同棲の両親への挨拶は必要?実家の場所や性格などパターン別に同棲の報告や挨拶の必要性を紹介

同棲開始のカップル

結婚前の同棲をする時、両親に挨拶をするべきかそれともしなくても良いのか迷ってしまいますよね。

結婚が決まったならまだしも同棲で挨拶はするべきなのでしょうか。

二人の実家との関係等をいくつかのパターンにわけて、同性での挨拶の必要性についてご紹介します。

両親から遠く離れて暮らしている場合は挨拶は現実的ではない

例えばあなたが九州の実家を離れて東京で暮らしているという場合、同棲については事後報告という形でも良いでしょう。

同棲するからと彼を連れて実家に帰るというのは現実的な話ではありません。

その距離ゆえに1年に数度しか実家には戻らないという人もいるはずです。

それなのに急に彼を連れて帰ってしまうと「もしかして結婚?」と両親を驚かせてしまうかもしれません。

まだ二人の気持ちが固まっていない段階で、両親にそのような期待を持たせるのは心苦しいですよね。

今の段階では報告は控え、結婚後に「実は同棲していたんだ」と話したとしても「結果良ければ全て良し」と許してもらえるはずです。

ただし、これは彼の方にあなたとの将来を前向きに考えている、結婚する意思があるというときだけにしてください。

同棲生活というのは、どうしても女性の方に負担が偏りがちなものです。

思わぬ妊娠などがあったときに、きちんと責任をとってくれると信じられる人ではない場合にはオススメできない方法です。

両親と離れて暮らしているが、よく顔を合わせるという場合には挨拶をした方が無難

両親と離れて一人暮らしをしてはいるものの、会う機会は多いという場合です。

この場合は遠く離れているときとは違って、事後報告は避けた方が無難だと言えます。

同棲していることを黙っていたのにバレてしまったときのデメリットが大きすぎるからです。

娘の恋愛に口を出す親御さんではなかったとしても、もし不意に彼と住んでいることが知られてしまったら、挨拶がないことで彼に対して悪い印象を持つ可能性があります。

バレる前に挨拶さえしておけばと後悔しても後の祭りです。

あまりかしこまらなくても構いませんので、二人で暮らしていきたいという気持ちをあなたたちの言葉できちんと伝えておくべきです。

そうすることで、自然とご両親も二人の仲を応援してくれるようになるはずですし、いざ結婚となったときにも話をスムーズに進めることができますよ。

父親が娘の恋愛に厳しい場合は挨拶しなくても保険をかけておく

世の中のお父さん方の中には、娘の恋愛や結婚について非常に神経質になっている人も未だに多くいらっしゃるようです。

普段はあっさりした関係だったとしても、同棲となると渋い顔をするかもしれません。

そうかと思えば、いつもは溺愛しているのに、報告してみたらあっさりOKをもらえるということもあるでしょう。

どちらにしてもフタを開けてみなければ分からないのです。

つまりこの場合は、父親自身には直接報告はしないまでも、万が一同棲がバレてしまったときのために保険をかけておく必要があります。

ちゃんと報告してしまった方が話は早いですが、大事な恋愛と結婚のかかった話ですから、軽はずみに賭けには出ない方が良いでしょう。

例えば、恋愛ごとに対して比較的寛容な人が多い母親にだけ、彼とのことを打ち明けておくというのも一つの手です。

そうすることで、父親に彼と一緒に住んでいることがバレてしまったときにも、あなたの味方となってくれるでしょう。

また、結婚報告をしに行くときにも、父親と直接対峙する前のクッションの役割を果たしてくれるはずです。

もし母親が信用できないという場合は、兄弟姉妹でも大丈夫です。

家族の中に一人でもいいから自分の味方を作っておくということが大切だと覚えておいてください。

彼の人柄がきちんとしている場合は挨拶をしておくと安心

様々な障害が問題にならないと思えるくらい彼がきちんとした人なら、あなたの両親には挨拶をしておくべきです。

彼に一般常識や礼儀作法がしっかりと身についていて、仕事やご家族にトラブルがなく、彼自身も人当たりがよくてコミュニケーション上手、万人受けする人だという場合です。

両親が自分の娘の結婚や恋愛に対して考える時に一番注目するのは「彼の人間性」です。

人間性と言われると、性格だけを思い浮かべてしまいがちです。

しかし両親世代の人にとっては、性格だけではなく経済力なども含めて人間性と考える人が多いでしょう。

もちろん人によっては学歴や家柄などにこだわる場合もあります。

その人間性がしっかりした人ならば、両親に挨拶をして彼の人柄を見てもらった方が安心感を与えることができるでしょう。

ただしその場合は、なぜ結婚ではなく「同棲」なのかという理由をきっちり説明できるようにしておきましょう。

将来的には結婚するつもりだということを前提にしながら、すぐには結婚できない理由(経済的な事情、仕事の事情など)をはっきりと話すべきです。

そうすることで、両親に対して何の罪悪感なく、様々なサポートも大手を振って受けられるようになりますよ。

もちろん結婚することになったときも、同棲報告をしなかった場合に比べて、順調に話を進めることができるでしょう。

基本的には同棲をする時にはその報告を両親もしくは母親にしておくべき

同棲を始めるという報告を両親にするべきかどうかというのは、両親と関係や彼の人間性などによっても変わる繊細な問題です。

しかし彼との将来を考え、もっと親しくなりたいという理由で始めるのが同棲のはずです。

その関係をあなたを今まで育ててくれた両親に隠すというのは、決して良いことだとは言えません。

基本的には彼と二人で挨拶に出向き、あなたと彼なら大丈夫だと安心してもらえるようにするべきでしょう。

それは「彼の関係は親に見てもらっても恥ずかしいものではない」と両親に宣言することでもありますし、両親だけでなく「彼に対する」最低限礼儀でもあるのではないでしょうか。

二人の幸せは、あなたと彼のふたりだけで作るものではありません。

お互いの両親の幸せも含めて家族全体の幸せを作っていくべきです。

そう考えれば、同棲の報告についても、こそこそと策を練るものではなく、堂々と行うべきものだということも理解できることでしょう。

基本的には、面と向かって挨拶を行うことを心からオススメします。

また同棲自体についても、本当に同棲でいいのかということは、しっかり考えてみるべきかもしれません。

二人が一時でも多く時間を共有したいと考えていて、経済的な事情なども特になく、結婚の意思もはっきりしているというのなら、そもそも同棲という形をとるのは得策ではありません。

早いと感じたとしても、一度真剣に「結婚」という道を考えてみても良いかもしれませんよ。

同棲の挨拶は両親との関係が悪化しないかで考えよう

同棲の挨拶は、両親との関係や彼の人間性によって必要性が変わります。

しかし、基本的には「挨拶をした方が良い」ものだと考えていた方が良いでしょう。

同棲の先に結婚という文字が見えるからこそ、両親と彼との関係性を悪化させることがないようにするべきです。

両親と彼の間に立つあなたこそが、両親と彼の気持ちを守ることができる存在だということを忘れないでください。

 

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