電車で無理やり席に座る人の心理とは

電車に乗ると、立っているよりはできれば座席に座りたいと皆さん考えていますよね。

混雑している時間ならなおさらです。

そんな中、わずかな隙間を見つけると我先にと押し入って座ってくる人もいますよね。

そういう人を見て「何でそこまでして座りたいんだろう」と思ったことはないでしょうか。

そこで今回は、電車で無理やり座る人の心理をご紹介します。

疲れている

皆さんが電車で、是が非でも座りたいと思う時の多くは、仕事の帰りやイベントの帰りなど、疲れている時ではないでしょうか。

特に終電近くもなるとくたくたになって、座って少しでも寝たいと考える人も多いです。

電車を利用するということは、歩いている距離もそれなりにありますので、歩き疲れてもいます。

そんな中乗車した時に、一箇所だけ座れるスペースを発見したら、これは座るしかないと考えてしまいます。

そういう風な状況になってしまうと、多少狭いところでも無理やり入ろうと考えてしまい、結果両隣の人に不快な思いをさせてしまうこともあります。

もしあなたがその左右の人だったら、口に出さないまでもイライラしてしまうかもしれません。

そういう時は、この人は沢山仕事をして疲れているんだ。

だからちょっと周りのことを考えられなくなっているだけなんだ、と考えるようにしましょう。

なぜなら、自分もひょっとしたら疲れている時はそのような思いを周りにさせているかもしれません。

意外とこういうことは自分で気づきにくいものです。

眠たい

眠気には沢山の理由があります。

前日に夜更かしをしていたり、付き合いで飲みに行っていたり、仕事が朝早いという人もいるでしょう。

特に朝はそういった人で電車の中があふれかえっています。

なので、目的地までとにかく少しでも座って眠りたいという考えは、理解できる人が多いのではないでしょうか。

立ちながら眠るというのはなかなか難しいことです。

ただ人を分け入って狭いスペースに入った挙句、眠り始めたら隣の人にもたれかかったりされたら、イライラすることもあるでしょう。

前述の疲れているという理由もそうですが、自分もそういう時があるのだから仕方がないという気遣いが大事です。

目的地まで長い

乗って1駅や2駅程度なら、座ってしまうとかえって立ち上がるのが面倒になってしまう時があります。

しかし始点から終点など、長時間乗るのがわかっている時は、座って体を休めたくなります。

こういう人は、疲れているかどうかに関わらず座ってしまうので、様々な年代の人が当てはまります。

若くて元気そうな人に無理やり座ってこられると、イライラと同時に呆れてしまう人もいるかもしれません。

しかしいくら若くても、長い時間揺られながら立つのは楽ではありません。

自分が降りる時も座っていたら、きっと先は長いんだなと思うようにしましょう。

足を悪くしている

元々足の具合が良くなく、歩くのが大変な人や、骨折したり捻挫した人でも、電車に乗らなければならない時があります。

そういった人が座りたいというのは当然であり、できれば席を譲ったほうがいいケースです。

骨折などであれば、ギプスをしたりしているので見た目ですぐに足が悪いとわかるのですが、捻挫などは服を着ている上からではわかりませんよね。

相手が「すみません、足を怪我しているので座ってもいいですか」と言ってくれればいいですが、相手も気を遣ってなかなか言わないことが多いでしょう。

もし電車に入ってきた時に足を引きずっていたり、辛そうな顔を浮かべながら歩いていれば、結果がどうであれ、座らせてあげるぐらいの気持ちでいることが大事になってきます。

本を読みたい

電車の中を見渡すと、スマホをいじる人に次いで読書をしている人が多いです。

そういった人は目的地までの暇つぶし、もしくは時間を無駄にしないために読書をしたいと考えています。

しかし立っているとつり革に捕まらなければならず、空いているのは片手だけになります。

手持ちタイプのカバンを使っていると、両手とも塞がってしまい、目的地まで何もできなくなります。

しかし座ってしまえばカバンを膝の上に置いて、両手で本のページをめくることができるので、そういう人は是が非でも座りたいと考えてしまいます。

妊婦である

もし無理やり座ってきた人が女性であった場合、妊婦である可能性もあります。

そうなれば当然立ちっぱなしで負担をかけることは避けなければいけないので、むしろ席を譲らなければと考えますよね。

しかし注意しなければいけないのは、妊婦といっても初期と後期では全然違います。

特に初期は見た目でわかりにくい場合も多いです。

また妊婦だと思っていたら単に体格がいいだけだったというのも、よくあることです。

この場合、親切がむしろ相手を傷つける可能性もあるので、見た目で妊婦だと決めつけるのは危険な場合もあります。

そういう時は何も言わずに、さりげなく立ち上がるのがオススメです。

また最近はマタニティマークをつけている人もいるので、そういう人には積極的に譲るといいでしょう。

妊娠中は、精神的余裕がなくなる人も多いので、多少イラッとくるような態度を取られても、こちらが余裕を持って接することで、気持ちのいいやりとりをすることができます。

なぜ無理やり座ってくるのかを知ろう

電車で無理やり座る人の心理をご紹介しました。

やはり疲れていたり、眠たいなどの理由で必死に座ろうとする人が多いことがわかりますね。

無理やり座られるとイライラしたりすることも多いでしょう。

しかし体調がすぐれない時は誰にでもあります。

自分もそういった時に知らず知らずのうちにやっているかもしれないのです。

「疲れてるんだな」と思って許すことが大事になってきます。

 

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