逆セクハラな発言や行動とは?女性が男性を傷つける逆セクハラに注意しよう

セクハラと思われる言動や行動を見聞きすると、はっきり言って嫌な気持ちになってしまいます。

けれど、自分でも気が付かないうちに「逆セクハラ」まがいの発言をしてしまうことがあります。

逆セクハラと思われてしまう言動や行動には、いったいどういうものがあるでしょうか。

おごってもらって当然という態度

逆セクハラと思われてしまう言動や行動に「おごってもらって当然」という態度があります。

男性だからといって、必ずしもデートや食事の費用を、常に払う必要はないのです。

それなのに、男性が払って当然という風に考えていると、それは「逆セクハラ」と受け止められてしまうかもしれません。

社会人として働いている人は、企業や勤続年数によってやはり収入に差があるということは否めません。

しかし、その差は必ずしも男だから給料が高いというわけでもないのです。

数十年前は、男女の給料格差はかなり大きく、そうなるとデート代などは男性が負担するのが当たり前という感じでした。

しかし現在では、会社に入社したてや20代の男女などは、男性の方が給料が高いとは言えなくなっています。

またカップル同士で違う仕事に就いている場合、女性の方が高い給料を得ているということもあります。

女性だからといって、男性におごってもらって当然という態度は、逆セクハラという風に思われてしまう可能性があります。

男性の方から「ごちそうするよ」と言ってくれることもありますが、くれぐれもそれが当たり前と思ってしまってはいけないのです。

「男性のくせに」と言ってしまう言動

逆セクハラと思われてしまう言動や行動の中に「男性のくせに」という言葉があります。

もし男性に「女性のくせに○○だ」と言われたら、それはセクハラ発言だと思うはずです。

同じように男性に対して「男性のくせに○○なんだから」といってしまったら、相手は「逆セクハラだ」と感じることでしょう。

「男性のくせに怖がりなんだから」とか「男性なのに料理が好きなんだって」という風に、つい言ってしまいがちです。

しかし、性別によって「○○だから」というのは、セクハラにつながる発言です。

仮に「男性なのに○○して偉いなあ」という気持ちがあったとしても、それでもNGな逆セクハラ発言となってしまうでしょう。

現在は人野好みや生き方は多様化しています。

うっかり「男性のくせに」という言葉を発しないように気を付けるようにしましょう。

逆セクハラと思われる発言は、聞いていて決して気持ちが良いものではないのです。

「重い物は持って」という態度

逆セクハラと思われてしまう言動や行動は、意外なものまで含まれてしまったりします。

女性よりも男性の方が力が強いのは事実ですが、いつでも「重い物は男性が持ってほしい」という態度は、男性から見て逆セクハラになってしまいかねないのです。

男性の方が力が強いとしても、だからといって当たり前のように荷物や重い物を持ってもらおうとするのは控えましょう。

いくら男性といえども、体力には個人差がありますし、たまたまその時は疲れているかもしれません。

それなのに、男性であるというだけで、女性から重い荷物などを押し付けられてしまったら、ちょっとうんざりしてしまうかもしれません。

「いつも男女平等とか言っているくせに」と、心の中でため息をついているのかもしれないのです。

女性だからといって、自分の荷物くらいは持つのは、それこそ当たり前のことです。

隣にいる男性に、平気で重い物を渡してしまうのは、逆セクハラな行動といえるでしょう。

男性だから機械に強いだろうという発言

男性だから機械に強いとは限りません。

人によって得意なことはそれぞれです。

男性だから機械に強いという風に決めつけてしまうことは、それこそ逆セクハラな言動といえるのです。

男性だから機械に強いだろうと思い込み、例えばテレビやパソコンなどの使い方を聞こうとした時、もしかしたら相手の男性は負担に思っているかもしれません。

「男だからといって、機械のことをこっちに振ってくるなよ」と、心の中で不満に思っているかもしれません。

逆に女性だからというだけで「料理や裁縫が好きで上手だろう」などと決めつけられてしまったら、不愉快ですし、まさに「セクハラ発言」という風に感じてしまうでしょう。

人には好き嫌いや得意不得意があるのですから「男性だから」という風にひとくくりにしないように気を付けましょう。

そういう発言は、逆セクハラと思われてしまいます。

男性だから機械が得意というわけではありません。

たまたま機械が嫌いな人もいるのですから、くれぐれもそういう価値観を押しつけたりしないように、思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。

逆セクハラをしてしまわないように気をつけよう

逆セクハラと思われてしまう言動や行動には、意外と身近な発言があります。

無意識のうちに相手を傷つけてしまうような、そんな逆セクハラになる言動や行動をしないように、くれぐれも気を付けるようにしましょう。

逆セクハラをしてしまわないためには、相手の気持ちや立場をよく考えて、思いやる気持ちが大切です。

その点を意識すれば「逆セクハラだ」という風に思われてしまうのを防ぐことができるでしょう。

 

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