心がネガティブな状態にあり、人が行ってくる言葉全てが、自分を責めているように聞こえてしまう時があります。
このような状態が続くと、余計につらい気持ちが増してしまい、立ち直るのが難しくなってしまいます。
そこで、何を言われても責められているように感じる時はどうしたら良いか、具体的な対処法をご紹介します。
まずは体の疲れを解消する
何を言われても責められているように感じる時というのは、大抵の場合、体の疲れが抜け切れていない時です。
体が疲れている時、人間は心に余裕を失ってしまい、全ての事柄を悪く解釈してしまいます。
そのため、他人が何気なく発した言葉に対しても過剰反応し「この人は自分を責めているのではないか」と疑心暗鬼になってしまう結果になります。
そこでこのような時は、まず体の疲れを解消することを最優先してください。
仕事や勉強家事などで無理をしてしまうことは避け、こまめに休息を取りながら動くように意識することが大切です。
十分な睡眠を取りましょう。
どうしても疲れが抜けないようであれば、数日間休みを取り、ひたすら体力の回復に集中することもオススメです。
不思議なもので、体の疲れが解消されると、ネガティブな考え方は薄れていき、人の言葉に過剰反応するようなことも減っていきます。
ストレスを発散する
体の疲れだけでなく、心の疲れが溜まっている時も、他人の言葉に過剰反応してしまう場合があります。
その結果、何を言われても責められているように感じることも少なくありません。
そのため、心の疲れを解消することもとても大切です。
空いた時間や休みの日を利用し、思う存分自分の好きなことに打ち込んで、ストレスを発散しましょう。
この時、日頃の嫌なことなど忘れてしまうくらい、好きなことに没頭するように意識してみてください。
体力に余裕があれば、体を動かしてみることもオススメです。
適度に体を動かすと、自分の内側に溜まったネガティブなエネルギーが発散されるため、ストレス解消に大きな効果が期待できます。
ストレスは、知らず知らずのうちに溜まってしまうものです。
無意識的に溜まったストレスが心を圧迫し「ネガティブな考えにはまりこんだまま抜け出せない」という状態を作り出します。
その結果、被害者意識が高まってしまい、他人に言葉を必要以上に気にしてしまうようになります。
そうなる前に、ストレスを発散して解消することが大切です。
自分に自信を持つように意識する
何を言われても責められているように感じてしまう人は、自分に自信がないという共通点があります。
「自分など、価値のない人間だ」と思い込んでいるため、自分の存在そのものに対して、無意識的に罪悪感を抱えているのです。
この考え方が癖になっているため、他人が発した何気ない言葉をネガティブに解釈し、相手が自分を責めているのだと思い込んでしまいます。
この状態から抜け出すためには、自分に自信を持つように意識する必要があります。
どんな人であっても、この世にたった1人しかいない尊い存在です。
そんな自分自身の価値を自分で認めましょう。
そのように意識することで、自分に対する罪悪感は薄れていき、ありのままの自分を好きになることができます。
その結果、自分に自信を持てるようになり始め、他人の言葉に過剰反応することはなくなっていきます。
自分が何かいけないことをしてしまったのか、思い切って相手に聞いてみる
何を言われても責められているように感じ、不安感から抜け出せない時は、自分が何かいけないことをしてしまったか、思い切って相手に聞いてみることもオススメです。
これはとても勇気が必要な方法ですが、相手の本音を聞き出すことにより、腹を割った話し合いができるようになります。
その結果、お互いに本音をさらけ出すことに繋がり、相手とより良い関係を築くことに役立ちます。
相手の言葉によって「責められている」と感じたら、そのことを正直に伝えましょう。
そして「自分が今、その言葉によって悩んでいる」という本音を伝え、つらさを理解してもらいましょう。
但し、感情的な言い方ではなく、冷静な言い方で伝えることがポイントとなります。
しかし、本当に相手が自分を責めているという場合もあります。
その時は、自分の何がいけなかったのかを聞き、改善できることは改善するように努めることが大切です。
その結果、相手との関係を修復することができるだけでなく、自分自身の成長にも繋がります。
何を言われても責められている様に思う気持ちを解消していこう
何を言われても責められているように感じた時は、心身の疲れによって考え方がネガティブになっている可能性があるので、まずはそれを解消することが必要です。
心身の疲れが癒され、冷静になってくると、人の言葉に過剰反応することは少なくなってきます。
自分に自信を持てない人も、人の何気ない言葉で傷つきやすい傾向があります。
そのため、このようなタイプの人は、ありのままの自分を認め、自信を取り戻すように努めてください。
更に、勇気があれば「責められているように感じてつらい」と、自分の本音を相手に伝えることもオススメです。
いずれにせよ、ネガティブな心の状態から、意識的に脱却しようとする意思を持つことが大切であると言えるでしょう。
「何を言われても責められていると感じる時の対処法。責められていると感じるのは疲れているから」への感想コメント一覧
何を言われてもネガティブに捉えてしまうようであれば、軽く体を動かしてみることが有効です。ウォーキングなどの軽い有酸素運動がおすすめです。
人から言われた何気ない言葉を悪い方にとってします時は、何も考えずに体を動かすことが、精神的にも健康的にもいいですね。
確かに、そういう時があります。疲れているときは被害妄想も出やすいです。後で考えてみるとどうしてそのようにあえて悪く考えたのか分からないこともあるので、まずは一息ついて休むことが大事だと理解できました。