少なくないのです。
そういう時、妻としてはどんな対処をしたらいいのか。

ここでは、おすすめの方法を5段階で説明します。

1.感情的にならず、じっくり旦那の話を聞く

旦那が仕事を辞めたいと言い出せば、たいていの奥さんは驚きます。
もちろん家庭の事情によって、その驚きの質と量は違ってくるでしょう。

小さな子供が複数いて、旦那の収入だけで生活をしているようなケースでは、大変深刻な事態ですから、妻としてはとても冷静でいられまでせん。
つい感情的になって強く否定してしまいがちです。

人情としては、それも理解できます。
しかし、上手な対処法とはとても言えません。

夫婦、あるいは家族にとって最悪なのが、旦那がいっさい仕事をしなくなってしまうことです。
たとえば、奥さんが「仕事を辞めるなんて、何寝ぼけたことを言ってるの?そんなこと許されるはずないじゃない」と強く否定したとしましょう。
旦那は果たして「わかった」と言って、これまでどおり仕事を続けてくれるでしょうか。

おそらく、多くの場合、仕事辞めるのは時間の問題。
あるいは、無理して現在の仕事を続けたために心身症や、うつ状態になってしまうこともじゅうぶん考えられます。
それで、結果として仕事ができなくなることが、妻にとっては最悪なのではないでしょうか。

そうならないために、まずは冷静に、じっくり旦那の話を聞いてあげましょう。
すべてはそこからスタートするのです。

2.転職の可能性について話し合う

旦那の話をひと通り聞いたら、次に転職を前提とした話し合いをしてみましょう。

「辞めたい」と言い出した旦那の心の中は、閉塞感でいっぱいなはず。
「とにかく今の仕事から逃げ出したい。
別の環境で息をしたい」と考えているにちがいありません。

ですから、まずはその息苦しさから、つかのまでも解放してあげるのです。
そのために、あえてこちらから「転職」という言葉を出し、その可能性を二人で模索してみることをおすすめします。

奥さんに「転職もあり」と言ってもらえれば、旦那はそれだけで気持ちがかなり楽になります。
その楽になった心理状態なら、前向きな考えが出てきやすくもなるでしょう。
こちらもそのペースに合わせて、大まかな転職プランを考えてみましょう。

3.現職に留まれる可能性を検討する

そのように、一度「転職」について二人で話し合ったのち、「今の仕事に留まれる可能性はまったくないのか」について、旦那に確認してみましょう。

当初、おそらく旦那の気持ちは「今の仕事を辞める」ということで、完全に固まっていたにちがいありません。
しかし、こちらが冷静に対処し、転職について積極的に話し合いをしたことによって、その旦那の決意が変化することも少なくないのです。

つまり、転職を前提として、それについて具体的に意識することによって、かえって「それ以外の選択肢」が旦那に生まれるというケースです。

もちろん、今の職場にそのまま留まって、同じ環境で同じ仕事を継続するのは、かなりむずかしいでしょう。
しかし、「上司に異動を申し出る」とう方法は、残されています。
少しでもその可能性が残されていないか、旦那のほんとうの真意を確認するといいでしょう。

4.現職に留まる場合、静かに見守り、細かくヒヤリングする

そうした話し合いの結果、「今の会社の中で、異動の可能性を考えてみる」という結論に至ったとしましょう。
これは、「とりあえず結論が先送りされた」という状態です。
うまくいくかどうかは、まったくわかりません。

ですから、その場合は、とりあえず旦那の動静を静かに見守りましょう。
そして、その後どうなったか、毎日のように細かくヒヤリングするのです。
「おそらく、うまくいかないだろう」というぐらいの気持ちでいるのがポイント。
そうすれば、旦那に寛容に接することができ、結果としてよい方向に進むことができるのです。

旦那の努力の甲斐なく、話が壊れてしまったら、次のステップに進むことになります。

5.転職計画をリアルに考え、最大限の協力をする

二人の話し合いで「転職しかない」という結論が出た場合、あるいは、前項で結局、今の会社に留まることができない場合は、あらためて旦那の転職計画を、細かくリアルに考えなければなりません。

大切なのは、旦那を一人にしないこと。
「がんばってね」というように、突き放してしまうと、旦那のモチベーションは下がり、まじめに転職活動しなくなる危険性があります。
最初の項目でも説明したとおり、一番困るのが旦那が仕事をしなくなること。

間違ってもそうさせないために、妻として、転職活動にできる限りの協力をしましょう。

求人情報を収集するのはもちろん、履歴書や職務経歴書の書き方、転職者の面接のノウハウなど、思いつく限りの情報を集め、二人三脚で転職活動を進めることをおすすめします。

奥さんがそこまで協力的になると、旦那はそこであらためて立ち止まり、「今の会社で、やり直せないかな」と、もう一度考え直すことも、実際にあります。
そして、その例はけっして少なくありません。

ここまでのステップを踏んだのちに、結局今の会社で勤め続けるという可能性も、実はあるのです。

旦那をその気にさせることが大切

妻にとって何が一番大切なのかをしっかり認識し、旦那を「その気」にさせるべく、上手に対処するようにしましょう。
イニシアティブは、こちらが握っているのです。