ヒールのある靴やブーツのかかとのゴムなどが急にはずれしまうこともありますし、長く履いていると、ゴムの部分がすれてなくなってしまいます。
今回は自分でできるヒールのメンテナンスや修理をご紹介します。
ヒール修理キットを購入
自分で修理する前に、直したいヒールの先端部分が何mmか調べます。
ピンヒールに近いものを履いている人は大体の場合11mm×11mmの場合が多く、同じサイズがなくても、11mm×10mmでも使用ができることが多いので1mmの差はあまり気にしなくても大丈夫です。
ネットでは、amazonで購入することができ、いくつかセットになっているので、50円から100円でひとペアを修理可能です。
送料が無料の場合が多く、また、万が一に備えて予備が持てるのもいいところです。
100円ショップでヒール修理キットの購入
100円ショップでもヒールの先端を購入できるようになりました。
靴底や中敷きが売っている売り場に並んでいます。
ただ、他のお店と違い、サイズは選べません。
ヒール先端をまずは購入し、その後にやすりをかけたりという作業を自分でします。
この場合、やすりをかけた時にヒールの生地を傷つけないように注意が必要です。
必要な道具って何
一見自分で修理するのは難しそうですが、準備するものも少なく意外と簡単です。
まずは、ニッパーやペンチです。
ヒールの金属の周りに、まだゴムがついてませんか。
その部分を取り去るのに使います。
1人暮らしでそんなの家にない、という人もご安心ください。
ニッパーやペンチは100円ショップで購入することが可能です。
その他には、念のためにボンドや接着剤の用意、肝心なヒール先端部分、先端部分が大きめのサイズを購入した場合は、やすり。
やすりがヒール先端購入時に付属の場合もあるので確認して下さいね。
まずはヒール先端をキレイに
ひっくり返して、ヒールの先を良く見てみましょう。
周りにゴムがまだ付いているのであればペンチやニッパーでキレイに取り除きます。
その後、金属の棒がヒール先端に出てくるので、それをグイグイと力を入れながら引っ張って抜いていきます。
この時にあまり横にしすぎると内部の穴が大きく広がってしまい、次のヒールが取れやすくなるので注意が必要です。
ヒールの取り付け開始
キレイに取り除くと、ヒールの真ん中に穴が残ります。
周りをキレイに拭き、余分な汚れは取っておきましょう。
ヒールの先端部に購入したゴムの部分を取りつけます。
この時にねじが楽々穴に入ってしまうようであれば、接着剤を間に塗っておいた方がいいですよ。
接着剤を塗った場合は翌日まで何もせずにそのまま乾かします。
ちょっとキツイくらいの感じであれば接着剤はいりません。
しっかりと奥までねじが入るように、ハンマーで叩いてもいいですが、力の加減が難しいので、おススメはその靴を自分で履いて、かかとに力を入れてねじを入れ込むことです。
ヒールがしっかりと入ったことを確認
接着剤を使った人は次の日に、使用しなかった人はその場でしっかりとねじが入っているか確認します。
靴を両方履いてみて高さが違うようであれば、反対側も替えるのをおススメします。
ヒールのゴムの部分が大き目のものを買った場合は、やすりで削り始めます。
少しずつ様子を見ながらやすりをかけます。
ヒールの修理完了
接着剤が乾き、両方を履いてみて違和感がなければ、これで完成です。
接着剤の使用により時間は異なりますが、所要時間約30分あれば自分でヒールの修理が可能です。
接着剤を使用する場合は、なるべく少なめにつけるのがポイントです。
多めにつけると、脇からはみ出してしまってゴミがつきやすくなります。
ヒールを自分で修理して長く使おう
通勤やプライベートでも、女性にヒールはつきもの。
だからこそ、しっかりメンテナンスをしておきたいですよね。
100円以下で自分のヒールが直せるなら、浮いたお金で他のことができますし、いいことばかりです。
パンプスからブーツまで、ヒールのあるものはこれで簡単修理ができるのでぜひ試してみて下さい。
ただ、ヒール自体が折れてしまったりした場合は、無理に自分で直そうとせずにお店に頼んで下さいね。
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