不幸自慢をやめる方法とは?不幸アピールをしないようにしよう

つい体に染み付いてしまった不幸自慢の癖。

最近、不幸自慢をすると友人が嫌がる、話し相手が減った気がすると感じていませんか。

そこで今回は不幸自慢をやめる方法をご紹介します。

不幸自慢は恥と思う

不幸自慢をする人は、不幸であることを打ち明けたことにより人に同情してもらったり、思いやりをかけてもらって励ましてもらった経験があるでしょう。

その時の状況が心地よかったため、不幸である自分を吐露するようになります。

それが高じると次第に自慢のように聞こえてくるのです。

しかし、元をたどれば不幸を語ることは幸せの道筋とはかけ離れます。

その自覚を持ちさえすれば、不幸自慢は恥ずかしい、と感じるようになります。

不幸自慢は恥、と自覚することによって、次第に語るのもつまらなくなっていきます。

不幸自慢をしている時に相手の顔をよく見る

不幸自慢は決して聴く側からすれば面白いネタでも、ためになる知恵袋でもありません。

ただただ不幸だと自覚する人の話を鬱々と聞くはめになるだけです。

そういう聞き手と同じ気持ちになる機会があれば、ご自身の不幸自慢もつまらないものなのだな、と感じるようになります。

周りに不幸自慢をする人がいなければ、まずは自分が不幸自慢をし始めた時に相手の顔をうかがってみましょう。

一見笑顔や真剣な眼差しで注目してくれるも、次第に目線がずれたり、つまらないと表情に露骨に表れてきます。

楽しい会話の時間が台無しになる前に不幸自慢は一旦やめにしましょう。

そして相手の話を聞くようにすると、不幸自慢以外の話題で盛り上がる方が楽しいことがわかってきます。

その時周りの雰囲気や楽しさを感じるならば、不幸自慢ではない別の話題を見つけて会話に加わりたいと感じるようになれます。

不幸であることは特別ではないと思う

なぜ不幸自慢をしてしまうかというと、それが誰にでも経験できるものではなく、自分にだけ降りかかってきたもので「何か特別に選ばれた人物」のように錯覚してしまうためです。

それゆえに「自慢」をしてしまいます。

しかし、その自慢は決して何かの賞を取った人を賛美するかのような判断を聞き手側はしてはくれません。

幸福をつかむためには努力をする人はたくさんいますが、不幸をつかむためだけに努力をする人はいません。

つまり、不幸は苦労をしなくてもつかめるもので、それは誰にでもふいに降りかかってくることでもあります。

ほとんどの人たちが不幸になるまいと努力をします。

不幸である、という自覚を宝くじに当たったように大事に感じていると、将来訪れるかも知れない幸福を逃すことにもなり得ます。

努力や工夫のない日々はどんどん怠惰になっていき、生活を蝕んでいきます。

不幸自慢のネタは増えますが、不幸な友人を好む仲間はいません。

「できれば不幸である状況は断ち封じたい」と思うようにしましょう。

「私なんて」を会話のきっかけに使わない

不幸自慢をし始めるのきっかけのキーワードがあります。

「どうせ私なんか」「あなたはいいわよね、私なんか」などです。

これが始まると周りの空気が一変し「あ、また〇〇さんの不幸自慢が始まった」というシグナルが発せられ、どんどん会話の輪から人が離れていきます。

「私なんて」というキーワードを発した途端、不幸自慢は次々と口から漏れ始めます。

自慢をする当人にとってはほんのわずかなひと時であっても、聞く側には苦痛ばかりか、果てしなく長いお説教を聞いている時間のように思えてくるのです。

不幸自慢をやめたいな、と思うならまず、この呪文のようなキーワードをすべて取り去り、それにすり替わるワードを見つけましょう。

「あのね、今日こんなことがあったの」「今朝、出勤中にね」と話題のきっかけにつながる言葉から始まれば、そこから不幸自慢には繋がりません。

話のきっかけがつかめない時は無理に話題の中心になろうとせず、話の聞き手になって相槌や返事をする時があってもいいかも知れません。

会話が弾めば、不幸自慢の入る隙は無くなります。

不幸自慢をしている自分は実はそんなに不幸ではない

実は不幸であることはそう長続きしません。

不幸だな、なんかつまらない人生だな、と感じたとしても、日々の小さな幸運や心を温かくさせることは訪れるものです。

また、不幸自慢をする人は往々にして、はたからはさほど不幸には見えていないものです。

そして、本当に不幸のどん底に置かれている人は人にその不幸を語るパワーがありません。

つまり、真の不幸自慢は存在しないのです。

それを自覚さえすれば、不幸自慢に飽きる日もそう遠くはありません。

不幸自慢より日々の幸福を

不幸自慢をやめたい時の対処法についてご紹介しました。

不幸を語ることは実は語る側も聞く側にとってもそんなに楽しいことではありません。

平凡な日々を退屈に思い、何か特別なことをしたい、というきっかけから始まる不幸自慢はさらに日々をつまらなくさせます。

そのかわりに日々の小さな幸せをみつけ、幸福自慢をする方が心の活性に役立ちます。

言葉は言霊、表情をも変化させます。

より良い日々を送るためにも、不幸自慢をやめて前向きに歩んでいきましょう。

 

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