もう限界と感じた時の対処法

最終更新日:2015年8月12日

仕事や学校、人間関係などなど、さまざまな事象に対して「もう限界」と感じることが、人間にはあるものです。

そんなもう限界と思った時の対処法をご紹介します。

1.休日に一人で、「今の自分」を客観的に分析してみる

「もう限界」と思ったときは、休暇を取って気もちをリセットするのが一番です。

連続した複数の休暇を取るのが理想ですが、むずかしいようであれば、一日の休みでもかまいません。

ただ「半日の休み」では、心身ともに休むことはできません。

必ず一日以上の休みを取るようにしてください。

ポイントは、その休日を一人で過ごすこと。

そして「今の自分」を客観的に分析してみることです。

「もう限界」と感じたその対象物(仕事、学校、人間関係など)と自分との関係、なにが悩みで「限界」と感じているのか、その理由と、改善の可能性の有無など。

ひとつずつ冷静に分析し、じっくり考察してみましょう。

「もう限界」と感じる人の多くは、頭の中が対象物でいっぱいになって、その結果、自分を見失っているものです。

そのために、休暇を取り、対象物から離れる必要があるわけです。

対象物から一度離れ、自分を見つめなおすことによって、気分がリセットされることもあるでしょう。

その結果、「限界」と思った先に道が開けてくるケースも少なくありません。


2.対象物に対する見方や接し方を変えてみる

そのような客観的な考察によって、対象物に対する見方が変わることも大いににあり得ます。

「キャパを超えた」と感じるような状況にあると、意識の中でその対象物が巨大化して、本来の姿が見えなくなってしまうもの。

それを一度客観的に捉え直すことによって、対象物の正確な姿が見えてくるのです。

悩みの原因である対象物そのものを変えることはむずかしくても、自分を変えることはいつでもできます。

自分を変えるというのは、つまり自分の意識を変えるということ。

つまり、「対象物に対する見方や接し方を変えること」です。

それができれば、「限界」を乗り越えることも案外むずかしくないものです。

例えば、「職場の人間関係がうまくいかず、もう限界と思っていたが、それぞれの人との接し方を変えてみたら、案外うまくいった」ということが、実際にあります。

人間関係以外が対象物の場合でも、同様のケースは少なくありません。


3.人に悩みを相談してみる

「もう限界」と感じたとき、そのように自分でいろいろ考察するだけでなく、人に悩みを相談してみるのも、有効な対処法です。

自分が悩んでいること、限界と感じている今の状況など、できるだけ具体的に話してみましょう。

そうした相談をするためには、ある程度自分の頭の中が整理できていなければなりません。

頭の中が混乱している状態では、相手にうまく話が伝わらず、相談を受けた人も、どうアドバイスしたらいいかわからないでしょう。

効果的な相談をするためにも、上記のような自己分析をして、頭の中を整理しておく必要があるのです。

相談する相手は、悩みや問題の対象物によってちがってきます。

例えば、仕事について「限界」と感じている場合、ベストの相手は親しい同僚や社内の友人。

特に「社内の別のセクションにいる友人」が理想です。

仕事の内容や社内事情がわかっている人のほうが、話を理解してもらいやすいからです。

また、人間関係に問題がある場合は、部外者である友人や家族を選ぶことをオススメします。

いずれにせよ、人に相談することで、さらに頭の中が整理され、みずから問題解決の糸口をつかめる可能性も高まります。

また、話をするだけで、気分がリセットされることも少なくないでしょう。


4.タイムリミットを決めて、もう少し継続してみる

もし、「もう限界」と感じながらも、今すぐ逃げ出したり放り出したりするほどの精神状態ではないなら、結論を先送りにするという方法もあります。

それは、「少し先にタイムリミットを定めて、そこまで今の状況を続けてみる」というやり方です。

例えば、仕事に関して「もう限界」と感じた場合、「今週いっぱいがんばってみよう」とか、「今月末になったら、結論を出そう」というように、自分でタイムリミットを決めるのです。

そして、とりあえず仕事を継続してみましょう。

短い間に状況が劇的に変化することは、ほとんどないでしょう。

しかし、気持ちが変わるということは、人間にはあるものです。

結論は、そのタイムリミットが来た段階でくだせばいいのです。


5.対象物と決別し、新たな人生のスタートを切る

上記のような努力をいろいろ試しても、まったく状況や気持ちが変わらないケース、あるいは、最初の段階で「すでに限界を超えてしまっていて、もう一秒たりとがまんすることはできない」というケースであれば、その対象物と決別するしか、道はありません。

対象物が仕事なら、今すぐ退職願を出しましょう。

対象物が彼氏なら、きっぱり別れましょう。

人間関係に問題があるなら、その人間関係を断ち切りましょう。

そして、新たな人生のスタートを切るのです。

もう限界と思った時こそ自分で選択しよう

「もう限界。自分のキャパを超えたかも」と感じたときの対処法についてご紹介しました。

ここに紹介した5つのうち、最後の1つ以外はすべて「結論をすぐに出さない対処法」ということになります。

「もう限界」と感じると、人はどうしても精神的に受け身になってしまうもの。

しかし、自分の人生の選択権は、常に自分が握っています。

そのことを念頭に、賢明な判断と選択をしてください。