「はっきり言って」を多用する人の心理とは

最終更新日:2017年3月24日

話している相手から「はっきり言って」と言われた時、ドキッとすることはないですか?

ただ相手の言う「はっきり言って」がもしその人の口癖だとしたら、そこまで気にすることではないこともあります。

「はっきり言って」が口癖な人には、どのような心理が隠されているのでしょうか。

1.心の中で不満をためていることが多い

言いたいことを普段あまり言えない、ハッキリと伝えることで相手を傷つけてしまうかもしれない。

そんな気を遣う性格の人は、常日頃心の中で不満をためていることが多いです。

ただそんな人であっても我慢の限界がきたり、見るに見かねる状況が訪れ「はっきり言って」と思いをさらけ出すこともあります。

これ以上黙っていたら自分の思いとは違う解釈をされてしまう、言わないでいたら自分が悪く見られるなど、意を決して相手に言う時に「はっきり言って」を用いて話始めるでしょう。

2.相手に話を聞いてもらいたい

相手にきちんと話を聞いてもらいたい、向き合ってもらいたいという意思の強さが「はっきり言って」に表れていることも考えられます。

「はっきり言って」から自分の話に入ることで、人からの注目を浴びることができます。

「この人は何を言うんだろう」「何をそこまで決意したんだろう」と、聞く側は興味を持つものです。

例えば大勢いる場所で自分が発言する時や、相手が聞き流しているように見えた時に、話を聞いてもらいたいと強く思い「はっきり言って」を使います。

こうすることで自分を見てもらうきっかけを作り、聞いてもらえる状況を作り出していることが考えられます。

「はっきり言って」と言いながら、その話が大したことがないケースや、何度も聞く話というパターンもよく見られます。

単に自分に注目してほしいという目立ちたいタイプや、主張が強いタイプに見られる口癖です。

見てあげること、聞いてあげることで満足するタイプが多いため、手を止めて相手の話を聞く姿勢を見せると話は落ち着くでしょう。

3.話をまとめたい

一連の流れを要約したい、複雑化した話をまとめたいという思いから「はっきり言って」を使う人もいるでしょう。

回りくどいやりとりを嫌っていたり、面倒なことを避けたいタイプの人は、簡潔に話をまとめたいとする傾向にあります。

「はっきり言ってこういうことでしょ?」「はっきり言って○○って言いたいのね?」など、相手の話を自分の中でまとめ、話の結論として用いるパターンです。

リーダー気質の人にもこうした口癖は見られますが、単に長話が嫌いな人や面倒くさがりな人にも見られる口癖でもあります。

そんな人が「はっきり言って」と話し始めたら、そこから反論したり詳細を話したりはしない方が良いでしょう。

まとめようとしている矢先に違う意見を言われたり、まただらだらと話が続いてしまっても、その人は話を終わらせたいと思っているために、聞く耳を持っていないことが多いです。

まとめられた話に対して何か言いたいことがある時は、できるだけ簡潔に述べることが大切です。

「○○ってことだけは知ってて」「○○なこともあるからね」と、伝えたい用件だけ短くまとめて伝えるだけにその場は留めておくと良いでしょう。

4.自分はなんでも悟っていると感じている

なんでもかんでも「はっきり言って」と話し始める人は、知ったかぶりだったり、なんでも自分は悟っていると感じていることもあります。

「はっきり言ってそれは○○だけどね」「はっきり言って違うよ?」と、上から目線での発言の中で「はっきり言って」を使う人は、自分が全すべて正しいという基準が自分にある人が多いです。

「はっきり言って」はそれから続く言葉を断言する言い方です。

自信がなければ言えないことでもあり、相手の上から発言しているように聞こえる言葉。

それを口癖のように使っているという場合は、これまでの経験や知識から、自分の中で答えが定まっており、それがすべて正しいと思い込んでいる可能性があります。

このようなタイプに異なる意見を言ったり、聞いてほしいとお願いしても無駄なだけ。

話すことは興味あっても、聞くことには興味が持てないのです。

自分の考えと異なる意見を言われた時に「そうじゃない」「あなたは間違っている」という見方になってしまうため、そこでも「はっきり言って」と自分の意見を言いだします。

曲げることをしない頑固な人であり、また柔軟な対応ができないことから、話が通じない相手と感じることも多くなるでしょう。

「はっきり言って」を多用する人の心理を知ろう

「はっきり言って」を単なる接続詞として用いる人もいるかもしれませんが、口癖になるほど頻繁に口にしているということは、そこに何らかの思いが隠されていることが大いに考えられます。

自分の意見を主張したい人もいれば、自分に集中してほしい人、あるいは自分の意見がすべて正しいと思い込んでいる人も見受けられるでしょう。

多くの場合「はっきり言って」を用いる人は、問題や物事に対して答えが明確に出ている人が多く、決めつけや断言が多くなります。

そのため反論したりしても無意味になることが多く、その人が主導権を握る人間関係ができてしまうことも多いのです。