「だるい」が口癖な人の心理とは

何か行動を起こす時に、いつも「だるい」と言っている人がいますよね。

誰でも動きたくないと思うことはありますが「だるい」という言葉を聞くと周りの人のテンションも下がってしまいます。

そこで「だるい」が口癖な人の心理についてご紹介します。

めんどくさい

誰でも何か行動を起こす時には面倒だと思うことはありますが、やらなければいけないという思いから行動しています。

例えば仕事などやらないで、誰でもずっと遊んで暮らしていたいと思うこともありますよね。

しかし「だるい」と思いながらもやらなければいけないことなので、毎日必死で働いています。

「だるい」という言葉は体調面ではなく、心の声をそのまま話しています。

「だるい」というのはめんどくさいという心の言葉で、本当ならば何もしたくないという気持ちの表れです。

めんどくさいけれどもやらなければいけないのが分かっているので、せめて口に出してストレスを発散しています。

天邪鬼な性格で恰好つけたい

みんなで何か行動する時に、率先して動く人やなかなか動かない人など千差万別です。

目標が決まればそれに向かって突き進むことができますが、初めの一歩はなかなか動き出せないものですよね。

全員で目標が決まった時に率先して動く人や情熱を注いでいる人に対して、客観的な目で見てカッコ悪いと思う人もいます。

もちろん人によって見方は違いますが、目標に向かって必死になること自体がカッコ悪いと思っている人もいるでしょう。

目標に向かって頑張る決意をしても、とりあえず頑張るという意味を込めて「だるい」と言葉を発してしまいます。

言葉では「だるい」と言っているが、目標に向かって頑張ると行動でアピールをしています。

必死でやることがカッコ悪いと思っている人は「だるい」と言いつつも頑張っている姿が自分ではカッコいいと思っているのです。

ネガティブ思考

「だるい」が口癖の人はネガティブ思考な人が多いです。

ポジティブ思考の人はマイナス思考な言葉を言いませんし「だるい」と言えば周りの人の士気を下げてしまいます。

ネガティブ思考の人は初めから目標に向かって頑張るという意識が薄く、どうせ無理だろうという思いから「だるい」という心の声を発してしまいます。

「だるい」という言葉は自分ばかりか周りの人へも影響を与えることを知っているのに、口癖のように言っていることから、毎回良い結果を得られないのでしょう。

だからこそ初めから頑張っても無理だというネガティブ思考になり「だるい」という言葉が口癖となるので、負のサイクルとなっているのです。

ネガティブ思考の人がいきなり良い結果を得ることは少なく、本気で取り組む姿勢がなければどんなことにも失敗をしてしまうでしょう。

成功体験がなければ人は自信を失い、ネガティブ思考になるのは当然です。

「だるい」が口癖の人は思い通りになったことがないので、ネガティブ思考となって「だるい」が口癖となっているのです。

本当に体調が優れない

人の体調が他人には分からないことですし、本人が感じたことを言葉に出してしまう人もいます。

どんなに疲れていても疲れたと言わない人もいれば、ちょっとおなかが空いただけで死にそうという人もいるでしょう。

「だるい」が口癖の人にとって本当に体のどこかがだるいのかもしれません。

一般的には体のだるさは休養すれば回復しますが、精神的にも肉体的にも疲弊している状態では、体のどこかが回復していないことも考えられます。

ゆっくり寝ていても睡眠の質が悪ければ、体のだるさを感じるはずです。

体のだるさは1日でとれることもあれば、何らかの原因によってつねに倦怠感を感じることもあります。

「だるい」というのが本当に体のだるさだったとしても、周りの人は本当かどうか分かりませんし、誰もが疲れを感じればだるさも感じます。

ただ疲れても「だるい」とは言わない人が多いので「だるい」と言ってもほとんどの人はあまり気にしないでしょう。

本当に体調が悪くてだるい時も考えられるので、その時は睡眠の質を良くすることから考えてみると良いでしょう。

「だるい」ということでストレスを軽減している

誰にでもやらなければいけないことがあるのが分かっているのに、なかなか行動に移せない時もありますよね。

例えばテスト前の勉強や納期が近い仕事など、確実に終わらせなければいけないのに、やる気が起きないこともあります。

頭では分かっているのに体が動かないということは、体の疲労の問題よりもメンタル的な問題が大きいでしょう。

どんなに疲れていても強い精神力があればやり抜く人もいますが、ちょっと疲れたからと言って怠けてしまう人もいるでしょう。

頭では分かっているのにやる気が起きないのは、メンタル的な問題が大きいのです。

「だるい」が口癖の人は心の内を声に出すことで、ストレスを軽減させようとしているのかもしれません。

「だるい」のは分かっているから、後は自分がやる気を出すだけだと言い聞かせる時にも使います。

ただすぐには行動には移せませんが、結果として一度やり始めてしまえばやり抜くことができるでしょう。

「だるい」と言うのは心の本当の声

「だるい」という言葉は誰もマイナス的にとらえる言葉ですが、口癖で言ってしまう人は怠け者ではありません。

ネガティブ思考や体調が優れないことをそのまま伝えているだけで、一度やる気になれば他の人と同じようにできるはずです。

「だるい」と言うのは心の声がそのまま出てしまっているので、その人の心身の状態を表しているとも言えます。

 

    「「だるい」が口癖な人の心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. ゆういち2018/05/20(日) 05:32

    口を開ければダルイと口にする方いますよね。
    普段はあまり気にもしませんがあまり連発されると体調のほう心配してしまう自分です。
    メンタル的な部分もあるんですかね。

この記事への感想を書く