自分の名前が嫌な時の対処法。改名以外にも方法はある

最終更新日:2016年5月9日

キラキラネームが出始めの頃に名付けられた子供がそろそろ大人になる頃と言われ、自分の名前が嫌だという悩みを持っている人も増えてきています。

もし自分の名前が嫌だ、という時はどうすればいいのか。その対処法をご紹介します。

1.SNSの名前を変更して統一する

最も手軽な方法がこちらです。

FacebookやTwitterなど、自分のプライベートを発信するSNSの中の名前を自分の好きな名前にして、それを全てのSNSで同じ名前を使うようにするとSNSで知り合った人には自分の本名を語ることなくやりとりができます。

オフ会などでは特に本名を言うことはほとんどなく、そのSNSの名前で呼ばれるので自分の名前を明かさずに付き合うことができます。

しかし、Facebookではもともとの知り合いとつながることも多くそういった場合は他の人から疑問を持たれたり、なぜ違う名前を使っているのかを説明するのが面倒だったりするのでもとからの知り合いと多くつながっているようなSNSでは本名を使ったほうが無難です。


2.通称名を使う

SNSの名前よりもさらに広い範囲で自分の好きな名前を使えるのがこのやり方です。

通称名とは一般的に使う名前のことで、ここで言う一般的というのは例えば友達の紹介で初めて会うような相手に名乗ったり、宅配便の宛名だったりと普段の生活で広く使える名前と言えます。

また、あなたの会社でも結婚しても旧姓で呼ばれていたり書類の名前が旧姓のままだったりするという人がいるかもしれません。

これも通称名の一つです。

通称名は届けも必要ありません。

自分の好きなシーンで好きな名前を名乗ることができます。

もちろん通称名がアニメのキャラクターや外国の名前のような非日常的な名前となると日常生活では不便なことが多いので好きな名前といっても常識の範囲内ではありますが、ごく普通の名前であれば通称名でアルバイトをすることも可能です。

ただこの通称名は万能というわけではなく、公的な身分証明が必要な場面では通称名は使えません。

具体的には銀行の口座を作る時は身分証明が必要ですし、また病院の診察券も保険証の名前を確認されるためこちらも本名での登録となってしまいます。

逆に言えば、公的な身分証を必要としない場面では通称名で通るということになるので日常生活ではじゅうぶん事足りると言えます。

しかし宅配便の宛名を通称名にする場合、自宅の表札の名前と宛名が違うと住所不明となって届かない危険もあるため住所に「○○(本名)方」と付け加えるなどの配慮が必要です。


3.改名をする

どうしても自分の名前が嫌だ、公的な身分証明もすべて自分の名前を変えたいとなるとあとは改名をするという方法を取ることになります。

しかし、簡単に改名はできません。

ここで重要なのは「正当な理由があるか」というところです。

つまり単純に「自分の名前が嫌いだから改名したい」では理由になりません。

正当な理由というのは、日常的に不利益を被ることが多いということです。

改名の理由として挙げられるのは「結婚して名字が変わったら家族と同姓同名になってしまった」や「女性なのに男性と間違われることが多い」など、また最近では「その名前で生活すると精神的苦痛を伴う」という理由も改名の正当な理由として多くなっています。

改名をしたい場合、まずは家庭裁判所に必要書類を揃えて申請しそれを受理してもらいます。

受理されると通常は一ヶ月以内に家庭裁判所から呼び出しがあり、日時を指定されるのでその日に家庭裁判所へ行って審判を受けます。

その結果、改名が正当な理由だと認められると改名の許可証をもらえるので、それを持って役所へいくと改名ができます。

この手続きで改名をすれば戸籍の名前も変えられるので通称名では通らなかった身分証明書や病院の診察券なども改名後の名前で作ることができます。

しかし、改名の手続きは申請書に改名したい理由を書く、そして家庭裁判所からの呼び出しに対応して指定された日に出向く、さらに晴れて改名できるとなっても役所での手続き、さらに運転免許証や銀行の口座などの名義変更など時間と手間がかかります。

自分の名前が嫌という気持ちを軽くするために

一度つけられた名前を変えるのは名前をつけるよりもはるかに労力がかかります。

名前がどうしても嫌だ、精神的苦痛を伴うという場合は改名でその苦痛が和らぐのであればそれも一つの方法ですが、自分の周りで呼んでもらうような名前ということであれば改名をすることもなく、通称名でじゅうぶんとも考えられます。

また名字が嫌という場合であれば結婚をすることで変えることもできますし、逆に結婚した名字が嫌という時は旧姓を使用して仕事をするという方法もあります。

自分の名前は一生のうちに何度も書き、何度も呼ばれるものです。

自分のできる方法で少しでも嫌という気持ちが和らぐといいですね。