
女性にとって同棲をすることのデメリットは何でしょうか。
同棲をすれば明日の朝は早いからと、慌てて家に帰る必要もありません。
同棲には経済面のメリットもあります。
一人暮らしをするよりも二人で生活する方が、家賃や光熱費などの固定費を抑えられます。
ただし良いことばかりとは限りません。
実際に同棲してみたら、同棲する前には想像できなかったことが起こるものです。
そこで今回は女性視点で見た時に、同棲をすることのデメリットをご紹介します。
仕事と家事を両立させるのは意外と難しい
結婚すると専業主婦になる女性もいますが、同棲の場合には女性が仕事を辞めてしまうことはあまりないはずです。
そのためお互いに仕事を持っているという状況になります。
女性の方からしたら、当然家事は分担するつもりでいるでしょう。
自分も仕事をしているわけですから、半分は相手がやって当然という意識を持っています。
専業主婦が主流だった世代だと家事は女性がするものという暗黙の了解がありました。
しかし近年は共働き世帯が増えていたり、男女平等という考えが浸透しています。
家事に関しても、平等にシェアするものという意識を持っている女性が多いのではないでしょうか。
けれど男性と女性の間ではその認識に大きな差があることも珍しくありません。
いまだに家事や女性がやるものという意識が根付いている男性は結構多くいます。
価値観は自分の家庭がベースになるので、特に専業主婦家庭に育っていたりすると家事は人任せという人が多くなります。
もちろん家事を率先してやってくれる男性もいるでしょう。
上手に役割分担をして、円滑にパートナー関係を築いているカップルもいます。
その反対に、女性が全ての家事を負担しているカップルも意外といるのです。
男性の方が圧倒的に収入が多くて彼女の生活費まで一切面倒をみているのであれば問題ありませんが、どちらも仕事を持っているのに片方が家事をしないという場合には不満が出てしまいます。
どうして自分ばっかりやらなければいけないのかという思いが徐々に溢れてきます。
同棲したばかりの頃は何もかもが新鮮なので気にならないかもしれません。
でも男性の方に気遣いがなくなってくるとイライラしはじめます。
家事をして当然という態度をとられたら、いつか爆発してしまうでしょう。
彼氏の寝相やいびきに幻滅する
同棲を始める際には、大抵はどちらかの家に転がり込むことが多いでしょう。
すると、狭いシングルベッドやセミダブルベッドに一緒に寝ることになります。
一人暮らしなのにダブルベッドやキングサイズベッドを持っている人はほとんどいないでしょう。
シングルサイズやセミダブルサイズは一人用なので、そこに二人で寝れば当然狭いと感じてしまいます。
とはいえ、一人暮らし用の部屋に大きなベッドを置けるスペースはありません。
寝る時に十分なスペースがないと寝返りも満足にうてません。
すると余計に相手の寝相やいびきが気になってしまいます。
それが気になり過ぎて、よく眠れないという人もいます。
睡眠は生活の上で非常に重要なので、寝相やいびきのせいで相手に幻滅してしまうこともあります。
ですから同棲する際には、二人で余裕をもって寝られるスペースを確保することが大切になります。
広い部屋を新たに借りる事ができれば一番です。
そうでない場合でもインテリアの配置を工夫するなどして、大きめのベッドを置くようにしましょう。
ベッドが置けない時には、シングルの布団を二つ並べて敷くといったこともできます。
親に同棲を反対されやすい
結婚前に同棲するカップルは珍しくなくなりましたが、親世代だと同棲に対して良くないイメージを持っていることもあります。
その場合には、同棲に反対されてしまうことも多くなります。
特に娘を持つ親御さんの場合には、同棲なんかせずに結婚してほしいと言ってくることもあります。
そこで反対を押し切って同棲すると、親との関係に問題が生じてしまいます。
自分だけであればいいのですが、彼氏のことも悪く思われてしまうこともあるので注意が必要です。
また、彼氏の親が同棲に反対している場合には、結婚そのものを否定されてしまうケースもあります。
結婚は二人の意志が重要といっても、反対されれば気持ちの良いものではありません。
自分の実家や義理の実家との関係が原因で、結婚が破綻することもあります。
ですから自分達の親に、同棲に関してどのような意識を持っているのかを事前に聞いておく方がよさそうです。
結婚を前提に同棲するような場合には、期間をあらかじめ決めておくと理解が得られやすくなります。
別れることになったら女性側が大変
同棲を始める時には、当然ですが別れのことまで考えている人はいないでしょう。
同棲からそのまま結婚まで順調にいくケースもありますが、何らかの理由でお別れをすることもあります。
そして、残念ながら別れる時は円満とは行かないことがほとんどです。
場合によっては、面倒なトラブルに巻き込まれることもあります。
同棲するのに自分が彼氏の家に移ってきた場合には、別れる時には家を出て行かなければいけなくなります。
賃貸物件を探すなど引越し先を確保する必要があります。
引っ越しをするのにもお金がかかりますし、引っ越しの時期によっては引っ越し費用が高額になることもあります。
かといって引っ越しの時期をずらすというのも難しいでしょう。
別れているのに顔を合わせることになりますし、相手に早く出て行ってほしいといわれることもあります。
また、インテリアや家電製品なども揃えなければいけないのでその分のお金もかかります。
新しくマンションやアパートを借りるには、その分の敷金や礼金も必要になります。
それから同棲する際に、自分の部屋に彼氏が移り住んでくる場合もあります。
その場合には相手に出て行ってもらうことになりますが、すんなり出て行ってくれるかは分かりません。
別れた後も同じ家に住み続けなければいけないので、心理的にストレスに感じることもあるでしょう。
別れ話がこじれた場合などには、自宅に帰るたびに嫌な思い出が蘇ってしまうこともあります。
どちらの場合にも心機一転して新しい生活を始めるために、引っ越しの用意はしておいた方が良いでしょう。
引っ越しに必要な貯金を準備できてれば安心です。
同棲をすると一人の時間がない
同棲のデメリットとしては、一人の時間がなくなることがあります。
恋人と会えないと寂しいですが、ずっと一緒だとたまには一人になりたいと思うのが人間です。
同棲してしまうと毎日顔を合わせるので、新鮮さもなくなってしまいます。
一人でいる時間を大切にしている人は、いつも一緒の空間にいることがストレスに感じることもあります。
お互いに自分の部屋が持てる程家が広ければいいですが、部屋数が少ないとそういうわけにはいきません。
一人の時間を持てるような工夫が必要になります。
メリットとデメリットを総合的に判断して同棲を考えよう
同棲に関するデメリットばかりを紹介してしまいましたが、もちろん同棲することで得られるメリットも沢山あります。
大好きな人と一緒に過ごせるのは何物にも代えがたい喜びですし、二人の絆を育むことにもつながります。
最初は家事を一切してくれなかった彼氏でも、ケンカしたり話し合いを繰り返すうちに協力してくれるようになることもあります。
同棲を検討している時には、事前に取り決めをしておくと良いでしょう。
気軽に同棲を始めてしまうと、後々後悔することもあります。
あらかじめこれだけは譲れないということや自分が大事にしていることを話し合っておくことが大切です。
「同棲をすることのデメリット5つ。同棲には嫌なことも沢山ある」への感想コメント一覧
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