同棲と居候との違いとは

最終更新日:2017年4月17日

居候と同棲は何が違うのでしょうか。

最近では結婚に対する考え方も、結婚に向けての順番も多様化してきましたよね。

結婚の前段階としてお試し的に同棲をするカップルも増えていますが、ここでは同棲と居候の違いについてご紹介します。

1.結婚前提のカップルの場合はほぼ同棲

お付き合いしているカップルが、いざ結婚に踏み切ろうとした時に「本当にこの人と結婚をしても大丈夫だろうか」と不安になる事はよくある事です。

マリッジブルーになってしまう人もいて、実際の結婚生活に自分がなじめるのかどうか、恋人と本当にうまくやっていけるかどうかと考えだすときりがなくなってしまいます。

そんな時に、まずは結婚への第一歩として「同棲」をするカップルは多いです。

同棲というのはお互いにそれぞれの立場を尊重している関係であって、結婚前提で一緒に住んでいるカップルの関係はほぼ「同棲」である事が多いです。

当人たちが進んで同棲を始めたいという場合もありますが、最近では当人たちの親が同棲を進める事も多くあります。

その場合、純粋に結婚を祝福しているケースは少なくなります。

同棲をすることによって見えてくる結婚生活の苦労や、同棲することで見えてくる相手の嫌な部分などをはっきりと認識することで改めて結婚そのものを考え直すきっかけにして欲しいと思っていることが多くなります。

2.明らかに立場が違う場合は居候

同棲の場合は「彼氏と同棲することになったんだ」といった報告の仕方をする事が出来ます。

しかし、居候の場合は「彼氏の家に居候させてもらうことになった」といった言い方になるでしょう。

「居候」という言葉を使う状況は、どちらか一方の家にもう一方が転がり込む、すなわち住まわせてもらうといった状態です。

言ってみれば住まわせている方と住まわせてもらっている方とで明らかに立場が違う状態です。

また、同じ家に住んでいながら生活費を払わない、家事など家の事を一切しないという場合には居候とみなされます。

家事や掃除などを積極的に行っていても、生活費を払わない状態であれば居候とみなされることが多く、要するに生活費や食費などをその家に入れるか入れないかといった事で居候か否かが決まる事が多いです。

例えば結婚前提で同棲を始めたカップルが、同棲期間が長くなるにつれてどちらか一方を経済的に苦しめたり、身の回りの世話などを押し付けるような状態になったとします。

それは負担を強いられている方からしてみればパートナーが「同棲相手」ではなく単なる居候に成り下がるということもあり得る話です。

3.同棲や居候以外の関係もある

同棲の場合はお互いに関係性を高めたいという認識を持って一緒に住んでいることが多いです。

その為明らかに居候状態であったとしても、その部分を愛情がカバーして居候だと意識しない事も多くあります。

同棲や居候という関係とはまた別に「同居」といった関係もあります。

同居の場合は一緒に住んでいるという事実だけを述べているのみで、それ以外の何物でもありません。

同じ家に一緒に住んではいるけれど相手の事に関心を示さない、お互いに好き勝手出来る関係でいる状態が「同居」です。

異性間の場合は大概の場合が同棲であって、その関係は愛情で出来ているといっても過言ではないでしょう。

経済的に全く自立できていない状態で長期間一緒に暮らしていたとしても一緒にいてくれる、ただそれだけで十分なのだと判断されれば、その関係は同棲であると言えます。

もし周りの人から見たら奇妙な同居生活であったとしても関係のない事です。

同棲はお互いの事を常に気にしている関係、居候はどちらかと言えば居候をさせている側の人間の方が、居候している相手の事を常に気にかけている関係と言って良いでしょう

4.異性か同性かは関係ない

同じ家の中に男女が一緒に住んでいるからと言って必ずしもそれが同棲であるとは限りませんし、反対に同性と一緒に住んでいるから居候かというとそうではありません。

同性同士が一緒に住んでいても同棲の場合もありますし、上下関係が出来上がっている関係であればそれは居候であると言えるでしょう。

また、一対一ではなく複数人で一緒に生活している場合でも同棲や居候といった関係は成り立ちます。

その場合は一緒に住んでいるうちの誰か一人がその家の権限を多く持っていることが多く、最も経済的に負担をしている人である事が多いでしょう。

同居という関係と同じような意味で、ルームシェアという言葉もあります。

住空間を共有するだけの関係である場合が多く、友達同士で一緒に住んでいる場合に多く使われる言葉になっています。

全く面識のない人同士がルームシェアするといったケースも近年では増えてきています。

そういった考え方はやはり若い人の方が柔軟に対応していますね。

同棲と居候では同棲の方が受け入れやすい

居候という言葉は居候させてもらっている側が一方的に弱い立場にいるように思えますが、実は案外そうではないんですよ。

居候させている側も、やりくりを考えながらの生活というのは気を遣いますししんどいものです。

同棲と居候とでは同棲の方が印象は良いものです。

出来るだけ一人だけに負担を負わせないように、居候させてもらっている側は、対等の関係に近づけるよう努めていきたいものですね。